大きな声で喋り、いつだって話題に事欠かない、コミュ力の高い人がいるんですよ。
大人数でご飯を食べに行ったりするといつもその人が中心になって盛り上げてくれる、みたいな。
私はコミュ力が高い方ではなく、大人数も苦手だし、できれば静かに一人で過ごしていたいタイプなので
そういうコミュ力の高い人というのは心から尊敬するんですが、実はその人後から聞いたら円形脱毛症になってたらしいんですよね。
つまりコミュ力が高い分、それだけ人に気を使ってしまってストレスを溜めてしまっていた、ということなんです。
人とのコミュニケーションって大変なのよ
結局ね、ストレスなく人とコミュニケーションを取れる人ってなかなかいないんじゃないかな、と思ったわけです。
私から見たらそのコミュ力の高い人も楽しそうにみんなとおしゃべりしていて「私には絶対できないな〜すごいな〜」って感じだったけど、
円形脱毛症になるくらいストレスを抱えていたわけですからね。
もしかしたらコミュ力の高い人はコミュニケーションをとること自体にはストレスはあまり感じないのかもしれないけど、
コミュ力が高いだけに、色々頼られすぎてしまってストレスを感じるのかもしれないな、とも思いました。
例えば大人数で食事する時、いつもそのコミュ力の高い人が中心になって喋ってくれているけど、
みんなきっと「今日もあの人を真ん中に置いておけば楽しく盛り上げてくれるだろう」みたいな甘えがあると思うんですよね笑
そういうものを無意識にきっと感じ取ってしまって気を使ってしまうのがコミュ力の高い人なのかもしれません。
結局他者と関わるのがコミュニケーションな訳ですから自分と違うもののふれあい。
それで疲れないわけがないんですよね。
コミュ力が高い人はその人なりの苦労があるんだな、と感じました。
関連記事:コミュニケーションが苦手だと仕事って辛いものになりがち。
初めて会う人って疲れるよね
生きていると色々な人と関わらないといけないですけど、
特に初めて会う人ってものすごくエネルギー使うと思うんですよね。
その人がどういう人かもわからないし、何に興味があって、何が好きで何が嫌いかわからない。
それを探りながら話をするのってめちゃくちゃ疲れます。
なのでコミュニケーションが苦手だという人は、なるべく新しい人と会わない仕事とかを選択した方がいいと思います。
ちなみに私もコミュニケーションが苦手な方です。
新しく会う人と長い沈黙ができたりするのが苦手なので、できるだけ仕事のやりとりはテキストにするようにしていますし、
可能なのであればオンラインでミーティングにしてもらうようにします。
実際に会って打ち合わせをすると話自体は短く済んでも、「せっかく時間をとって、来てもらったし」みたいな気持ちが芽生えて
「もう少し長く話そう」という意識が無意識的に発生してしまうものだと思うんですよね。
でも私は打ち合わせが嫌いなんですよ。
できれば30分で終わらせたい。
オンラインミーティングだと打ち合わせは短めに済むことが多いです。
ネット越しでの打ち合わせって沈黙が訪れたり、余計な世間話したりすることがあまりないのでね笑
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ありのままでいる方が人間関係は楽
ちなみに私はコミュ力の高い人はすごいなぁと心から尊敬していますが、
コミュ障を無理やり直す必要はないんじゃないかと思っています。
もちろん「コミュニケーションが苦手」という性格から「コミュニケーションをとることが大好き」という風に自分が大きく変化することができたらいいのかもしれませんが、
コミュ障が頑張ってコミュ力をあげようとしても、結局「コミュニケーションで消耗してしまうコミュ力の高い人」にしかならないんですよね。
コミュ力高いように見えて、実はめちゃくちゃ疲れてる、みたいな感じにしかならないわけです。
それこそ円形脱毛症になってしまいますよ。
コミュ障ならコミュ障ですっていう自然体のまま人と付き合うことができれば、それで離れていく人もいるかもしれないけど、
逆にそれで離れていかない人とすごく仲良くなれると思うんですね。
別に知り合う人全員と仲良くなる必要はないので、そういう考え方で
自然体で人と接することができるようになると楽かもしれないと思います。
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コミュ力のない人へ、最終奥義「持ち物を褒める」
ちなみにこの記事を読んでくれている人の中には私と同じようにコミュ障で悩んでいる人もいると思います。
そういう人へ捧げたい最終奥義は「持ち物を褒める」です。
ポイントは「顔や容姿を褒める」ではない、ということ。
顔や容姿はその人の思わぬコンプレックスがあったりして地雷だったりすることがあるので、
カバンとか服とか靴とか、そういう持ち物や身につけているものを褒めるのがおすすめです。
持ち物というのはきっとその人が好んで身につけているもののはずなので、褒められるとほぼ100%みんな嬉しいはずなのです。
これはコミュ力の高い人から教わった最終奥義です。
話のネタに困った時ぜひ使ってください。
では今日はこのあたりで。