就活や転職の面接で「苦手な人との付き合い方」を聞かれることがありますよね。
これって聞かれたらなんて答えるのが正解なんだろう?
そんなこと聞いてどうするんだろう?って正直思っちゃう笑
何を見られているか
協調性を見てる
まず苦手な人との付き合い方を質問されている時に見られているポイントは「この人は職場に苦手な人がいたらどういう対処をするのか」というシンプルなところだと思います。
会社に苦手な人がいたら会社を辞める、なんて簡単にできるものではないので、「苦手な人が同僚にいたとしても、仕事を続けていくための工夫をしていくことができるかどうか」というところを見られているんでしょう。
でも私は会社に苦手な人がいたので仕事を辞めてしまった過去があります笑
今となっては笑い話だけど、当時は胃腸炎になるほどその人に悩まされていたし、会社に行くのもお腹が痛くて、さらにはどんどん対人恐怖症のようになってしまっていて精神的に病んでしまっていました。
だから本当にストレスがやばくなったら会社なんてとっとと辞めた方がいいと思ってる派なんですよね。
これを面接で言っちゃったらダメだとは思うんだけどね笑
内容よりもコミュ力を見てる
実際でも苦手な人との付き合い方なんか聞かれても、気の利いた解答なんてそうそうできないじゃないですか。
だいたいが「相手に気づかれないように、当たり障りなく一緒に仕事をしていけるよう努めます」とかそういうところに落ち着くと思うんですよね。
結局質問の方が王道な質問だと、解答だってシンプルなものになってしまうものでしょう。
じゃぁ何を見られてるか、というと内容はどうでもよくて
「きちんと受け答えをして、コミュニケーションをとることができる人かどうか」という部分を見られているんです。
面接官と普通に楽しい会話ができればそれでよしとなることもあるでしょう。
「話が通じるかどうか」っていうところを見られてることって面接ではよくあることだと思うので、緊張すると思うけど「その人との会話を楽しむ」ということができれば解答内容はそこまで重視されていないんじゃないかなとも思いますね。
求められる模範解答
苦手な人との付き合い方を聞かれた時の模範解答は仕事によっても変わってくるのかなと思っています。
例えばチームワークに重きを置かれるような仕事だったりすると、「苦手な人がいても、チームの空気を悪くしないように、全体でフォローしながらやっていく」みたいなことが求められるでしょう。
逆にエンジニアみたいな成果至上主義の現場だったりすると、苦手な人がいても、一番大切なのは仕事をスピーディーに仕上げることが求められると思います。
その仕事において「人間関係がどれほど重要視されているのか」ということから逆算して模範解答を導き出せばいいんじゃないかな。
そうしたら多分「面接官が欲しがってる答え」みたいなのは自ずと見えてくると思います。
といっても、就活の場合は働いたこともない現場の仕事内容を想像しなきゃいけないわけで、結構難しい問題だとは思うんですけどね笑
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苦手な人とは本当は付き合いたくないよね
でもさ、実際問題仕事場に苦手な人がいたらその仕事を続けるのって難しいと思うんですよ。
私自身それで一度仕事を辞めているわけだしね。
昔は一つの会社に生涯勤めて、定年退職で退職金をもらってそのお金で老後を過ごす、みたいな人生が王道パターンというか、人生のモデルケース的なものだったのかもしれない。
でも今は転職だって平均したら3回以上みんなするものだし、フリーランスとして働いている人も結構珍しくなくなってきていて、私みたいにブログを書いて生活している人もいるわけです笑
そう思うと、無理にストレスを抱えながら一つの会社で頑張る必要はない世の中になってきているんですよね。
会社だって一個人の人生を保証することができない世の中なんだから、個人だってもっと自由に生きてみていいんじゃないのって思うわけです。
そう考えたら「苦手な人との付き合い方」を面接で聞いてくるような会社って、逆にちょっと時代遅れなんじゃないの?なんて思ってしまう。
コミュニケーション能力を見ているなら話のネタとしてはいいのかもしれないけど、苦手な人との付き合い方を聞いて、その解答内容で採用するかどうかを決めているような会社は、なかなか古い体質だなって思っちゃいますね。
模範解答を考えて、面接対策をして、その会社に自分を合わせていく、って言うのも確かに大事かもしれない。
でも自分をあまりに偽りすぎて、会社に気に入られようとすることが先行してしまうと、その会社で長く勤めることはできないんじゃないかなって私は思うんです。
できれば自分の意見もしっかり言えて、それを受け入れてくれるような会社で働きたいよね。
そういう会社が見つからないなら、自分で事業を起こしたりしてみてもいいんじゃないかな、なんて思いますよ。
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では今日はこのあたりで。