人生に悩む君へ

何者にもなれない不安を一生抱えて生きていくなら、正しい人生を捨てた方がマシだ

ある程度の年齢になってくると、「自分は何者なのか?」と考えると思うんですよ。いや、もしかしたら、中学生くらいでも考える子は考えるかもしれないけどさ。

まあね、基本的にはみんなレールの上を周りの人と同じように走ってきていると思うわけ。そうすると、どこかで思うの。

あれ?このままだと何者にもなれないまま人生終わるじゃん」と。そうやって眠れなくなる。不安になって、不安になって、焦るわけ。

でも、何ならそんなことに気がつくのは50歳とか60歳とかだったりして、「あれ?俺もうやり直せないんじゃね?」くらいに思う人もいる。

だからね、そうならないためにも、正しい人生を捨てて、自分の好きなように生きた方が良いのよ。死ぬ気で。

 

何者にもなれない?そりゃそうよ

 

何者にもなれないのは当然のことでもある。人類が10000人だとしたら、何者かになっている人なんて1人もいないくらいじゃないかな。

それくらい稀有な存在なんだよね。だって、何かで有名になったり、名を残したりするのって凄く難しいことだもん。

例えば、「会社を上場させる」という夢を持ったとしても、それを叶えることができるのは、ごく少数。

現在の上場企業の数は約2000社程度。つまり、現段階、存在している会社だけで考えると上場企業の創業者はたった2000人しかいないということになる。

何者かになる、ということがどれだけ難しいのかがわかるよね。だいたいの人は「目指す」ということが目標のようになっている。

 

いつか起業してやる」とかね。でも、そこが目標じゃないんだよね。そんなものは当然乗り越えるべきものであって、「サラリーマン辞めようかな?どうしようかな?」なんてことよりも、その後の方が全然重要だったりする。

何者にもなれないまま人生が終わる人がほとんどなのです。その中で、自分の名前が歴史の教科書に乗ったり、街で知らない人に声をかけられるようになる?

どれだけ難しいことなのだろうか。

何者にもなれない恐怖を感じるかもしれないけど、それが当たり前なのよ。あなたも私も何か行動をしない限りはずっとその「無名の匿名さん」からは抜け出せない。

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正しい人生を捨てる覚悟を持て

 

まあさ、私だって元々は大企業に入社して、平均年収だって1000万円くらいはある会社だったわけです。

そのまま普通に行っていれば、幸せな家庭が保証されていたと思うし、豪華な家に住むことが確定していたでしょうね。

コリドー街なんて行った時には、もう色々な女の人が寄ってたかってきたのかもしれない。

そのレールの上を走っていれば、何の問題もなかった。でも、私はそこから外れたんです。

だって、それよりも私は「何者かになりたかった」から。いや、そこが目的ではないのかもしれない、最終的には。

でも、何かで有名にならなければ、自分の言葉や考えを発信することだってできない。何者でもない人が「私にはこんな素晴らしい主張があるんです!」と言ったところで、誰も聞かない。

世界は振り向かない。世界を変えることはできない。

だからね、何者かにならないといけないわけです。

私は正しい人生を捨てました。普通に働いて、普通に結婚して、普通に子供をもらって、普通に暮らす。そんな幸せもあったけど、それでは何者にもなれないまま私の人生が終わっていく。

 

父親が突然死した時、私は「天国まで私の名が届くように頑張るから」と誓った。あの気持ちを今も忘れたくない。誰にも言っていないけど、そんなことを思っていたんだよね、当時から。

起業家だった父親の背中を見ているからこそ、こうやって頑張っているのかもしれない。父親が突然死したこうやって自分の名や存在意義について考えるかもしれない。

それはわからない。でも、私は正しい人生を捨ててでも、私の道を歩いていきたかった。

正しい人生とか、周りから評価されるような人生が正しいわけじゃない。自分が「生きているな〜」と感じる人生こそが最高の人生なんよ。

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中途半端に生きるのをやめてみようか

 

中途半端な時が1番悩みが多いんですよね。例えば、私の周りに「起業はしたいけど、顔は出したくない」という人たちがいる。

そういうこだわりがあるのもわからなくはない。でもさ、「何かが成功する」ということは、顔が出るということだと思うんですよね。

中途半端な時って、色々と守るものが多いから疲れる。本人も周りもね。逆に振り切ってしまえば、何も悩みなんてなくなるのにね。

 

何者にもなれない人生が怖い、と思っておきながら、心の奥底では「有名になるのが怖い」なんて気持ちもあるでしょう?

でも、それでは結局何者にもなれないまま人生が終わるわけですよ。

何かに怖がりながら生きてみても、あなたが置かれた環境は変わらない。あのさ、「何者かになりたい」と思って人生をかけてきている人たちが何人もいるのに、その中で何者かになれるわけないのよね。

 

中途半端な状態から脱して欲しい。何者にもなれないまま私の人生が終わるなら、正しい人生を捨てた方がマシです。

たった1度しかないんだよ、人生は、命は。生まれたと思ったら、次の瞬間にはもうあっちの世界に行ってしまう。そういうものなんだよ、人生は。

前に進もう。何者かになろう。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。