辛いことを楽しむことができたら、私の人生はもっと楽しいのになとか、辛いことを楽しむことができたらもっと楽に生きられるのにな、と思っている人が実は多いんじゃないかね。
生きることって意外と大変だったりもするじゃないですか。生きているだけで苦しい、なんてことは言いたくない。
でも、辛いことはやっぱり起こるもので、等しくどんな人でも辛いことは怒ってしまうわけでさ。
だからこそ、そんな時に辛いことを楽しむことができたら良いな、と思うんですよね。辛いことを楽しむことができたら、この先どんなことがあっても生きていけるじゃないですか。
死にたくなるような夜も、寂しくなった雨の日も、私たちは生きていける。
辛いことが辛い理由を書いてみよう
辛さの切り取りをしているから
辛いことが辛いのってさ、辛さの切り取りをしているからだと思うわけですよ。
楽しいことはきっとたくさん起きている。それにも関わらず、私たちは「辛いこと」だけに光を当てるでしょう?
だから辛いわけよ。そのことしか頭にないから。
辛いことを楽しむ気持ちがあればもっと変わってくるのにそれが出来ない。辛いことだけを考えてしまうんですよね。
例えば、明日受験があるとしよう。辛いよね。でも、明日の受験のことだけじゃなくて、「その後の大学生活」のことを考えることができたら、それはそれで幸せじゃないですか。
雨の日に次にやってくる晴れの日を想像することができたら、幸せだよね、と思うんです。
辛いことを楽しむということは、未来を見るということでもある。幸福な未来を見るということね。今の辛い現実に目を向けるのも大切なことだけど、
それだけじゃ辛いよ。
永遠に続くと思っているから
辛いことを楽しむことなく、ただ「ああ、こんな辛いことがずっと続くのか」と思ってしまっていませんか?
まあね、わかるのよ。私の父親が私が大学生の時に死んでしまった時、最悪の状態でした。
ずっと続くような気がしてしまうんですよね。お風呂の水を使うのももったいないな、と思っていたレベルだったから、私は当時、ちゃんとお風呂にも入っていませんでした。
大学生なのにね。華の大学生だったけど、全然華っぽい感じではありませんでした。お風呂にも入っていないし、お昼は100円くらいのアジフライだけ。
それに白ご飯。後は「どうすれば借金を返すことができるだろうか?」と考える日々の連続でした。そんな連続する日々の中で生きていると、「これが一生続くのかな?」と息苦しくなる時があるんですよ。
でも、それは私が「永遠に続くもの」と思っていたからです。辛いことを楽しむためには、「今が辛いだけなんだ」と思うことも大切です。
永遠に続く痛みを耐えることはできないけど、いつか終わる痛みを耐えることはできるのが人間です。
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辛いことがなければ私の人生は面白くない
もしも辛いことなんて何もない、平凡なだけの幸せな毎日だったら、私の人生はきっと面白くない気がしているんですよ。
みんなもさ思い返して欲しいんだけど、学生時代の仲間と扱って話すことって何?
「佐々木先生から褒められたんだよね〜」とか話す?それで笑える?
違うよね。
「高校3年間の部活って地獄みたいに辛かったよな!先輩の竹下とかもうざくてさ…」みたいな話で盛り上がるじゃないですか。
で、なぜだかそういう話こそ覚えているし、何なら楽しかったりするんですよね。
つまりね、辛いことがなければ楽しくないわけですよ。私の人生はそういう面白い話をたくさん作るためにあると思っています。
例えば、私がベルギーで14万円が入った財布をスられたのも最高の思い出です。その時には、「もう最悪や……」くらいに思っていたけど、今となっては最高の思い出。
父親が亡くなったことを「最高の思い出」とは言いたくないけど、辛い人生だからこそ、私は面白く生きられるような気がしているんですよ。
何もないただの平凡な毎日だったら、生きている実感もないしね。私って、「あ〜辛い」と思う時にこそ、「生きているな」と感じる性格でもあったりするんです。
真性のドMだったりするのかな。笑
だから、これで良いんですよね。辛いことを楽しむ、ということをどれだけ実行できているのか?なんてわからない。
でも、少なくとも私はそういう「辛そうなこと」を拒否したくはないんですよね。
そこに面白さがあると思うから。
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辛いこととかしんどいことをあえて実行する
私はね、やっぱりこれから先も辛いこととかしんどいことをあえてやっていこうと思うわけですよ。
面倒なことに幸せを感じるのが人生じゃないかね。でも書いているけど、面倒なこととか辛いことにこそ幸せを感じるものだったりするのよ。
例えば、私は「旅系YouTuber」でもあったりするので、アマゾンとかアフリカにもいってみたいですね。
日本人があまり行かないところだと、「うぉ!?どんなとこ!?」と気になったりもすると思うので。
実は私、中東らへんの砂漠気候みたいなのが苦手なのでちょっと不安だったりもするんですけどね。ドバイに行った時には割と辛かったし。
でも、辛いことを楽しむのもまた人生じゃないですか。
アマゾンのどっかの村で野垂れ死んだらそれはそれで私の人生だったということですよね。
死にたいわけじゃないし、危険なことをやりたいわけじゃない。
ただただ「人生を楽しみたい」というだけなんですよ。そのためにお金が必要ならそれも稼ぐし。
辛いこととかしんどいことでも楽しんでみよう!と思うことができれば、辛いことを楽しむのはそこまで難しいことでもないと思う。
数年後死んでいたとしても、私はやっぱり私らしく生きていたいし、面白いことを続けていたい。そう思うんですよね。
ま、父親よりは長生きしたいけどね。笑
父親より長生きしつつ、辛いことを楽しむ。それが今の目標かな。何でも楽しむしかないんよ、人生なんて。
無駄口叩いている間に終わっちゃうからね。精一杯生きなきゃ。
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