人生

人生は悲しいことばかりだ、と思っていた当時の私からどこかのあなたへ。

人生は悲しいことばかりだ、と思っていました。少なくとも当時の私は相当悲観的になっていたと思う。

だってさ、そりゃそうでしょう。父親が亡くなって、借金が数億円あって、母親は号泣。何も良いことはない、と思ったよね。

めちゃくちゃ貧乏生活だったしね。お金がないから、食べ物も貧しい。常にお腹がすいていたような気がする。

わかるでしょう?不幸を味わったことがある人なら、不幸の味がわかると思う。あの、何とも言えない感じね。這い上がれない感じ。

目の前の幸せが全て色褪せてしまって、虚しくなる。そんな経験をした人もいるんじゃないかな、と思う。

でも、今は幸せなんです。私はね。だからさ、どうにか生き延びて欲しいのよ。この世界を死ぬまで生きて欲しい。

 

世の中の人は幸せで良いな、と思っていた

 

当時の私は「世の中の人は幸せで良いな」と思っていた。みんなはさ、普通に生きている人たちを見て、何か感情が芽生えることってないでしょう?

普通はないと思う。でも、私にはあったんですよね。当時は大学生。夏休みだったかな。普通の大学生は夏休みに海に行ったりして楽しんでいた。

サークルの人たちと集まっていたのかな。それはそれは楽しそうにしていたよね。でも、私は仕事ばかりだった。

1つの会社だけで数千万円の借金があったから、その返済のために、私は大学生だった当時から働いていたんですよ。

だから、電車に乗っている大学生の集団とかを見ると、「いいなあ」と思っていたんですよ。

金髪とか、茶髪とかに大学生は染めているでしょう?だからすぐにわかるんですよね。3年生とかが「2女はさ〜」みたいな会話をしている。

そんな日常会話でさえも、私には羨ましかったのです。私の髪は少しだけ茶髪だった。それはなぜかというと、髪を整えるお金がなかったからなんです。

人生は悲しいことばかりだ、と思うには十分な環境だった。周りの人を見ても、「私もいつかあんな大学生になりたい」と思えるほどの余裕はなかったのです。

 

人間ってね、自分の心に余裕がないと、周りの人の幸せも喜べないものだったりするんですよね。

これはきっと、どんな人でも根本的には同じだと思う。国のトップでも、クラスのいじめっ子でも同じ。

人生は悲しいことばかりだ、と思っていた私にとっては、私以外の全ての人が羨ましかったのです。

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人生は悲しいことばかりが続くわけではない

 

私も、きっとあなたも心のどこかにはネガティブな部分があると思うのね。たぶんだけど、完全なるポジティブマンなんてどこにもいないと思うのよ。

そんな完璧な人がいるとしたら、もうね、それは人間じゃないよ。

だからね、悲しいことが起こると、「ああ、この状況がずっと続くのかもしれない」と思ってしまうものなんですよ。

でも、実際には悲しいことなんて全然続かないんですよね……。私も思ったよ。「このまま人生が終わっていくのだろうな」なんてネガティブな気持ちを持っていた。

父親が亡くなって、お金もなくて、貧乏生活を送っていた。大学だって、浪人してまで入学したのに「もう辞めても良いよ」と親に言っていた。

 

それくらい生活が困窮していたんですよね。私からすると、「見ていられない」という感じだった。私は別に良い。でも、周りの人が苦しんでいるのを見たくなかったんです。

 

うん。とにかくそんな状況だったから、人生は悲しいことばかりだ、と思っていた。でも、本当に大変な時なんてたぶん数年くらいだったし、それからは何とか会社も生き残ってきたんですよね。

人生が悪い方に向かっている時はあるよ。そりゃ、きっと誰にでもある。でも、そんな状態がずっと続くわけではない。

ああ、生きてて良かったわ」と心から思える瞬間は必ず訪れる。だから、その日までは何とか生きて欲しいんですよ。

嘘じゃない。絶対にやってくるから。鬱病で苦しんでいても、パニック障害でも、お金がなかったとしても、借金があったとしても、人生は必ずどこかで好転する。

私の人生はジェットコースターみたいにグワングワンと上下してきたけど、それでも今は「生きていて良かったな」と思うもん。

だから、生きて欲しい。

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いつか「あの時は大変だったね」と語れる強く優しい人間になれる

 

人生は悲しいことばかりだ、と思っている時には、人って「どうにか逃げたい」と思うものですよね。

もがいて、もがいて、それでもどうにもならなかったりする。だから、ストレスになるんです。

中には、そのまま死んでしまう人もいるんじゃないかな。でもね、今がつらかったとしても、いつかそのつらさは「あの時は大変だったね」と語れる記憶になる。

そして、強くなるんですよ。不思議だけどね。

私だって、できればずっとぬるま湯につかっていたい。みんなだってそうでしょう?楽に生きていきたいじゃないですか?

でも、つらいことが起こったら、起こったで、それは自分の強さになるのです。だから、別に悪いことじゃないんですよ。

人生は悲しいことばかりだ、と今は思うかもしれない。ただね、その状況がいつか絶対に役に立つ時がやってくる。

だから、それまではどうにか生きて欲しいのです。私だってつらかった。でも、つらい経験をしたから人の痛みや心の辛さがわかる。

私は痛みを知れて良かったな、と思うんです。綺麗事に聞こえるかもしれないけど、私は本当に地獄を見たから。うん。

地獄を見たからこそ、今の自分があるんです。生きてよね。みんな。大丈夫だから。

困ったら、ここに戻ってきて、「ああ、こいつも苦労したんだよな」と馬鹿にしに来れば良い。

そして、「何とか生きてみるか」と前に進んで欲しい。そう思う。

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水瀬まりも
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