人生に悩む君へ

思い出すと眠れない失敗を今年は作ろう、という積み重ね

思い出すと眠れない失敗って誰にでもあるものじゃないですかね?

学生時代だったらさ、例えば私の場合は「文化祭ライブでの大失敗」という経験があります。

あの経験は本当につらかったね。「Greenday」というアメリカのバンドの「HOLIDAY」という曲を演奏したわけですよ。

練習の時には何の問題もありませんでした。でも、いざ文化祭ライブになって、HOLIDAYのソロギターパートを弾いてみたら、頭が真っ白になってしまい、

変な音をライブ会場に響き渡らせてしまったんですよね。笑

あれはね、顔から火が出るほど恥ずかしかった……。

あのライブの夜は本当に思い出すだけで吐き気がするほど嫌だったね。でも、そんな経験にこそ意味があるんですよ。

人生ってそういうものでしょ?

失敗を恐れる私たち

 

私たちは基本的に「失敗したくない」と思っています。もちろん私も。きっと、あなたも思っている。

例えば、会社で大事なプレゼンがあるとしよう。このプレゼンに社運がかかっている。

そんなプレゼンがあったら、「ガタガタガタ」と震えが出るほど緊張するよね。少なくとも私なら逃げ出したくなるくらい緊張するし、失敗したくないと思ってしまう。

まあ言ってみたら失敗したくないのは当然だったりするわけですよ。だって、お金だけ、地位だけを考えれば「失敗なし」で進んで行った方が得ですからね。

学校でも、職場でも、「失敗は良いことだ」とは言われないでしょう。「このプロジェクトを成功させろ」と言われることはあっても、「失敗しろ」なんて言ってくれる会社や上司はほとんどいないと思う。

そんなことを言ってくる上司がいたら、だいぶその人は変わり者で、社内でも、「あの人はちょっと変わっているんだよね〜」なんて陰口を叩かれているだろう。笑

本当は泥臭くて、赤面するような失敗にこそ意味があると思うのにね。そういう失敗を私たちは許されていないというかさ。

そういう社会、世界で生きてきてしまったから、「失敗」という2文字に恐怖心を持ってしまった。いつのまにかね。

思い出すと眠れなく失敗なんてできればしたくないけれど、どうやったってしちゃうじゃない?

私もあなたも心臓がバクバクと動いて、酸素を吸って、肉を食べ、米粒を食べているただの人間だからさ、どうやったって失敗してしまう。

だからね、別に失敗を恐れる必要なんてないし、思い出すと眠れない失敗をたくさん作ってしまった方が良いわけです。

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思い出すと眠れない失敗が自分を強くする

 

思い出すと眠れない失敗なんてしたくない。普通はそう思うよ。

でも、それほどの失敗をした方が自分は強くなっていくような気がするんです。

もっと若い頃は思いませんでした。自分を偽って、強い自分を作り出して、そうやって強く生きていくことだけが正しいと思っていました。

特に中学生とか高校生の時なんて、周りの人にそこまで心も開けません。

だって、少し油断したらいじめられることだってあるし、他人からの評価が変わってしまったら、今の生活が崩れると思ったから。

だから、失敗が怖かったんですよね。とにかく、周りからみて「完璧な自分」でいようと努力していたような気がする。だって、怖かったんだもん。笑

今はこうやって「怖い」と主張することができるけど、当時はもっと若くて、そんなこと思えなかった。

でもね、この年齢になってみて、何度も失敗するわけですよ。話した知識が間違っていることなんて何度もあったし、私が考えたビジネスがこけてしまったこともある。

もうね、数えたらキリがないくらい恥ずかしい思い出があります。私が作った昔のチラシとかもいまだにあるのだけど、

はい?これ何伝えたいの?」と今は思いますもんね。その当時は自信しかなかったけど、今思うと超恥ずかしい。

でも、そういう恥ずかしい体験とか、思い出すと眠れないような失敗を積み重ねていくことで、だんだんと強くなる。

 

精神性が変わったとは思えないけどね。私は善人でもないし、他人のことを悪くいうことだってあるし、嫌いな人だっている。

そこは何も変わっていないのだけど、うん。

強くはなっているんですよね。思い出すと眠れない失敗があればあるほど、私は傷つく。でも、傷ついたらそこがかさぶたになって、治ったら少しだけ強くなって、

また生きていけるようになって。そんな連続性の中で生きているような気がするんですよ。

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今年もたくさん人から笑われよう

 

私はね、笑われる人間が1番強くて、面白いと思っているんですよ。思い出すと眠れない失敗なんてものをしてしまった時には、周りの人はみんな「あいつどうしたんだ?」くらいに思っているわけですよ。

私だったら、すぐ顔が赤くなってしまうから、恥ずかしい思いをする。笑

バカにされて嫌な気持ちになって、思い出したくもなくなる。

でも、思い出すと眠れない失敗を1つ、2つと積み重ねていきたいな、と今年は思っています。

 

失敗しない限り、面白いものも生まれないしね。

今は景気も悪い時代ですから、私がやっている他の仕事に関しても少し大変な感じです。この少子化の時代、さらに政府の意向もよくわからないしね……。

 

だから、大変なことは大変です。でも、失敗を積み重ねていかないとね。

今年もたくさん笑われていこうと思う。思い出すと眠れない失敗を何度も何度も繰り返していくうちに、私たちは強くなっていくのよ。

今年は何度笑われることができるだろうか。何度、失敗することができるのだろうか。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。