起業と経営

自由な社風の会社にしていかないとな。

自由な社風の会社ってあるじゃないですか。

昔はさ、自由な社風の会社みたいなものって全然なくてさ、かっちりとした企業こそが企業の形だったと思うし、それが推奨されていたよね。

でも、いまは違うじゃないですか。

自由な社風の会社が生き残る時代になっているし、自由な社風の会社が好まれる時代になっているんですよ。

うちの会社は少しだけ古い会社です。小さいけどね。だから、もう少しこう、自由な社風を持つ会社になった方が良いのかな、と思うのですよ。

 

自由でなければ、私たちは何も生み出すことはできないのです。

 

縛られていても、何も生み出せない

 

インターネットが誕生し、IT企業と呼ばれる会社が出てきて、ホリエモンや藤田晋さんみたいなインターネット時代を代表するような人たちが出てきた。

昔はそんなこと、考えることができなかった。

今みたいに高校生でも、フリーターでも起業できるような時代じゃなかったんですよ。普通に働いて、大企業が当たり前に生き残っていく。

中小企業は大企業の下請けをやって、稼いでいく。リクルート出身の起業家だって同じようなもので、「リクルートの商品を販売する会社」として独立してたよね。

でも、いまは時代が変わって、誰でも簡単に起業することができるようになったんですよ。

そんな時代にさ、「スーツを着なさい」とか「年上を敬いなさい」みたいなことを言っても、何の意味もないよね。老害にしかならない。

縛られていれば、良い子にしているのかもしれないよ。社員はね。

でも、そこから何か新しいものが生まれるのか、というとそうではない。何も生まれないのです。

自由な社風が批判されることもあるけど、私はね、これからの時代を生き抜いていく企業には「自由の許容」が大事じゃないかな、と思っています。

縛られているだけでは、人間はクリエイティブにならないよ。単純労働はできるかもしれないけど、単純労働の集合組織を作るだけなら、次の時代にはもう会社自体が存在しなくなっている。

だからね、やっぱり自由な社風作りって大切なんですよ。

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若い人たちは「自由」を求めている

 

いまの若い人たちは昔よりも「自由」を求めていると思う。別に不安がなくなったわけではなくて、意欲的な人が増えたわけでもないのかも。

でも、若い人は規律みたいなものを嫌う傾向が強くなったような気がするんですよ。

たとえば「スーツで出勤しなければいけない」という規則はいまの若い人たちにとって「大きな負担」だと思うんです。

IT企業であれば、「パーカーでええよ」みたいな感じなのにさ、メーカーとかに就職するとガチガチのスーツでしょ?

 

つらいよね。私だったら嫌です。私も昔はガチガチの大企業に勤めていたタイプの人間です。

運良く就活という名の戦争を勝ち抜いてしまったから。

でも、全然自由な社風なんかじゃなくて、縛られてばかり、ルールの上で動くだけ。

人形みたいだなあ」と思っていました。仕事もできるバービー人形みたいな。

餃子をおごってもらっただけで、翌日の朝には「昨日はありがとうございました!!!!」と「これは自衛隊の挨拶なのか?」と思うくらいお礼を言わなければいけなかった。

なんだあの環境は…

もっと自由な環境で、のびのびと仕事をすることができたら、まだあの会社にいるのかな。どうなんだろう。

 

私はもう辞めてしまって、今では自営業者になっている。でも、あのままいたらどうなっていたのかな?と不思議な気持ちもする。

まあ、あれなんですけどね。自由な社風の会社じゃないと、私は生きていけないんですけどね。自由こそ力だと思うから。

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自分で考えて自分で行動する社員

 

基本的には社員側って「働いてやっている」という意識だと思うんですよ。

だから、自分で考えて自分で行動する、なんて面倒なことはできれば避けたい。

でも、自由な社風の会社だったらどうかな。

自由な社風の会社で働ければ、意識が変わっていくんじゃないかな、と思う。これからの時代はロボットみたいに決まりきった仕事をやる社員がだけが集まってもダメだと思う。

1人1人がクリエイティビティをもって、働いていかなければいけないのです。だからね、そのために必要なのは「規律」ではなく、「自由」だと思う。

ルールだって大切です。時には必要です。でも、自由はそれ以上に大切なものだと思う。

 

うちの会社も平均年齢が高くなってきて、だんだんと「新しいものに挑戦する力」がなくなってきたような気がする。

だからね、もっと自由な雰囲気、社風にして、クリエイティブな会社にしていきたいな、と思う。

 

変わっていかない会社は、腐っていくだけだから。時代と共に変化していく必要があるのです。

ずっと変わっていくよ。ずっと変えていくよ。歴史があって、たくさんの人の想いが詰まった会社だから。それだけ大切なものなんだ。

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まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。