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B級映画をフカフカのソファの上で観る夜を楽しもう。

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B級映画ってみんな観る?なんかさ、あんまり面白くない映画とかってやっぱりあるじゃないですか。

有名な映画だと面白い。ワクワクする。それに、映画館で観たりなんかするのであれば、A級映画を観たい、と思うものよね。

でもさ、たまには良いじゃない。寒くて凍えてしまうような冬の日とか、暑くて外に出られずに終わった夏夜に、B級映画をだらだらと観てさ、

人生という最高の娯楽を楽しもうよ。

 

無駄な時間であればあるほど、幸せを感じる不思議な瞬間

 

世の中は超効率主義。全てが効率的に進んで、人間は効率的な働き方、効率的な人間関係を求めるようになった。

だから、無駄な時間というものはできるだけ排除されてきた。どこにいても、私たちは最適化され、ロボット的に動く。

でも、B級映画を観るような、そんな無駄な、だらだらとした時間こそ、なんかわからないけど、大切なんじゃないかな、と思うんです。

コーヒーなんかいれて、フカフカのソファの上でまったりしながら、ただただ流れる時間を楽しむ。

部屋を真っ暗にして、なんだか秘密基地にいるような気持ちになる。カーテンは開けてみて、少しだけ外の雰囲気を感じる。

B級映画を流してみると、なんでもない時間がただただ過ぎていく。ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、そんなことさえもわからない。

人生においては何の役にも立たなそうな、そんな映像だけがただただ流れる。そんな時間を楽しむ。

 

私だって効率主義的なところがある。でもさ、たまにはさ、こういう何でもない時間も大切だな、と思う。

笑っちゃうくらいつまらないB級映画を観ながら、笑えたり、黙っていたり、そんな時間があったら幸せじゃないですか。

忙しい日々の中での究極のまったり時間。B級映画を観ながら、どうでも良い時間を過ごす。そんな1日だって、私にとって、あなたにとって、大事なものだと思う。

人生は暇つぶしなんだから、もっと自分の生きたいように生きれば良い。でも書いているけど、人生なんて暇つぶし。

もっともっと無駄な時間を作っても良い。効率的に生きることだけが私たちの幸せではない。

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とある映画祭での経験が私の脳裏に焼き付いている

 

B級映画なんて言ったら失礼かもしれない。映画通の人からすれば、A級映画なのかもしれない。人によっても違うしね。

でも、私にとってはB級映画で、なんだかあまり面白くない映画を海辺で観たことがある。

浜の上にスクリーンが立てられて、映画を観る。何でもない映画だった。面白い映画も中にはあるけど、基本的にはB級映画だった。

ただ、その場所にいるのが嫌いなのか?というと、そうではない。時間の流れがゆっくりしていて、誰もが仲間と話したり、映画を観たり、ご飯を食べていたり。

そんな感じで、すごく好きだった。

私たちは目眩がするくらい再生速度の速い現実にいるような気がする。鮮明すぎる現実にいるよね。

そんな日々にたまに疲れちゃったりしてさ、まったりしたくなる。だから、好きなんだろうね。こういう時間が。こういう体験が。

 

B級映画をだらだらと観る機会なんて一生のうちに何度経験することができるのだろう。そんなことを私は考えるようになった。

忙しい日常を送っている人こそ、充実した人生を歩んでいる。そうやって思っている人が多いんじゃないかな。

でも、どうだろう。無駄な時間がある人の方が幸せなこともあるんじゃないかな、って。

無駄で、意味も何もない時間をひたすらに過ごす。B級映画を観ている時間なんて効率的な時間ではないからね。

ないけど、そういう人の方が人生は豊かだったりするんじゃないかなあ。波の音が聞こえたり、小さな話し声が聞こえたり。

そんな命の全てが愛おしい。

B級映画なんて大したものではない。そこに存在している人も劇的に心の中が変化しているわけでもない。でもさ、何となく幸せだったんですよ。

暖かいオレンジ色の残像が瞳に残ったような気がした。

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急ぎすぎている私たちはゆったりと生きた方が良い

 

忙しい毎日の中で生きることも素敵です。でもさ、生きていれば、自然と忙しくなってしまうものじゃないですか。

朝起きたら仕事のことを考えるし、休日は休日で一生懸命遊んだりする。だから、私たちはゆっくりとした時間を過ごすことがない。

でもさ、本当は大切なものだと思う。B級映画をフカフカのソファの上で見てさ、「つまんないね、この映画」なんて言いながらダラダラしてみるのも良いんじゃない?

人はさ、頑張っている時に「充実しているなあ」と思うものです。ただね、たまにはこういう日があっても良いのよ。

 

私も、たまに静岡の山奥に行って、薪を燃やして、ゆったりとした時間を過ごすことがある。何でもない映画を見て、星空の下でぼーっとしてみる。

そんな時間が好きなんです。

急ぎすぎている毎日の中で、少しだけ休憩してみよう。この時代を見つめてみてさ、「今はこんな時代になったね」なんて言い合うのも良い。

コーヒーで飲みながら、ゆったりしてみても良い。

私たちはもっとゆったりとした時間を過ごしてみても良いんじゃないの?だって、人間だって動物なのだから。

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。