コロナウイルスだなんだってごちゃごちゃと言われる時代になってしまった。テレビを付ければ「コロナ」と言われ、電車に乗れば「コロナ」と書いてある。
本当に疲れてしまう。まあ、そんなこともあって、私は普段以上に孤独になっている。笑
フリーランスとか起業家みたいな人たちって基本的には孤独なわけですよ。同僚みたいなものがいるわけではないからね。
最近はYouTuberで「ぼっち」を自称する人が増えてきているけど、本当のぼっちは経営者じゃね?と思っています。学生をやっていたり、サラリーマンをやっていたら、ぼっちじゃないぜ。
でもね、最近は少しだけ孤独が好きになってきたような気もする。

と、コーヒーを飲みながら思った。
孤独のメリットってあるよな
他人の感情に左右されない
他人の感情って面倒です。私はあまり好きではない。いや、好きな時もあるけど、基本的に私は「分かり合いたい」と思っているタイプではない。
だからね、私はできれば他人と距離を取っていたいのかもしれないね。そうすれば、他人の感情に触れずに済むから。疲れるのが嫌だから、何となく避けている。
孤独が好きなのは他人の感情に左右されたくないからだったりもする。
会社に行ったり、学校に行ったりしていると、寂しさを感じない。例えば、経営者だと、せっかくの金曜日にたった1人で過ごすことがほとんど。
世間の人たちは「飲みに行こう」となっているけど、そんな時に私は1人カフェで仕事をしていたりする。でもね、それはそれで好きなんですよね。笑
他人の感情が面白いな、と思うこともあるけど、面倒なこともたくさんある。だから、他人の感情に左右されないという点を考えると、孤独な方が得をした気になることもあるね。
自分と向き合う時間を作れる
自分と向き合う時間って大切なんですよ。いや、別に悩みたいとかじゃないから、何分も使うわけじゃないけど、例えば私の場合は、
「今後は会社をどうしていこうかな」とかね。誰かと一緒にいる時には寂しさなんて感じないけど、その代わりに近視眼的にしか物事を考えられない。
私はもっと遠い未来のことを考えたい。だからね、孤独が好きなんです。孤独な時間があれば、私は考えることができる。考えて考えて、答えを出すことができる。
誰かに意見を求めたり、誰かと騒いだり、誰かと合コンしたり。そんな夜も楽しいのかもしれない。
でも、それだけじゃダメなんですよ。1人でじっと考えている時間が大切なんですよ。
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歪んだ感情を持ってしまっている
この前、私の母にこの話をしたら驚かれた。
「あのさ、何かわからないんだけど、デニーズみたいなファミレスで家族連れがたくさんいて、その中で1人でご飯を食べていると、何だか得をしたような気になってしまうことがあるんだよね」という話。
母は「不思議だね、どういう感情?」と言ってきた。いや、私にもよくわからない。私だって、別に好きでこんな感情を持ったわけではない。
でも、なぜかどこかで孤独を求めているような気がするんですよね。ファミレスで過ごす家族たちを羨んでいるわけじゃなくて、むしろそんな家庭もあって素晴らしいよね、と思う。
ただ、私はどこかで孤独を求めていて、そんな3人とか4人とかで集まっていると、私自身は1人で良いな、と思ってしまう。
孤独が好きになってきたのがなぜなのかはわからない。それは私の心が成熟したとかそんなものではなくて、何か私の経験とか体験がきっかけになっているような気がする。
まあ、私の場合は大学生の頃に父親が突然亡くなったという人に伝えたい事でも書いたけど父親が亡くなって母親と2人の生活になったというのもあるのかもしれないね。
そこからは良い意味でも悪い意味でも「孤独」を求めているのかもしれない。孤独である方が結果的にリスクが少なくて、自分が楽をできる、と打算的になっているのかもしれない。
自分1人だったら、別に何でも良いじゃないですか。
例えばそこらへんの道端で死んだとしても、誰かに踏みつけられていたとしても、それで良い。でも、誰かと一緒になってしまうと、その人が死んだ時に悲しまなきゃいけなくて、その人が悲しむ姿を見なくてはいけない。
そういうことを全てにおいて想像してしまっているのかもしれないね。幸せじゃなくて、不幸せを少しだけ想像してしまう。
だったら、1人の方が楽で、だからこそ孤独が好きで、孤独だったら基本的に失うものはなくて、何か目に見えない「流れ」から外れたような気分になる。それが好きなのかもしれないよ。
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1人も1人で楽しいものよ
誰かと一緒にいる時間も素敵だと思うよ。でもね、たまには1人になってみても良いんじゃないかな、と思う。
何か驚くほどのスピードで歳を取っていくじゃないですか。この前まで10歳くらいだったような気がするのに、気がつけばアラサー。笑
私もビックリです。「あれ?ワープでもした?」と思うよね。でも、それは私やあなたが「1日」という単位を消費してしまっているからじゃないかと思う。
消費していくだけの毎日は記憶に残らない。記録にも残らない。でも、1日1日をしっかりと意識していくことができれば、もっと時代が進むスピードは遅くなるんじゃないの?
私はまだまだ置いていかれている気がする。時間、光に押されて押されて、気がつかないうちに未来という現実に到着してしまった気がする。
そうやって死んでいくのよ、きっと。
だからね、孤独な時間もたまには作ってみて、自分と向き合って、自分という人間を知ってみたら良い。
1人は1人で楽しいもんです。孤独が好き、なんて言うと、何だか格好つけているような気もして気持ち悪いけど、孤独は孤独で必要じゃないかね。
誰かとの依存の中で生きていけない人が増えている今、この時代であえて1人になってみようよ。
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