起業と経営

辞めて欲しくない人が辞めていくのが会社でもある。

辞めて欲しくない人、社員に限って辞めていってしまうという現象ってありません?会社を経営している立場の人であれば、誰でも経験していると思うんですよ。

私もまさに昨日、「ちょっとお話があります」と言われ、社員が「退職したい旨」を伝えてきた。主力的な社員だったこともあって、かなりショックでした。

え?辞めちゃうの?」という感じで驚きを隠せていなかったと思う。精神的なショックもやっぱり大きい。

別にこれが初めてではない。社員が辞めて、新しい社員が入社する。そんなことは何度もあった。でも、やっぱりつらいんですよね。

辞めて欲しくない社員が辞めていってしまうことはあるのです。まあ、どんな形にせよ、経営者としての「敗北感」はありますよね。

 

辞めて欲しくない社員でも辞めていくことはある

 

こちらがどれだけ相手のことを「うちにいて欲しい」と思っていても、辞めてしまうことはある。

例えば、「労働環境が悪いので」と言われたら、どうにかすることができますよ。でも、もしもそうじゃなくて、病気だったりとか、実家のことだったりとか、どうにもならないことが原因で辞めるのであれば、

私たちはもう何も言えなくなってしまうのですよ。もちろん引き止めますよ。「それで良いんですか?一緒にやりたかったです」と言う。

でも、「辞めたいです」なんてことを思いつきで言ってくる人はいません。だから、この時点で「絶対に辞める」という決心をしていることも多いんですよ……。

 

何ならもう既に転職先が決まっている場合もあります。引き継ぎとかも何もなく、突然辞めてしまうこともある。

辞めて欲しくない人が辞めていくのはやっぱりその人が優秀だからだし、それはそれで嬉しいことなのだけど、会社としては大打撃だったりするんですよね。

 

もちろん、「社員が1人いなくなったら傾く会社」なんてものがあったら大変です。そんな仕組みにはしていないつもりなのですが、それでもやっぱり打撃はありますよね。

今日の夜なんて、「最初の頃は一緒にお昼を食べたな」とか思い出してしまった。何だか懐かしい思い出なんですけど、悲しくもありますよね。

私はそこまでドライに考えられるタイプではないので、恋人に「さよなら」と言われた感じがして、凄く悲しい。

感受性なんて何もなければそんなことは思わないのですが、やっぱり私も人間なんですね。普通に悲しいし、普通に悔しいし。

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社員が辞めていく度に思うこと

経営って面倒過ぎる

辞めて欲しくない人が辞めていくことはあるんです。でも、その度に思うのは「経営ってなんて面倒なのだろう」ということ。

社員が辞めてしまうと、それだけ作業が増えるんですよね。ソフトバンクグループのような巨大企業であれば、他から人材を出向等で借りてくれば良いと思いますが、

私のところの場合は小さな会社ですから、そうもいかないんですよ。新しく良い人を雇う必要があるし、新人の教育もしなければならない。

その上で、会社の将来を考える必要がある。そう考えると、経営って「」が1000個つくくらい面倒なものだな、と思うわけ。

経営者の人だったらきっとわかると思う。面倒ですよね……。辞めて欲しくない人に限って辞めていくし、やっぱり悲しいな。

 

このスパイラルいつ終わるの?

 

人材の入れ替わりというものは経営をしている限りはずっとあるんですよ。引き抜きだってあるし、結婚や妊娠を期に辞めてしまう人だっている。

新しい人が来て、辞める人がいて、また新しい人が来て、また辞めていく。このスパイラルが凄いな、と思うわけ。

社員であれば、「今度の人はどんな人だろうか」なんて嬉しく思うのでしょうが、経営者サイドからすると、「早く採用しないといけない」というプレッシャーもありますし、

結構大変だったりするんですよね……。社員の入れ替わりがあることは循環を考えれば、「良いこと」でもある。

でも、疲れますよ。何も変化がない方が採用サイドとしては楽だったりする。そう思っている経営者も多いんじゃないですかね。

 

割に合わなくない?

結局ね、経営って全然割に合わない仕事だと思うんです。辞めて欲しくない人が辞めていって、何度も「失恋」みたいなものを経験する。

でも、社員からすれば、「経営陣は良い思いをしている」という感じに映ってしまうでしょう?まあ、うちの場合は割とそう思われていないのかもしれないんですけど……。

やっぱりね、割に合わないんです。外資系金融に勤めているサラリーマンの方が経営者の役員報酬よりも給料が高かったりしますから、そっちの方が精神的にも楽だったりして。

まあ、なったことがないのでわからないんですけどね。辞めて欲しくない人がどんどん辞めていくのが見るのは、100年とか200年とか戦争の時代を見てきた大木にでもなったようで、嬉しくも切ない。

また戻ってきて欲しいな」なんて言いたくなるけど、そっとこらえたり。うん。

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傷を負いながら、成長していくんだろうな

 

辞めて欲しくない人が辞めていくと、何とも言えない喪失感に襲われてしまうよね。経験したことがない人にはわからないだろうけど、やっぱり社員とかって家族よりも一緒にいる時間が長い人だったりするじゃないですか?

だから、絆も深かったりするんですよ。特に今回の場合は私が直接採用したような感じの人でしたから、何となく寂しい感じがするんですよね。

せっかく地方から来てもらって、「一緒に頑張ろうね」と言っていたのに、その人がいなくなると決まると、やっぱり寂しさはありますよ。

社員は社員で思うところがあると思うし、別の会社に行けば、またそこが次の「居場所」になるのでしょう。

それは素晴らしいことです。

でも、経営者はずっと同じ会社にいて、ずっと大木のように待っている。そんな存在だからこそ、寂しさを感じる回数が多かったりもするんですよね……。

 

まあ、傷をおいながら成長していくのだろうけど、それはそれで仕方がないことなのだろうな、と思うよ。

これからもゆるりと頑張っていきます。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)「ぼくのとらべる。」というYouTube旅チャンネルやったりブログ書いたり。のんびりびりびり。チョコとヨーグルトが好きです。