人生に悩む君へ

何度でも立ち上がることができれば、弱い人間でも強く生きていくことができるんだ。

みんなは弱い人間ですか?それとも強い人間ですか?

私は強い人間です!」なんて胸を張って言える人はおそらく圧倒的な少数派だと思う。

誰もが弱い部分を持っていて、情けなくなるほど脆い部分を持っていると思うから。私も同じです。私は弱い人間です。弱い人間はすぐに倒れる。

嫌な気持ちになるし、逃げてしまう。

もうだめだ」と思う時もある。でも、良いんですよ。私たちはそれでも。

何度でも立ち上がることができれば良いのだから。雑草みたいに踏みつけられても、起き上がれば良い。

目を真っ赤にしてでも、立ち上がれば良い。

倒れない努力なんて無駄だったんだ、と気がついた

 

どうしようもなく悲しい出来事があったり、精神が死んでしまった経験を持った人じゃないとわからないと思うけどさ、

倒れない努力なんてしても仕方がないんですよね。

私も最初は「精神を強くして、肉体も強くすれば、倒れずに生きていくことができる」なんて本気で考えていました。

それくらい、自分のことを過信していたし、あんまりつらい経験とかもしてこなかったんじゃないかな。

でも、実際につらい経験をしてみて、精神も身体もボロボロになっていって、ボロ雑巾みたいになって、そんな経験をしてみると、

ああ、倒れないなんて無理なんだ」と思ったんです。薄いガラスみたいに、私の心は「パリンッ!」と簡単に割れてしまうことに気が付いた。

人間なんて誰しも弱くて、つらいことがあったら、簡単に倒れてしまう。二本立ちの不安定な生物なんです。

でも、そんな弱い私でも、「何度でも立ち上がること」ができれば、何の問題もない。

ボロボロの身体でも、精神でも、死ぬ気で立ち上がる気持ちがあれば、生きていくことができるんですよ。

嫌なことがあった時に、「俺は平気だぜ」と力強く立っていられる人に憧れる。きっと、同じように思う人はいるでしょう。

良いなあ、あんな風に生きられたらもっと楽なのに」と思う。でも、倒れない努力なんていくらやっても無駄だし、意味がないんです。

立ち上がるしかないんですよ、私たちは。死神のような顔をしてでも、必死になって立ち上がる。何度でも立ち上がることができれば、怖いものなんて実はないんです。

関連記事:不器用に生きる人生を僕はまっすぐ走っていく。

立ち上がる者の狂気と強さ

 

つらかったら当時、私のことを周りの人が冷静に見ていたとすれば、

狂気的」だったんじゃないかな、と思う。もう既に死んでいるのに、何度も立ち上がるゾンビみたいだったんじゃないかな。

何度も何度もストレスにやられて、何度も何度も悪いことが起こった。

でも、それでも、目を充血させて、周りを睨みつけながら、フラフラになりながらも、立ち上がっていました。

何度でも、何度でも立ち上がる決意をしていたから。

HUGO BOSS」みたいな高くて高級なスーツを身に纏いつつ、偉そうに座っている人とか、偉そうに語っている人を見て、

お前らに何がわかる?死ぬほどのつらさやプレッシャーの中で生き抜いた経験があるのか?」なんて思っていた。くだらねえな、と思っていました。汚い言葉でごめんね。

それくらい、私は狂気的だったような気がする。おかしかった。

でも、どれだけ踏まれても、どれだけ馬鹿にされても、私は自分の意思で立ち上がっていた。

自分の身体のどこがどうなって、立ち上がっていたのかわからない。何が原動力になっていたのかわからない。

わからないけど、あの当時はとにかく必死で、死ぬ気で死ぬような日常を生きていた。

生ぬるくて、つらさも、恐怖も、寂しさも、何も知らない人たちを下に見ながら、必死に生きていたんです。

倒れない努力なんてしても、どっかで倒れてしまう。だって人間だからね。でも、それで良いんだよ。

血を吐いても、顔がぐちゃぐちゃになっても、立ち上がれば失敗ではない。生きていくことができる。

完璧な人間なんて世の中にはいない。

  • 東大を出て
  • エリートサラリーマンになって
  • 高収入
  • 結婚もしている

こんな「絵に描いたような成功をしている人」だって、弱さを持っている。だからね、良いんです。何度でも立ち上がることができれば、それだけで生きていくことができるのだから。

関連記事:新しいことに挑戦する時には不安を抱えるけど、自分の人生に嘘をつきたくない。

どんなに現実がつらくても、立ち上がれよ

 

現実ってさ、私たちが思うよりも、ずっと厳しくて、つらくて、寒くてさ、

何だか生きていることすら嫌になることがあるよね。

あー、めんどくせえええ」なんて思うことがやっぱりあるじゃないですか。人間だから。

特に私なんて弱い人間だから、すぐに嫌な気持ちになるよ。「ああ、悲しい」と落ち込んでしまったりする。

季節が春から夏。秋から冬に変わるのと同じように、私の心も上がったり、下がったりする。炎みたいにゆらゆらとね。

でも、別にそれは悪いことでも何でもないのよ。

死ぬ気で立ち上がれば良いじゃん、と思う。

現実って残酷でさ、「なんで自分だけがこんな目にあうんだ」と思うようなことが平気で起こるんです。

病気になる人もいれば、恋人から振られる人もいる。私みたいに父親が突然死してしまった人だっていると思う。

でもさ、仕方がないんですよね、起きてしまったことは。「倒れないように頑張ろう」と思っているとつらくない?

普通でいよう」と思っているとつらくない?だからね。良いんです。発狂しても、死んだ目をしていても良い。

何度でも立ち上がることができれば、私たちは生きていけるのだから。

自分でも情けないんだけど、私は今でも、「ああ、もっと親孝行できたのかなあ」とか「もっと頑張れたのかな」なんて考えてしまって、悲しくなってしまう時がある。

男なのに情けないなあ」なんて我ながらに思うよ。恥ずかしい……。

でも、生きていれば良いことがたくさんあって、希望がたくさんあって、何か色んなものをそれぞれが背負っていきているんだな、と思ったりもするんです。

だから、私は何度でも立ち上がるよ。これからも。これから先ずっと。

どんなにつらくても、私はこの命から逃げ出したくはない。そう、思った。

関連記事:それでも人生は続くと知ったあの日から情熱だけで生きてきた。

ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。