優しい気持ちになれる人になれたら良いな、と思うんです。
こんなことを言うと、「何を言ってるんだ?」と思われるのかな。
でも、割と正直な気持ちなんですよね。世の中にはさ、頭の良い人とか、鋭い人とかいるじゃないですか。
その人たちにも明確な存在理由はあるはずだし、頭の良い人、鋭い人、リーダーシップのある人を好きになる人だっている。
私も好きな時があるよ。
ただ、やっぱり最終的にはね、優しい気持ちになれる人が好きなんですよ。
「なんかこの人といると優しい気持ちになるなぁ」みたいな人っているじゃない?
そんな人になれたら良いな。
優しい気持ちになれたら幸せになる
本当になぜだかわからない。なぜだかわからないけど、「この人と会うと優しい気持ちになる」という人がいるんです。
きっとこれは私だけではないはず。みなさんにも「この人といるとなんか良いなぁ」と思う人がいるでしょう?
でも、その人のどこが魅力となって、優しい気持ちになるのか?なんてわからないんですよ。
優しい言葉とか、優しい表情とか、なんだろう。わからない。
その人の何がどう作用して優しい気持ちになれるのかはわからないけど、私は幸せな気分になるんですよね。
優しい気持ちになれる人と食事をしたとしよう。不思議とその時にはわからない。
「ああ、普通に美味しいご飯だった」と思うだけ。
でも、帰り道に最寄駅の1個前から歩いてみたりすると、「ああ、なんか幸せだなあ」と思い出してみたりすることがあるんです。
会っている時にはわからないのに、なぜか会った後に温かい気持ちになる。そんな人がいるんです。
だからさ、私もそんな人になれたら良いよなあ、と思う。優しい気持ちになれる人に私もなれれば、相手も私もきっと幸せな気持ちになると思うから。
今日が人生最後の日なら優しい気持ちになれる人と会いたい
もしも今日が人生最後の最後の日だったらどうしよう。みんなはどうする?
ビジネスについて考える?それとも、国の未来について考える?それとも、年収について考える?
ほとんどの人は「ただ、優しい日を過ごしたい」というだけなんじゃないかな。
健康な時には、野心があったりするし、人生が長いなら嫌いな人とも会う。
刺激をもらえる人とも会うよ。
でも、もしも人生最後の日だったとしたら、きっとあなたも私も等しく「優しい気持ちになれる人」を探すと思う。
私たちはさ、やっぱり何でもない平凡な人間でさ、何もかも許せる聖人ではないし、清くも貴くもない。
だから、人間の本質に迫ってしまえば、「優しい気持ちになれる人」が好きなんです。
私はやっぱり優しい人に会いたいし、私自身も「優しい気持ちになれる人」でありたい。
人間の生活、いや、人生において大切なのはお金とか名誉とか、そんなものではなく、
人間関係だと思うから。一緒にいてくれる人には幸せでいて欲しいし、幸せそうにしている相手を見て、私もまた、優しい気持ちになりたい。
それはきっとみんな同じなんじゃないかな。今は元気だから、命がまだあると思っているから、そんなことを考えない。
でも、本当はやっぱり優しい気持ちになれる人が好きで、穏やかな心で、「なんか幸せだね」と言い合える人と一緒にいたいんじゃないかな、って。
普通の人間だもん。みんな。当たり前じゃないかな。
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誰かにとってのミルクティーみたいな存在に
誰かにとっての「ミルクティー」みたいな存在になれたら良いな、と私は思っています。
わからないかな。温かいミルクティーをさ、綺麗なコップに入れてさ、少しずつ飲むじゃないですか。
自然と身体が温まってきて、なんだか心までポカポカになっていくんです。
そんな人にね、私もなれたら良いな、と思っています。
鋭いことや頭の良いことを言う人はたくさんいるけど、元気な時だけなんですよ。余裕がある時だけなんですよ。そういう人を欲するのは。
嫌なことがあった時に、「あの人に会えば優しい気持ちになれるなぁ」とか「ホッとするんだよなぁ」と思える人に会いたくなるじゃないですか。
それはさ、やっぱり本質的には優しい気持ちになれる人を求めていて、穏やかな心を求めているのだと思うんです。
疲れた時に飲みたいミルクティーみたいな存在になれたら、私も、きっと他の誰かも幸せになれるかな、って。
ギラギラしている自分とか、上を目指している自分とか、色んな自分がいると思うけど、やっぱり私たちは普通に人間でさ、何でもない人物でさ、服を脱げば裸でさ、何でもない存在だと思うんです。
偉そうにしているどこぞの上司も、どこかの国の大統領もみんな同じ。
優しい気持ちになれる人、穏やかな心になれる人を求めているのです。ミルクティーみたいになれたら良いよ。何でもない存在かもしれないけどね。
私はそんな人たちにいつも救われてきたから。
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