僕はいつ死ぬかわからない。明日かもしれない。明後日には冷たい土の下でふんわり笑っているかもしれない。
そんなことを考えていると、ムカついてくる。
「はい?なんで死ななきゃいけないんだよ?」と思ってくる。
野望だってある。行きたい場所だってたくさんある。そう思えば思うほど、神様ってやつが何となくムカつく。
僕はいつ死ぬのか。それはわからない。わかりやすい病気だったら「1年後に死ぬよ」なんて言われる。
でも、そういうわけでもない。だからさ、僕はこの人生に全てを捧げようと思う。
この人生を楽しみ尽くす!
いつ死ぬかわからないあなたがすべきこと
やりたいことを全て書き出せ
やりたいことを全て書き出してみたら良いと思う。僕たちは「あれがやりたい」みたいなふわっとした気持ちはある。
例えば、僕だったら、パッと思いつくのは、
- アフリカに行ってみたい
- アマゾンに行ってみたい
- マチュピチュに行ってみたい
とか、そんなところだろうか。きっと無限にあると思うんです、夢とか希望みたいなものが。
でも、普段は何となく忘れていて、そのまま過ごしている。そんな状態で過ごしているでしょう?
そう言っている間に人生なんて終わるし、いつ死ぬかなんてわからない。だから、全て書き出すべきなんです。
アマゾンなんて良い例だよね。みんな「いつか行きたいな」なんて思っているけれど、行く人はきと1%もいない。ほとんどの人は想像するだけで実行できずに死んでいく。
気が付いた時には身体から魂が抜けているのですよ。
いつまでにできるか考えろ
いつ死ぬかわからないのだから、具体的にいつまでにできるのか?ということを考えて欲しい。20歳までにできるのか?それとも30歳までなのか?
予定を立てていない夢とか目標みたいなものはいつまで経っても叶わないものなのですよ。
そもそも予定を立てても叶わないことの方が多いんですから。「3年後に独立します」なんて言って、サラリーマンになる人が多いけれど、実際に起業する人なんて1%もいないはず。
だから、せめてね、せめて予定だけでも立てておかないと絶対に叶わないんですよ。1年後なのか、2年後なのか、半年後なのか。
いつ死ぬかわからないのだから、自分の人生の予定を立てるべきなのです。
具体的に必要なものを探せ
具体的には何が必要なのか。そんなことも普段だったら考えない。例えば、「人生で1度はファーストクラスに乗ってみたい」という夢があったとしよう。
でも、具体的には何が必要だろうか?
そうだ、お金だ。いくら必要なのだろうか?
2人で200万円。そうだ、そのためにはどれくらいの時間がかかって、何をすれば良くて、どんな仕事をすれば良いのか。
そんなことがおのずとわかってくるはず。
私だったら、全世界を旅するために、少なくとも月に200万円が必要なんです。だから、そのためにできることをどんどん考えて、実行していっている。
なりたい自分とか成し遂げたいことをしっかりと思い描くことができたら、自分の取るべき行動もわかるのです。いつ死ぬかわからないのだから、具体化していかなきゃね。
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壮絶な経験をしないと、命の音に気がつかない僕たち
僕たちは気がつかない。私たちの命の音に。私たちの心臓は当然のように鳴っている。でも、実は当然になっているこの心臓もいつかは止まる。
「どくんどくんどくん」と鳴っているこの心臓はある時、急にならなくなる。つまり、最後の瞬間というものがあるということです。とても残念なお知らせですよ。
でも、あるわけです。ただ、私たちは気がつくことができない。日々の生活で精一杯で、何となく生きてしまう。気がついたら30歳、40歳、50歳とどんどん歳を重ねていく。
私には高齢の祖母がいるのですが、「この前娘を産んだ気がするよ」なんて言っていました。それくらいなのだと思う、人間の人生って。
あっという間に終わる。すぐに終わる。
10年なんて震えるほどあっという間です。本当に、本当に一瞬のうちに人生が終わっていってしまうわけ。
私の場合は壮絶な体験を何度かした。そのうちの1つを言うならば、私の父親の死。これは何度も話しているからわかるよね。
私が若い頃に死んでしまったから、私は「人生は突然終わるんだ」といつも思っている。私の人生だって、たぶんもう折り返し地点まで来てしまっている。
そんな気分なんです。時間がない。命の音なんていつまで続くかわからない。絶命までの時間は限られている。
だから、1分1秒と無駄にしたくないのです。命をかけて楽しみたい。いつ死ぬかわからないという残酷な運命の下で生きている。
でも、もしも私はあなたがそれを認識することができれば、もっと一生懸命生きられると思うんです。今日という日、明日という日を必死に生きることができる。
明日やっても良いことを今日やってみることができる。
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人生を楽しみ尽くしている毎日です
私は相対的にも絶対的にも人生を楽しみ尽くしているタイプだと思う。まあ、苦しいこともあったりするのだけど、人生を楽しんでいるよ。
特に私が海外旅行に行きたい、という気持ちが強いから、お金が多少なくても、時間がなくても、海外旅行に行くようにしています。
ホーチミンに行ったりとかオランダに行ったりとか、後は何だろう。ニューヨークもだね。
もうね、私は1度切りしか人生はない、と思っているし、いつ死ぬかなんてわからない。そう思っているから、全力で楽しんでいるんですよ。
周りの人からすると、「普通の生活を送れればそれで良いじゃないか」という感じだろうね。周りの人たちからは理解できない生活をしているから不思議なのだろう。
でもさ、それは自分が死ぬ瞬間を想像していないからこそ言えることだと思う。私は病院のベッドの上で最後の瞬間を迎える時を想像してしまう。
「ああ、この人生でよかったのかな」と、後悔する姿を想像してしまう。
だから、そんなことがないように、私はこの地球で、この命で、この世界を楽しみたい。青い空を黒い瞳で「美しい」と感じられる間に、私は人生を楽しみたいのです。
歌舞伎町に行って、飲み明かしているだけが人生じゃないんだぜ。いつ死ぬかわからないこの人生を最高の祭りにしよう。
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