人生に悩む君へ

生きる力をつけるには?親を失い、数千万円の借金を背負った私が言えること。

生きる力」の大切さってさ、ある程度の年齢になったら気がつくよね。

私ってなんでこんなに弱いんだろう」なんて思った夜が1日でもあった人ならわかると思う。

生きる力さえあれば、何でもできる。私たちはお金でもなく、地位でも名誉でもなく、生きる力があれば良いのですよ。

どんな状況でも、どんな状態でも生きていくことのできる力があれば、私たちはどうにか人生を切り抜けられるものなんです。

親を失い、借金を背負った私だからこそ言える「生きる力のつけ方」を書いていこうと思う。

 

考え方や経験で生きる力は身につく

何者でもない自覚を持つ

私たちはある程度の期間を生きてみると、「俺はこういう人間だ」みたいな自我を持つようになるんですよね。

それは良いことでもある。でも、それがある側面から見たときに「プライド」にも映るようなものだったら、捨てた方が良い。

生きる力をつけるためには「自分という存在の価値」はなるべく低い方が良いと思うのです。

失敗しても何も失うものはない。恥をかいても何も思わない。この状態になれれば、自然と強くなるよ。

私は「こういう人間として見られたい」という気持ちが強かった時には、傷つきやすい人間だったと思う。

何者でもない自分になれたからこそ、私は生きる力が身についたんじゃないかな。

長期の海外旅行へ行く

長期の海外旅行に行くのも1つの手段としては良いのかな、と思うんですよね。海外旅行に行くと、トラブルが起こるんですよ。

私の場合だったら、ドバイの夏は灼熱地獄だからおすすめしないよ、本当に。でも書いているように、ドバイで熱中症になってしまって、つらかった経験とか、

ベルギーにはルパンという名のスリがいた。で書いたみたいに、ベルギーとオランダの国境くらいのところで財布をスられてしまったり。

もうね、海外で「うわ、何この状況…」みたいなカオスを体験すると、私たちは少しだけ強くなるんです。

国内だとどうにでもできることが、海外だと「死ぬかもしれないこと」に変わるからね。お金がないだけで死ぬかもしれないし……。

自分で稼ぐ能力を身につける

生きる力を力って何だろう?と考えるとさ、昔だったら「狩猟能力」じゃないですか。

獣を捉えることのできる能力が優っている人間の方が「こいつ!生きる力があるぞっ!」なんて周りから思われる。

でも、現代ではどうだろう?

そう考えると、「稼ぐ力」じゃないかな、と思うわけですよ。

逮捕されても、リストラされても、離婚しても、「稼ぐ力」があれば生きていくことができる。

ブロガーだって同じ。パソコンがあれば、どこでも生きていける。オフィスなんて公営の図書館でも良いからね。

生きる力に繋がるんじゃないかな、稼ぐ力は。

関連記事:のんびり生きることを日本人はもっと学んだ方が良いぞ。

 

つらい時に思っていた時の思考法

どんな時期もいつか終わる

私が吐き気がする程に精神的につらくなったとしても、いつかは終わるんですよね。つらい時ってそんなに長く続くものじゃないんですよ。

だからね、生きる力を身につけるには「どんな時期もいつか終わる」と思っておけば良いんです。「このつらい出来事は一生続くのかな」なんて思っているから息が詰まるんですよ……。

どうせ終わるからさ。私自身もつらい時期があったよ。父親が突然死んで、母親と2人っきりになったあの夜は今でも覚えている。

会社の借金もたくさんあって、団信にも入っているのか不安だった。でも、どんな時期も終わるんですよ。

生きる力は「いつか終わる」という思考により、身に付くと思う。

死にはしない

死にはしないってのは、実は大事なことなんですよ。人間は本能的に「死んじゃいけない」と思っている。

でも、だからこそ逆に「別に死ぬわけじゃないか」と思えれば、安心することができるんですよ。

生きていればつらいことがあるよ。私の場合だと毎月数十万円という借金を返していますから。

こんな金額、返せないかもしれないじゃん」と思う時もある。

でも、死にはしないんですよ。たとえ返済することができなかったとしても、死にはしない。そう思ったら、生きる力が湧いてきたんですよね。

死ぬわけじゃない、という考え方は意外と有効なんじゃないかな。

逃げよう意識

なんだかんだで「逃げちゃおっかなぁ」という思考は大事なような気がしているよ。

例えば、不動産系の会社もやっているのだけも、時々ね、「もう逃げちゃおっかなぁ」なんて思ったりするんですよ。

人間関係の中で仕事をする以上は、

  • 連絡をくれない人
  • 騙してくる人
  • 悪口を言う人

にやっぱり出会ってしまう。私はあまり周りの人に言う方ではないから、周りは知らないかもしれないけど、本当は色々あるのよ。

でも、そんな時こそ、「逃げよう意識」があると、強くなれるんです。生きる力をつけるのは、心の半分で「逃げちゃおっかな」という気持ちを持っておくことが大切だったりもするのです。

関連記事:我慢の限界来たら逃げる?もっと前に逃げた方が良いんですよ。

生きる力なんて、生きていればつくよ

 

私たちは歳を重ねる毎にこの星で生きるのが上手になっていくような気がするよ。

生まれた時なんてポケモンで言えば「サトシとポケモン1匹」みたいな状態。

何もできないのよ。つらいことがあった時の対処とか考え方なんて何も知らない。そういう状態なんです。

でも、生きる時間が長くなるにつれて、自分という人間の扱い方もわかってくるし、生き方もうまくなってくるんです。

そうやって、自然と「生きる力」みたいなものを身につけていくんじゃないかな、と思うんです。

生きる力をつけるにはどうすれば良いのだろうか?と悩む気持ちはわかる。若ければ若いほど、悩むよね。

でも、そういう気持ちもだんだんと変わってくると思うよ。私は年齢と共に変わっていきましたから。

借金をどうにかしたいと思っている人たちへ、経験者が語るよ。とかでは借金のこととかも書いているから見て欲しい。

本当にね、人生なんてどうにでもなるものなんですよ。

生きていればどうにかなる。だから、とりあえず今日という日を生きてみようぜ。

関連記事:悲しみを背負って生きる私たちは愚かな存在なのか、それとも。

ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。