私の仕事論

亡くなった父親が夢に出てくる6月の不思議。

6月になると、なぜだかわからないけど、亡くなった父親が夢に出てくる。

6月という月は私にとっては特別。なぜなら父が亡くなった「月」だから。

私の人生がガラッと変わった瞬間でもある。借金を抱え、会社経営をするようになった時期。

だからなのかな。この時期は眠りにつくと、亡くなった父親が夢に出てくるのです。不思議だよね。

 

もう随分と時間が経ったのに、私の夢の世界まで入ってくる。顔とか、あの頃の匂いとか、そういうもの全てが深い記憶となって刷り込まれているのだと思う。

最近見た夢の話

父親の肩を揉んでいた

父親は肩凝りがひどい人でした。スポーツと栄養に詳しくなった今だから思うけど、これは完全なる「運動不足」ですよ。

うん。

亡くなったはずの父親が夢では健在で、肩を揉んでいたのです。

肩が凝ったな」と言われても、昔の私は何もしてあげなかったのに、夢の中だと「揉んであげる!」と一生懸命揉んでいた。

でも、不思議なことに夢の中でも心が半分冷たい。

もう死んじゃうよ」という気持ちが半分あるのです。父は急性心不全の突然死。

だからかな。夢に出てくる時には決まって「心臓」を気にしている。これが何とも痛々しいというか、胸が苦しくなる。

あなたたちが置いていったから

夢の中で叫んでいました。「あなたたち(父親と母親)が置いていったから、寂しくなった!」と泣き叫んでいた。

一生懸命、一生懸命、主張していた。夢なのに、めちゃくちゃ疲れた。

きっとね、やっぱりどこかで「置いていかれた」みたいな気持ちがあるんですよ。

大学生の時に亡くなったから、もう随分と時間が経ったけれど、それでも忘れられないのだと思う。

錆びついたギザギザの包丁で心を切りつけられたような痛みがある。

亡くなった父親が夢に出てくる、という体験を持っている人も実は多いんじゃないかな。

夢の中でももがいてる大人の私。醜いけど、心の整理には必要なのだろうな、と。

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「やっぱり会いたい」という気持ちをバネにして

 

亡くなった父親が夢に出てくると、「あれ?まだ生きていたっけ?」みたいな気持ちになったりする。

今でも身体が覚えている父親の体臭なんかも夢の中で感じたりして、「会いたいよ」という気持ちが年甲斐もなく溢れ出てきたりする。

子供みたいだよね。大人にならなきゃいけないよね。

そう思いながらも、父親と過ごした毎日とか、優しかった行動とかさ、全部を思い出してしまう。

 

旅行先で風邪を引いて熱を出した時も、30分程度かかる薬局まで薬を買いに行ってくれたっけ。熱海だったかな。

めちゃくちゃ優しくてさ、自慢の父親でさ、まあ親孝行こそできなかったけど、最高の父親だったんです。

でも、どれだけ私の気持ちが強くても、亡くなった父親が夢に出てきたとしても、実際に会えるわけじゃないんですよね。

体温を肌で感じることはできない。絶対にね。

だからさ、亡くなった父親が夢に出てくる度に「くそったれ!」と思って、今の人生に今までよりも大きな力をいれて全速力で走るわけ。

借金ばっか残していきやがって、くそったれが!いつか一番上まで行くからな」と、強い気持ちを持つ。

それは苦しいことじゃない。自分の中での気持ちの整理方法というか、何というか。

亡くなった父親が夢に出てくるのはつらいけど、たまに出てきてくれるから頑張れる部分もたくさんあるんだろうな、と思うよ。

だってさ、情熱を持って生きていた父親がもしも天国で見てくれていたとしたらさ、きっと同じように情熱的に生きている息子を見ていたいじゃないですか。

お前、頑張るなあ」なんて言って欲しいしね。

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同じ経験を持つ人たちへ

 

私と同じような経験を持っている人も実はたくさんいるんじゃないかなぁ、と思う。

父親とか母親が亡くなってしまって、悲しんでいる人、大切な人と夢の中でしか会えなくなってしまった人たちがきっといる。

亡くなった父親が夢に出てくると、少し足を止められてしまう。

忘れていた「会いたいよ」という気持ちや、どうしようもない孤独感。

自分で「父親が亡くなった時の心セット」として封印していたはずなのに、夢に出てこられたら、そりゃあ思い出しちゃうよ。

朝起きたら、泣いていたことだって何度もある。

何年経っても私の中の大きな傷として残っていくのだと思う。

でもさ、みんなもさ、普通に生きれば、親の方が先に死ぬわけで、そしたら馬鹿みたいに悲しくなるわけでさ。

そんな時に「あ、まりもも同じ体験してたっけ」と思えるじゃないですか。

今、同じ経験を持つ人も、持たない人も、いつかは体験するこの残酷な気持ち。身体が芯から冷たくなるようなあの感覚。

 

だからさ、つらいことでも書き続けるよ。「この人は弱い人だなあ」と思われても良い。私はその時に思ったこと、感じたことを書き続けたいんです。

亡くなった父親が夢に出てくると、悲しくなることもある。どうしようもなくつらくなることもある。

 

でもね、苦しみとか悲しみの中で生きているのが人間だよ。傷のない人間なんて1人もいない。

生きていこうな。

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水瀬まりも
月間30万人が読む「テトラエトラ」というメディアブログ運営/4つの会社の経営者、役員(人材会社、広告代理店、映像、不動産)/大学生の頃に父を亡くしビジネスの世界へ/前向きに生きることができる言葉を綴っていくよ。「まりもの秘密基地」というYoutubeチャンネルもやってるよ。