人生に悩む君へ

誰かに相談したい、という自分から抜け出すところから始まる

誰かに相談したい、という人ってたくさんいるんですよ。もうね、相談したいという人で世の中溢れている。

そう思ってしまうほどに、例えばこのブログだけでも何件も相談のメールとか質問とかが来るわけですよ。

自分だけだわ」と思っている人が多いのですが、そうじゃないんですよね。本当に多くの人が相談にきたがっているというか。

そういう内容のメッセージが多いのです。

でもさ、誰かに相談したい、という自分から抜け出さないと、結局何もできないと思うんですよね。

相談をしても、意味がない。厳しいけど、そう思ってしまうよ。

 

相談したい、という人が間違えている部分

答えを持っている人はいない

相談したい、と考えている人って、「これが正しいよ」という明確な答えを誰かが持っていると思っているんですよね。

でも、答えを持っている人物なんてどこにもいないわけですよ。何なら、数学じゃないから、明確な答えがあるものの方が少ない。それが人生です。笑

だから、相談したい、と思うかもしれないけど、答えを持っていないのだから、そもそも相談をする意味がないんですよね。

AとBで迷っていて……」なんて相談をしてくる人も多いけど、どっちが正解か?なんて私にはわかりません。

私が明確な答えを持っていたら、このブログでも、YouTubeでも教えてあげよう、と思うけど、そうもいかないのよね。笑

誰かに相談したい、と思ったところで、誰もあなたが求めている「答え」なんて持っていない。自分で考えて行動するしかないのよ。

 

努力の時間を削っている

誰かに相談したい、と思っている人には「時間感覚」が抜けていることが多いような気がするんですよ。

相談する時間って、前に進んでいるようで全く進んでいないんですよね。例えば、「歌手になりたいんだけど、どうすれば良いかな?」と相談したいとしよう。

この時、どれだけ時間をかけようが、どれだけ有意義な話をしようが、1mmも前進はしていないんですよね。

誰かに相談している時にはスッキリするだろうし、何だか意味のある時間だったような気がしてしまう。

私にもそんな時代があった。笑

誰かに相談して、「そうだよね!明日から頑張ろう!」なんて思うのだけど、数日も経過すると、もう最初の状態に戻っていました。悩むことが楽しくて悩んでいるような状態だったな、と。

あの時は「俺だって真剣に悩んでいるんだ」と自負していたけど、振り返ってみると中途半端だったんだな、って。

でも、実は無駄な時間で、努力をする時間を削って相談をしているということなんですよ。

自分の時間も相手の時間もね。

関連記事:相談されやすい人って他人に時間を奪われてますよ

 

誰かに相談しても意味がないな、と悟った

 

私も前までは誰かに相談したい、と思っていました。例えば、「留学しようか迷っている」みたいな時なんですよね。

あのさ、俺、留学しようか迷っているんだけどどう思う?」なんて留学を経験している人に相談していました。

相談してみると、「え?行ったら良いじゃん」の一言で終わって、「なんでその一言で終わるんだよ」と当時は思っていたんですよね。

でも、今思うと情けない話でさ、「でも、色々事情があって……」とか言い訳していたんですよね。

サラリーマンになった時もそうだった。「自分で事業をやっていきたい!だから就職しようか迷っている」とは言うものの、単純に自分の覚悟が決まっていないだけで……。

うん。まあとにかく情けない状態だったな、と。

就職か起業か?と悩む人たちへ。という記事では私が自営業でやっていく時の葛藤みたいなものも書いているのでぜひ。

話は戻るけど、でね、まあ本当は誰かに相談しても意味がないんですよ。自分の人生のことを他人に相談して、「それで良いんじゃない?」と言われれば安心するかもしれない。

でも、他人が「正しい」と思ったことが正しいとは限らないし、地球上の全ての人が否定したことが正しいことだってある。

例えば、飛行機がない時代に、ライト兄弟が「俺は空を飛べる飛行機というものを開発するんだ!どう思う?いけると思う?」と他の誰かに相談したところで、

は?普通に働け!バカが!」と言われるだけでしょう?そうなんですよ。何でもそうなんだけど、誰かに相談しても意味がないことばかりなんです。私たちの悩みって。笑

結局は全てが自分だから。

誰かに相談したい、という自分から早く卒業しないと、何もできずに人生は終わっていくのですよ。

関連記事:人生なんて何とかなるものだよ、と若い頃の自分に言いたいんだ

残された時間は何日なのだろうか?

 

私の父親は早くに死んでしまった。突然死。到底死ぬような年齢ではない歳でこの世から去った。

だからね、残された側の私はその時からずっと、「あと何年生きられるのだろうか?」と考えてしまうんですよね。

残された時間、残された命はどれくらいあるのだろうか?と。

私の命なんてどこかで終わる。いや、あなたも、道端の猫も、美人女優もどこかのタイミングで死ぬ。

そう思ったらさ、「時間がある時」なんてないんですよね。

誰かに相談したい、と思うのは仕方がない。私だってその感情自体を持つことはある。

でも、そこを我慢して、自分の努力が努力する時間に使った方が良いのよね。

誰かに相談したところで、自分の人生なんて変わらないよ。変えたいな、と思っている間にいつの間にか意識がなくなっている。

それがきっと人間なんだよ。それくらい人生はあっという間に終わってしまう。

 

私は知っているよ。自分の人生があっという間に終わってしまうということを。でも、それは悲しいことじゃない。

わかっているからこそ、誰かに相談する時間を削って、前進しているような気がする。失敗したらしたでまたやり直せば良い。

違うかな?

関連記事:人生がつまらない?楽しくするための努力をしてるのか

ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。