人生に悩む君へ

ランニングをして2週間経ったんだけど、公園のおばあさんの話とかさ。

ランニングを始めて2週間が経ちましたよ。ランニングなんて全然性に合わないタイプだったのだけど、何とか続いています。

毎日、夜になったら走る。これが日課になっているんですよね。このブログがきっかけでランニングを始めた人とかもいないかなあ。

そういう人が出てくると、一緒に走っている感じがして好きなんですけど、どうなんだろう。

でね、ランニングを2週間継続してみたから、感想というか、ランニングから見える世界みたいなものを書いてみようと思う。

 

5kmが楽になってくる

 

前までは5kmを走るのもつらかったような気がします。でも、最近は5kmを走るのが楽になってきているのです。

あれ?もう5km走ったの?」という感じで終わる。10kmとかも頑張ったら走れそうですね。

これまでは運動なんて全然していなかったから、こんな自分に変わることができたのが不思議で仕方ない。

「人間って変わるもんだなあ」と思いました。たぶん、ランニングをやめてしまう人とかって、3日とかでやめているんですよ……。

1番つらい時に、「こんなの続けられない」と思って、やめてしまう。でも、そこを我慢すれば、どんどん楽になってくるのにね。

だから、もっと「長く続けていれば楽になるよ」ということを伝えていきたいな。ゴールがわかっていれば、頑張ることができる人だっているでしょう?

私もそういうタイプだからさ。つらいことがあっても、ゴールがしっかりとしていれば、どうにか頑張ることができる。

2週間続けるのは大変そうに感じると思う。でも、続けてみれば、どんどん楽になってくるし、駅の階段とかでも息切れしなくなってくる。

だからね、どんどん楽しくなってくると思うよ。挑戦して欲しい。私もランニングなんて大嫌いだったけど、続けてみたら見えたものがあったから。

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公園で毎日出会うおばあさんの話

 

ランニングを2週間も続けていると、「あ、あの人だ」みたいな人が出てくるんですよね。

みんなは「綺麗な女性?」と思うかもしれないけど、そうじゃない。そんな漫画みたいなことは起こらない。

毎日出会うのは70代後半くらいのおばあさん。ランニングをしていると、公園でほとんど毎日のように出会うのです。

向こうも私のことを認知しているので、見かけても全然驚かなくなった。

ああ、また君ね」という感じ。不思議なものです。

 

で、向こうは何をしているのか?というとね、公園のゴミを拾ったり、猫に餌をあげたりしているんですよ。

猫に餌をあげたりすることは褒められたことではないのかもしれない。もしかしたら、一部の人からすると、迷惑行為なのかもしれない。

でも、なんか、そのおばあさんが毎日、毎日、猫に餌をあげている姿を見ると、幸せな気持ちになるんですよね。

私は「あのおばあちゃん今日もいるのかなあ」と思いながら、いつも走りに行っている。

猫は何かをそのおばあさんにくれるわけではないのに、おばあさんはひたすらに、献身的に餌をあげるのです。

その姿がなんか好きでね。1度も話したことはない。名前も知らない。でも、誰もいない公園で私だけが知っているおばあさんの努力がなんか愛おしいんです。

世の中は「お金が大事」とか「効率が全て」みたいな感じだけど、本質はそこじゃないよなあ、って。

愛する人とか、守りたいものとか、何でもない愛情に実は本質があるんじゃないかな、と思う。

私なんてランニングを2週間しか続けていない。だから、おばあさんからしたら、「超新参者」だと思う。でもね、これからも走っていくよ。

ずっと公園で同じように、同じ夜を頑張っていけたらなあ、と。

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ニセ警官とブランコに乗る女性

ニセ警官が歩いている公園

公園を走っていると、本当に色々な人に出会う。カップルとか、変な金髪みたいな人とかね。うん、まあ私が走っている時間が夜中だからなんだけど、変な人もいるんですよ。

そして、最近気になっているのが「ニセ警官」なんですよ。あれで本当に警察官だったら申し訳ないのだけど、本当にニセ警官みたいな人が公園を歩いているのです。

ランニングを2週間も続けていると、その人の怪しい動きがわかるんです。トイレに行く時にはやたら周囲を見回して不審な感じがするし、

1人で懐中電灯を四方八方に振り回している。そんな姿を見る限りは、とても本職の警察官とは思えないのです……。

だから、趣味で警察ごっこしているのかしら。わからないけど、結構危ない趣味の人だよね。

 

女性が1人でブランコを漕いでいる

 

女性が1人でブランコを漕いでいるんですよね……。夜の22時とか23時とかなんですけど、20代後半くらいの女性が1人でブランコに乗って、スマホをいじっているのです。

何をやっているんだろうか」と思うし、時間帯的にも場所的にも危険だから、説得してでも帰ってもらった方が良いのだけど、

見ると、なんとなく疲れている。家庭に問題があったり、職場に問題があるのかな。わからないけど、何かから逃げたいのかな、と思った。

 

だから、その人にとっての居場所を奪うような形になってしまうような気がして、私は何もしなかったんですけどね……。

うん。何かランニングを2週間もしていると、出会う人がいたり、何だか色々な人たちの人生を見るような気がして少しだけ面白い。

みんなも走ってみてよ。1人になる時間が出来て、人生というものの意味がわかるような気がして、走ることは楽しいよ。

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。