人生に悩む君へ

借金で自殺しないでくれよ、本当に。

借金で自殺する人のニュースをみてしまった。まあ、いつもあるよね。こういう事件って。いつの時代も変わらずに借金をする人たちはいて、そして死んでいく人たちがいる。

お金というものは生活するためには必要なものであって、再起するためにも絶対に必要なものです。たかが紙切れだけれど、紙切れのために必死になって、紙切れのために死んでいく。

それがおかしなこの世界では、おかしなことではないのかもしれない。

でも、私はね、「え?借金くらいで死なないでよ」と思うわけですよ。命はどうにもならないかもしれないけれど、借金なんて所詮は借金じゃんか。

だから、死ぬ必要なんてどこにもないのよ。

 

数百万円の借金で死んでいく人たち

 

こう言ってしまっては何だけど、数百万円くらいの借金で「死にたい」とか「もう無理だ」みたいなことを言っている人たちはよっぽど悲観的なのかな、と思ってしまう。

なぜなら、まあ時期にもよるが、私が背負った借金は概ね6000万円から数億円だったからです。

 

自営業者である父親が残した借金はあまりにも多かった。当時大学生の私にとっては意味がわからない数字でした。

だってそうでしょ?普通だったら、返済できない数字じゃないですか。誰が聞いても絶望する数字でしょ?笑

でも、私は今もこうやって元気に生きていて、ブログも更新しています。こうやって借金をネタに記事だって書いていますからね。

だからね、私からすると、「なんで数百万円くらいの借金で自殺するのよ?」と思う。「200万円の借金があって、もう無理だな」と……

みたいなさ、インタビューがあったりするのだけど、数百万円くらいだったらどうにでもできるものなんですよ。アルバイトで返済していっても良いだろうし、ちょっと大変だろうけど、頑張れば返済できない数字ではないのですよ。

私自身の不幸と誰かの不幸を比較して、「お前の方が楽じゃねえか」と言うのはあまり好きではないのだけど、実際そうだったりするでしょ?

 

数千万円の借金とか、数億円の借金を返済していくよりも、200万円とか300万円くらいの借金を返済する方が楽じゃないですか。笑

借金で自殺する人がたくさんいるのはわかるけど、そんなことをする意味も理由もないのよ。

関連記事:借金は若いうちからしちまいな

 

最悪、返済しなくても良いのよ

 

これはみなさん知らないことだと思うのだけど、返済できなくなったら、返済しなくても良いわけですよ。破産してしまえば良いのだから。笑

どれだけ「頑張ります」と言っても、返済できない時にはできないものです。

例えば、飲食店の経営者だったとしてさ、コロナウイルスによる営業自粛命令で営業できなくなってしまったら、まあ借金を返済していくことなんてできなくなるじゃないですか。

だからね、どれだけ頑張っても、やっぱり倒産してしまう時には倒産してしまうものだったりするわけですよ。

 

でも、逆に言えばそれで良いわけです。借金で自殺してしまう人はいるのだけど、借金で自殺するくらいだったら、まずは破産して、そこからまた人生をやり直せば良いだけの話じゃない?

不治の病にかかってしまったのであれば、それは仕方がないのかもしれない。けどさ、あなたはそういう状況じゃないと思うんです。

単純に借金があって、「もうダメだ、借金返せないし死のう……」となる。それくらいだったら、普通に破産してしまって、その後やり直せば良いだけの話なんですよね……。

5〜10年くらいはクレジットカードを作ることができなかったり、特定の職業につくことができなくなるけど、それだけなんですよね。

人生終わりだ」と思ったかもしれないけど、借金なんて返済することができなくなったら、その時はその時でね、日本ではもう1度やり直せる制度がありますから。

日本という国に感謝ですよ。借金返済を諦める仕組みが制度として存在しているのだから。笑

関連記事:借金をどうにかしたいと思っている人たちへ、経験者が語るよ。

 

お金なんてそもそもただの紙切れじゃんか

 

そもそもさ、みんな冷静になって考えてみて欲しいんだけど、お金なんてただの紙切れじゃないですか。政府が「これが日本のお金です」と認定しているから、お金になっているだけであって、

そもそもはただの紙。日本政府が「今日からキッチンペーパーを紙幣にします!」と決めたら、明日からはキッチンペーパーに価値が生まれるわけですよ。

そう考えてみると、借金で自殺するなんて馬鹿馬鹿しくなってきませんか?私たちはこんな紙切れのために生きているわけじゃないし、紙切れのために死ぬわけじゃない。

 

借金が返済できなくなると、真面目な人ほどつらくなってしまう。10年、20年という返済だけの毎日がつらくなってきて、死にたくなる気持ちがわからないわけじゃない。

でもさ、たかだか紙切れでなんで死ななきゃならんのよ。誰かが決めた紙切れぽっちで首吊って死ぬ必要がどこにある?腹が立ってくるよねえ。

 

人間ってね、死のうと思って行動しなければ、どれだけつらくても生きていけるのですよ。うつ状態になっても、パニック状態になっても、死ななければ生きていける。

死んでいるように生きていたとしても、生きている。私にも、「くっそ!なんでこんな人生になったんだ」と世の中を恨んだ時があったけどさ、

生きたもん勝ちじゃない?

生きて、生きて、生きてさ、「どんなもんじゃい」と胸を目を真っ赤にして生きてみようよ。

 

死んだらダメだよ。借金くらいで自殺しないでよね。

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。