人と同じじゃないと不安な人って実は多いんじゃないかな、と思っています。
仕事でも、学校でも、何でも周りと同じじゃないと、安心しない人が多いのです。
でも、人と同じじゃないと不安な人はさ、これからの時代は変わっていかなければいけないんじゃないかな、と思う。
別に違っても良いじゃないですか。誰かと同じ行動をして、誰かと同じような道に進めば安心することができるのかもしれない。
自分だけ違う道に進むよりも、誰かと同じ道の方が安心する。そういう人がいることは確かです。
でも、人と同じじゃなくても良いんだよ。
人と同じじゃないと不安なのはなぜだ?
「同じが正義」の学校
私たちは「同じが正義」である学校で教育を受けてきてしまったんですよ。修学旅行に行っても、みんなと同じ時間にお風呂に入り、みんなと同じようなご飯を食べ、
みんなと同じような速度で勉強する。個性というものはできるだけ排除されてきた。だから、人と同じじゃないことを不安に思うのは当然のことだったりする。
私の場合、幼稚園の頃から少し違っていた。周りの人たちが運動会に出ているのに、私は腕を組んで見ていた。そんな私を見かねた当時の園長先生がお茶を淹れてくれて、よく一緒に飲んでいた。
でも、そんな私みたいな人間ばかりではない。人と同じじゃないと不安に感じるように教育されてきた私たちはレールから外れるということが怖くて仕方がないのです。
1人で損をすることはない
1人で損をすることはないから、という防衛本能もあると思うんですよ。たとえば、5人で歩いていて、2つの道があったとしよう。
4人は右へ。1人は左へ。こういう選択をしたとする。そうすると、1人で左に行った人物が間違えた道を選んでいた場合、「どうしよう」と1人で悩む必要がある。
それに対して4人で右に行った人物たちが間違えた道を選んでいた場合はどうだろう。
4人で「どうしよう」と悩むことになるんですよ。1人で違う道を選び、成功する喜びよりも、1人で間違えてしまった時のリスクを考えるのです。
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レールから外れた人が成功する時代
誰でもできる仕事の消失
これからの時代、誰でもできる仕事は消失していく。堀江貴文さんの発言でも問題になったけど、やっぱり誰でもできる仕事は消失してしまうのですよ。
人工知能が人間の仕事を代替するようになります。そうなってくると、「誰でもできる仕事」というものは消えていくのです。
仕事が消えれば、仕事をすることができない人も増えますよね。そういう人のためにBI(ベーシックインカム)みたいなものを導入しても良いよね。
まあ、BIをかつて導入していた「ナウル」という国は失敗に終わりましたが。
話は逸れたけど、これからの時代はレールから外れて、「自分にしかできない仕事」をする人が残っていくのだと思う。
だから、人と同じじゃないと不安な人は、少しずつ「レールから外れる努力」をしてみるべきだと思うんです。
自分で考えるクリエイティブな世界へ
人と同じじゃないと不安になってしまうのかもしれない。でも、これからは自分で考えるクリエイティブな世界になっていくと私は思う。
単純労働はロボットや人工知能に代替され、私たちはより「クリエイティブな活動」に重きを置くようになる。
それは芸術作品を作るような「創作活動」かもしれないし、新しいビジネスを作り出す「ビジネスクリエイティビティ」みたいなものかもしれない。
どんな分野に特化するのか?なんてことはわからないけど、自分で考えて、人と違う道を歩むようになるのです。
もうすぐですよ。その未来は。みんなが「もっと先だろうな」と思っていることが、割とすぐ起きてしまうのが今の世の中。
自分で考えるクリエイティブな世界になる。だから、人と同じじゃないと不安、という気持ちは捨て去った方が良いのです。
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今日から新しいことを始めてみよう
人と違うことを何か1つでも良いから始めてみて欲しい。たとえば「ブログ」でも良いんですよ。私のようにね。
なにも「プロブロガーになりなさい」と言っているのではない。
何か新しいことを始めてみて欲しいだけなんです。
人と同じじゃないと不安な人たちは過剰に「同じではないこと」を恐れていると思う。
でも、何を恐れる必要があるのだろうか。別に何をしても良いんですよ、私たちは。
周りの目とか、世の中の声とか、そんなものばかりに気を取られてしまうけど、大切なのは自分の「やりたいこと」です。
人と同じであることが常に正しいわけではない。同じであることに安心している人は多いけど、同じであることと、
「安心」とか「安全」であることはイコールではないと思う。やりたいことをやろう。自分だけの道を歩こう。
誰の人生でもなくさ、自分の人生なのだから。
今日から始めよう。人と同じじゃないと不安な自分を脱ぎ捨てれば良いのです。そうすればさ、見えてくるものがきっとあるよ。
知らない海に、出かけよう。