ブログ運営を語る

学生時代にインタビューメディアを作った話。

学生時代ってみんなは何をしていました?うーん。大学生の時とかだと、サークル活動を頑張っている人が多いのかな。

フットサルサークルとか、テニスサークルとかね。私もバレーボールサークル、ボランティアサークルに所属していたことがあります。

学生時代はまあ、少しだけ楽しんでいたんですよね。途中からは実家のことがあって、大変な状態になってしまったのですが。

でも、私が頑張っていたのは、サークルだけではなかったんですよ。実は学生時代に「インタビューメディア」を作っていたのです。その時のことを書いていこうかな、と。

 

キュレーションメディアを周りが作っている時代だった

 

学生時代にインタビューメディアを作っていたのですが、私が大学生だった当時はキュレーションメディアを周りが作っている時代でもあったんですよね。

Neverまとめとかかな。そこらへんがかなり有名になっていました。だから、私たちも「自分たちのメディアを作りたい」と思うのは当然の流れだったのかな。

何か面白そう」と思ったことには飛びついてしまう性格だったので、割とすぐに作ったような記憶がある。

だってね、学生同士の集まりみたいなところに行くと、「俺は教育系のキュレーションメディアで会社作った」みたいな人が普通にいたんですよ……。そしたら、やっぱり「うわ、格好良いな」と思うじゃないですか。

学生起業」みたいなことに憧れていた部分もあったし、実際に会社を売却して、「バイアウトパーティ」みたいなことをしていた人も周りにいたから、やっぱり憧れていたんですよね……。

 

だから、大学生だったけど、インタビューメディアを作ってみたのです。インタビューをさせてくれる人を見つけて、それを記事にしていたのです。

私はその頃、ブログをやっていたわけではありませんでした。普通にプログラミングの勉強をしているだけで、インタビューメディアはもちろんのこと、ワードプレスのことさえも知らない状態。

 

今は45万PVくらいまでこのブログも成長したけど、その当時は何も知らなかったんです。でもね、始めてみた。

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インタビューする人なんて誰もいなかった当時

 

学生時代にインタビューメディアを始めてみた、と言えば、何となくクールな感じがするでしょう?

でもさ、普通に考えてみてくださいよ。私たちがいきなりメディアを作ったところで、それは「俺たちお笑いコンビだよね」と言い合っている人たちと同じで、誰も興味を持たないし、信頼もない。

だから、「インタビュー」をする相手がそもそも見つからなかったのですよ。ただ、私たちは学生でした。お馬鹿な学生だったんです。

失うものだって何もないし、別に怖いものだってそんなにない。

そこで、私たちはとりあえず連絡をして、「インタビューさせてください」みたいな内容をメッセージで送っていたのです。

コスプレイヤーとか、何だっけな。もうね、面白そうな人にはみんなで手分けして連絡しまくっていましたね。相手からすれば、「いきなりなんだよ?」という感じだったと思う。

さらに私の場合は、「もっとディープで生々しい話が聞きたい」という衝動にかられていたので、友人と2人で新宿の新宿中央公園という「ホームレス」で有名な公園に取材旅に出掛けました。

全てはインタビューメディアのため。ホームレスの方のリアルな話を聞くために、「あの、インタビューさせてくれませんか?」と何度も頼みに行きました。

 

でも、「若い人」は恐怖の対象らしく、全く取り合ってもらえませんでした。誰にも取材できず、落ち込む私たち。

そんな私たちの前に口笛を鳴らす面白そうな黒人の方が現れた。車の中に入っていったんです。そこで、私たちはすぐに車の窓を叩いて、話しかけた。

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お前ら誰だよ?

 

話しかけてみると、中には日本人も乗っていた。物凄い怖い人だった。危険感が凄い。強そう。後からわかった話だけど、その彼は武道家だった。

お前ら誰だよ?あ?」なんて言われながら、「こんなインタビューメディアをやっていて……」みたいな話をしました。

もうね、恐怖心を抑えながら、必死になって、相手に伝えていました。心の中はブルブル。すると、「君たちさ、この外国の方が誰だかわかって話しかけたんじゃないの?」と言われた。

そう、実はこの黒人の方、有名な歌手だったのです。

何も知らなかったけれど、有名な方だったので、警戒されたのです。しかし、私たちは何も知らずに話しかけています。

だから、「インタビューメディアをやっているものでして……」という話を必死にしたのを覚えている。

そしたら、取材を受けてくれることになったんですよね。武道家の彼と歌手の方が両方、取材を受けてくれることになったのです。

ワードプレスで作った本当に簡単なサイトでした。SEO対策だってきちんとなされていない。

プラグインのことだってほとんど知らない。でもね、取材を受けてくれたのです。怖かったけど、2人が乗っている車に乗せてもらって、車で少し移動してから取材。

緊張感しかなかった。実際、危ないことをしていたな、と思う。

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不恰好でも良いから走り出してみれば良い

 

インタビューメディアを作って、取材をしている当時、「イケてるメディアをやっている」と思っていました。

Amazonアソシエイトの収益だけで、何とか食べていけると思っていました。でも、全てが不恰好で不完全。

そんなメディアだったんです……。でもさ、どんなメディアだったとしても、走り出してみると、私たちは成し遂げることができるのです。

Facebookの「いいね」が欲しかったから、新宿駅でひたすら話しかけた。「あの、こういうメディアをやっているので、いいねしてくれませんか?」みたいな感じでね。

馬鹿みたいだよね。「は?」みたいな感じの反応をされることもあるし、冷たくあしらわれることもある。

でも、実際に「いいね」をくれる人もいたりして、感動した。1時間で10いいねくらいはもらったんじゃないかな。

名もないインタビューメディアなのに、いいねしてくれた心優しい人がいるのです。

だからね、みんなも何かやりたいことがあれば、やってみれば良い。不恰好でもね。どれだけ不完全でも、やってみれば良い。

そしたら、変わることがある。今は当時のインタビューメディアなんて存在しないけど、私はあの頃の経験を「良かった」と思っているよ。

全力で馬鹿をやってみるのも楽しいものです。

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。