不動産投資をしている人にとっては「管理会社」って大きな存在だと思うんですよ。
自主管理の大家さんもいるんですけど、基本的には管理会社に任せて不動産投資をしている人が多いんじゃないかな、と思います。
でも、管理会社とうまくいかない時だってあると思うんですよね。そんな時には「管理会社を変更したい」と思うものです。
私も、いまちょうど「変更しちゃおうかな」と思ったところです。
だから、この記事を書いて、発散しようかなと。
投資家が管理会社を変更する理由
担当者とうまくいかない
担当者とうまくいかない、という経験を持っている投資家は多いんじゃないかな。
担当者との相性ってありますからね。不動産業界は日本最古のアナログ業界です。
だから、「この大家さんの物件を紹介したいな」と思ったら紹介するし、「この人は嫌いだな」と思ったら、管理を疎かにしたりする。
そういう業界なんですよ。私も東北の某地域でひどい目にあって管理会社を変えたのですが、担当の店長が嘘つきで、悲惨な目にあいました。
集客力がない
集客力がない会社もやめたほうが良いかな、と思います。
営業力のある会社と営業力のない会社ってやっぱり存在するんですよ。
同じ地方でも、「まりも不動産」という不動産屋さんでは入居者が続出するのに、「なめこエステート」という会社では全く入居者が入らない、ということがあるのです。
その結果、当初は20%の利回りを見込んでいたのに、蓋をあけてみたら、5%程度の利回りになってしまった、なんてこともあるんです。
利回りなんて「満室想定」ですから。不安定で曖昧な投資指標なんですよね。
集客力のない管理会社に任せておいても、何も良いことはないからね。変更したほうが良いと思います。
管理をしておらず、放置
「そんなことあるの?」と思うかもしれないけど、本当にあるんですよ。
月々数%の管理手数料を払っているのに、全く管理をしてくれないところは多いのです。
だって、1人で400戸とか管理していますからね。
そもそも全ての担当物件を管理することなんてできないんですよ。
私の場合も、「管理してくれないじゃん」と感じて、言い争いになったことがあります。
「不動産投資は不労所得だ」と言いますけど、実際にはどうなんだろう。
本当に不労所得なの?と思ってしまう。
私が実際に体験した管理会社
許可していない倉庫が設置
嘘みたいな話なんですけど、許可していない倉庫が敷地内に置かれていたことがあったんですよね。
サイコパス的な人が担当だったので、嘘を平気でつく人だったのですが、これには驚きました。
最初は担当が「1ヶ月貸してください」みたいな感じで、お願いしてきたので、倉庫用の土地を有料で1ヶ月だけ貸していたんですよ。
でも、数ヶ月経っても、その倉庫は存在し、最終的には売却時まで倉庫がありました。
不動産管理会社を変更するきっかけになった事件ですね。
「本当に人間なのかな?」と思うくらい、平気で悪いことをする人もいるんですよ。
見積もりしますね詐欺
見積もりがいつまで経っても出てこないこともありました。本当に不思議です。
人って怖いな、と思いましたよ。「見積もり出しますね!」と言葉では言うんです。
でも、数日経っても、数ヶ月経っても見積もりが来なかったりする。
本当に何を考えているのか理解できない。でも、やっぱりこの人もサイコパス的な人なんですよね。
こちらが「ふざけるなっ!」と怒ったところで大した効果はない。「申し訳ありません」とは言うけど、思ってない。
恐怖すら感じましたよ。ええ。ここの不動産会社は理由があってまだ管理会社を変更していませんが、そのうちサヨナラですね。
よく壊れる携帯
連絡をしても、返してもらえず、会社に電話して、「折り返し電話させますね」と他の担当者が言っても、連絡が来ず。
何度も連絡をしたら、「すみませーん!携帯が壊れていました!」なんて意味不明なことを言うんですよ。
怖いですよね。何を考えているのかわからない。おそろしすぎる。
本人的には「携帯が壊れている」と嘘を通せていると思っているのかもしれないけど、私は何人もの担当者と話してきたからね。
鉄板の嘘だということくらいわかってしまう悲しさ。
管理会社変更をしたくない、という人の気持ちもわかるけど、正直こういう変な管理会社とは縁を切った方が良いよ。
管理会社を変えた場合の影響
元々の管理会社に紹介してもらえなくなる
不動産の管理会社を変える、ということは元々の管理会社に紹介してもらえなくなるリスクがある、ということなんですよね。
管理会社を変えるのはそんなに難しいことではありません。
しかし、地方都市などであれば、「あの店が紹介してくれないと厳しい」みたいな会社が存在しているのです。
そういう場合には管理会社の変更が難しいかもしれませんよね。むしろ、そういう場合は「売却」を考えた方が良いんじゃないかな、と思う。
だって、結局は茨の道を歩むことになるだろうから…。
不動産業界というものは思っている以上にアナログで狭い世界です。
「ITで不動産業界を変える」なんて言っているけど、変わらないじゃないですか。
そういうことなんですよ。不動産の世界は閉じた世界なんです。
他の管理会社を探す必要がある
私の個人的な意見としては、これが最も面倒なことだったかな。
他の管理会社を探したりするのですが、まず「どこの会社が良いのかわからない」という状態になるんですよね。
まあ、地方だとあんまりどこも変わらず、似たり寄ったりだったりもしますけどね。
管理会社を変更しようと思って、お願いしても、「うちはその地域を扱っていないんですよ」と断られる場合もあります。
だから、割と探さないといけないんですよねえ。
私の場合は3社くらい候補を見つけて、その中から選んだような形でした。
ストレスになるから早めに管理会社を変更しよう
とはいえ、ストレスになるんですよね。担当とうまくいかなかったり、会社としての方針が好きになれなかったり。
杜撰な管理が続いたりすると、ストレスがすごいんです。私もね、もう全身にぶつぶつが出るかと思う夜もあります。
それくらいストレスになるし、イライラするんですよ。私も何度激怒したかわかりません。
自分でも誰かに取り憑かれたのではないか?というレベルの怒りメールを送っていることもあります。それくらい嫌なんですよ。ストレスになるんです。
だから、できるだけストレスを溜めないように、管理会社を早めに変更した方が良いんじゃないかな。
管理だけだったら良いけど、最終的には「売買」もお願いするわけですよ。特に地方都市なんかだと、必然的に「管理会社=仲介会社」になってしまう。
だからね、早い段階で管理会社を変更した方が最終的には自分のためになるのです。ボランティア活動の一貫として投資をしているのであれば、杜撰な管理をする最悪な管理会社に物件を預けてみても良い。
でも、違うでしょう?資産を増やすことを目的として投資をしている。
だから、良いパートナーと仕事をするべきだと思うのです。うん。変えちゃいなよ、と思うよ。本当に。
特には大胆に変えてみることも大切です。
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