人生に悩む君へ

生きているだけで良い。そんな簡単なことに気がつくのに随分と時間がかかった。

生きているだけで良い。

そう思える人はどれくらいいるのだろうか。きっと、そんなに多くはないんじゃないかな、と思っている。

みんな何か見えない敵がいて、見えない目標みたいなものがあって、「普通」みたいなことに縛られている。

でもさ、生きているだけで良いじゃないですか、本当は。

仕事なんてしなくても良い。年収なんて高くなくても良い。結婚できなくても良い。

そんな簡単なことに気がつくのに、私は随分と時間がかかった。

 

プラスαを求め続けていた私

 

私は常に「プラスα」を求めていたような気がする。本来、私はそこまで上昇志向の強い人間ではありませんでした。

嫌なことがあれば、すぐに逃げるし、すぐにやめる。でも、進学校に通うにつれて、私は少しずつ変わっていったような気がする。

生きているだけ良いや」くらいに思っていた私が、なぜだか「他人よりも上に行かなきゃ」と思うようになっていたのです。

昔は本当に違った。それこそ、SMAPの「花屋の店先に並んだ〜」という感じで、世界に1つだけの存在で良かったし、オンリーワンとかナンバーワンになる必要はない、と思っていたんです。

 

でも、不思議なものです。環境は人を変える。卒業者が東大や早慶に行くような学校に行ってみると、いつのまにか「競争する自分」が誕生してしまっていた。

修造チャレンジに通ったわけでもないのに、誰かと競っていたのです。

大学も割と良いところに行ったし、就活だって、「起業しよう」と思っていたのに、結局は有名企業に就職することになった。

ただ、それが「私の望んでいたことなのか」というと、必ずしもそうではない。どこかで他人と競い、勝つために努力していたのです。

 

くだらないよね。愚かだよね。でも、私はつい最近まで、「プラスα」をずっと求めていたのです。

生きているだけで良いのにね、本当は。そんなことに気がつくことができなかったのです。教育とは怖いね。環境とは怖いね。

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生きているだけの自分を認めてあげてから、楽になった

 

私は競争してばかりだった。他人と比較して、できるだけ多くの試合で勝とう、と思っていたのです。でも、そんな競争の中で生きてみて、

実際に「見えない誰か」に勝ってみたところで、特段嬉しいわけではなかった。いや、勝った瞬間だけは嬉しかったのかもしれない。

でも、継続する幸せではない。競争はまた次の競争を生む。ただ、それだけの話だった。

 

そんな私も、最近は「生きているだけの自分」を認めてあげられるようになったのです。生きているだけで偉い、生きているだけですごい。

そう思えるようになった。そうなってから、私の心はだいぶ楽になったような気がする。自分のアイデンティティは、他人に勝つことのみで出来上がっていくと思っていたのかもしれない。

年収だったり、地位だったり、成績だったりね。どうでも良いものを追い求めていた。

でも、そんな生き方は疲れるだけだったんですよね。自分は自分で良いじゃん」と思えたら、もっと自由に生きることができるようになったのです。

多くの人は、こんな話を聞いても、「は?結局お金じゃんかよ」と思うかもしれない。リアリストは私のことを「理想主義者」だと笑うかもね。

わかるよ。わかるけど、私は以前の生き方をしていても、つらいだけだったのです。生きているだけで良い。本当はそんなシンプルな答えが目の前にあった。

でも、私はその答えに気がつくことができなかった。むしろ「くだらない」と思っていたのかもしれない。

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誰だって生きているだけで天才なんじゃない?

 

生きているだけで天才だと思うんです。だってさ、生きているだけで大変じゃないですか。お金を稼がないといけないし、酸素を吸っていかないといけない。

そう思うと、生きるって超絶面倒なことのように思えてくるよね。「うわ、後どれくらいこんなことが続くんだよ」なんて思う日もある。

でもさ、もっと認めてあげれば、楽になれると思うんです。生きているだけで良い、ということを理解することができれば、何もかもから解放される。

少なくとも私はそうだった。

だからね、みんなも「生きているだけで超偉いじゃん!」と思って良いんじゃないかな。

私からも褒めるよ。君は生きているだけで天才。今日まで良く頑張った。そう思う。

季節が変われば、SADになる人もいるし、頑張らないためにも頑張らなければいけない、そんな世の中ですよ。ええ。

嫌気がさすよね。面倒だよね。

だからさ、偉いんですよ。生きているだけで。日本では毎年2万人くらいの人が自殺でこの世を去ってしまうじゃないですか。

ああ、もう無理だ」と思って、消えていってしまう。

それだけ大変だもん。生きるのって。

私たちは生きているだけで良い。それだけでも偉いし、幸せなことなんです。それで良いじゃないですか。ね?

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水瀬まりも
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