スモハラって知っています?上司によりスモハラ。スモークハラスメントのことなんですよね。まあ、要するにタバコを吸う上司とかがいて、煙全般に迷惑することです。
昔は男性の半数くらいが吸っていましたが、今は時代の移り変わりと共に喫煙者の数も減ってきています。
でも、やっぱりそれでも喫煙者はいるんですよね。スモハラをしている人って自分では自覚がないと思うんですよ。
だから普通に吸うんですよね。「吸っていいですか?」なんて言って涼しい顔をして吸うわけでしょう?
そんな相手とは戦った方が良いのです。
スモハラ上司への不満を書いてみる
勤務時間が短い
スモハラ上司ってさ、そもそも普通の人と比べると勤務時間が短いんですよね……。
1度の喫煙で最低でも10分は使います。1時間に1度吸う人ならば、7回は休憩のために吸っているので70分間はタバコの時間に使っているんですよね。
1日1時間以上も普通の人と比較して勤務時間が短いのですよ。
他人のことなんて基本的にはどうでも良い私だけど、経営者として考えると「これはやっぱりやばいよね」と思う。他の社員から不満が漏れるだろうしね。
「あの人はタバコ休憩ができるんだから、私も同じくらい休む」という感じになってくるじゃないですか。そうなってきたら、勤務形態そのものが崩壊してきてしまうからね。
言っておくけど、電子タバコでも同じですよね。まあタバコよりはマシですけど、やっぱり休憩時間という観点から考えると同じ。
帰ってきた後が臭い
帰ってきた後が臭いんですよね。これがまさにスモハラだと思うよ。タバコを吸っている人って自分がどれだけ臭いのか?を理解していないんですよ。
だから普通に吸って普通に席に座る。でも、座ると臭いが隣の人にまで行ってしまうんですよ……。「何この臭い……」と誰でも思うような感じ。
私も神経質な上司がいるなら退職しましょうで書いた神経質大先輩が喫煙者だったので随分と苦労しました。
営業先に行く時も、「ちょっと吸ってからいきましょう!」から始まって、「吸ってからすぐ行くとバレるので5分おきましょう」みたいなわけのわからないことを言っていました。
ああ、思い出すだけで腹が立つ。だったら吸わなければ良いのにね。私には説教臭いことを言うくせに、奥さんに隠れてタバコを吸っているという小学生のような人だった。
受動喫煙
受動喫煙が嫌なんですよ、私は。タバコを吸っている人が勝手に自分の肺を汚して勝手に寿命を縮めるのは自由ですよ。スモーカーズフェイスになってくれれば良い。
でも、それを他人に強制するのは上司によるスモハラ以外の何者でもないのよね。
タバコを吸った人ってさ、吸った後も最低8時間程度は一酸化炭素を口から吐き出し続けているんですよね。これ、知らない人も多いでしょ?
外で吸ったから良い、というわけでもないんですよね。タバコを吸う人、そのものが害悪だったりする。
上司からスモハラを受けていても、当の本人は気が付いていなかったりする。もはやタバコやニコチンというものに鈍感になってきているから。
それにタバコの吸い殻は捨ててしまう。だから、自分がどれくらい吸っているのか?とか、どれだけニコチンに依存しているのか?ということを体感できないんですよね。
ペットボトルに吸い殻を貯めてみてください。凄いことになるから。
上司のスモハラもこれからは時代遅れになるかな
2020年4月からは飲食店において基本的にはタバコが吸えなくなるんですよね。本当にね、これは素晴らしい取り組みですよね。
喫煙専用の部屋が設けられることはありますが、基本的には飲み会の場で吸うことができなくなるんですよ。だからね、上司のスモハラに耐えるのも少しの時間なのかな、と思っています。
ほら、串カツ田中とかはほとんど全店舗を禁煙にしたんじゃなかったかな。
ただ、街を歩く時には大変ですよね。だって、飲食店で吸えなくなったら、その分路上喫煙が増えるだろうから。酒に酔った人たちが路上で吸うようになりそうだよね。
あと、喫煙所が今よりももっと混んでしまうことが予想されるので、そうなってくると喫煙所にそもそも入れなくて外で吸ってしまう人が増えるよね。
飲食店に対しても、「禁煙にすれば客は増える」と謳っているけれど、どうなのだろうか。今は禁煙店が珍しいから、客が増えるだろうけど、
今後は厳しいかもしれないよね。実際、最初は好調だった前述の「串カツ田中も」串カツ田中、全席禁煙で副作用 既存店前年割れ初の4カ月連続という感じで売上が落ちてきている。
そうだよね。喫煙者の割合は少ないかもしれないけど、喫煙者を含むグループの割合は凄いから……。
そうなったら、世論が変わってきて「タバコが吸える広めの居酒屋も必要では?」となってきそう。どうなのだろうか。
上司のスモハラがなくなるかもしれない、と思うと嬉しいけれど、そんな簡単な話でもないんじゃないか?と思うこともあるんですよ。
タバコを吸う人がいること自体は別に良いよ。でも、公共の場で吸う必要ってないんじゃないかな?と思う。
健康診断で「COPDですよ」と言われてからじゃ遅いんですよ。息が吸いにくくなってからでは遅い。タバコは有害物質の塊なのだから、今すぐやめるべきだと思う。
難しいけどね、やめるのは。
私が嫌いなスモハラあるある
吸っても良い?
居酒屋とかでありがちなんですよね。男性が言うことが多いんですけど、「吸っても良い
?」と聞く時には既に箱からタバコを出しているわけですよ。
何ならライターで火をつけようとしている人すらいる。「それ、聞く意味あります?」と思ってしまうのよね。
しかも、こういう男性って実は男性には聞かないんですよね。女性にだけ「俺はタバコを気にするスマートな男だぜ」と主張するために女性に聞くわけですよ。
私の上司もスモハラさんがいましたけど、その先輩なんて、男性だけの時にはタバコを吸うのに若い女性社員がいるとタバコを吸いませんでしたからね。
「嫌いだわ〜」と思ったものです。上司のスモハラなんて許さなくても良いんですよ。まあこれからは飲食店では吸えなくなりますけどね。
吸おうとしている人がいたら、「いや、私無理なんで帰ってもらっても良いですか?」くらい言って欲しい。
しばらく吸わないとイライラする
上司のスモハラって精神的な部分のことも入っていると思っています。上司がイライラしているな、と思ったら実はそれが「ニコチン切れのせい」だったということもあるんです。
タバコを吸っている人ってなぜだかわからないけど、
- 俺は依存していない
- ニコチン切れでイライラしない
と主張するんですよ……。でも、実際にはイライラしているし依存していると思うんですよ。だって、そもそもニコチンには依存性があるし、何なら大麻よりも依存性が強かったりするし。
ニコチンが足りないからイライラしている人を何人も見てきました。例えば、お昼にステーキとコーヒーが出てきたら、吸いたくなるでしょう?
でも、そこでもしも吸えなかったらずっとイライラしているわけですよ。何となくモヤッとしてしまって、ずっとイライラする。
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タバコにパカパカ吸っている上司なんて信用できない
そもそも私はタバコを吸いまくっている人を信用していません。あ、でもね、あれですよ。
「ガンになりたいし、早く死にたいし、認知能力を低下させたいし、うつ病にもなりたい」みたいな、そういう不思議な人だったら良いと思います。
「どうぞ吸ってください」と思う。でも、多くの人は「彼女ができたらヤメようと思うわ」とか「子供ができたらな」とかさ、そういう言い訳で逃げているんですよね。
「禁煙したこともあるんだけど」とは言うものの、いつもストレスが溜まりそうな直前には吸ってしまう。プレゼンの前になると緊張をほぐすために吸ってしまう。
飛行機に乗る前に吸ってしまう。仕事が終わったら吸ってしまう。そんな上司を尊敬できるだろうか。
やめたい、と思っているならさっさとやめて欲しいよね。上司のスモハラにはこれからの時代、厳しくなってくるんじゃないかな。
ほら、星野リゾートとかさ、喫煙者を採用しないようにしているよね。「極端だわw」みたいなことを言っている人もいるけど、それは病気になったことがないから言っているだけなんですよ。
というか、「タバコくらいでwww」と言っているその状態こそが依存状態だと思うんですよね。だって、喫煙者の脳内では「タバコ=水」と同じような存在になっているわけですから。
上司のスモハラとは戦うべきなんですよ。上司のスモハラによって吐き気がしたり、寿命を減らされるなんておかしいじゃないですか。
喫煙者の気持ちもわからなくはないけど、どうなのよ?というね。