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ベネチアのため息の橋で有名なドゥカーレ宮殿から牢獄を見て来たらめっちゃ落ち込んだ。

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ベネチアのため息の橋といえば

観光名所としてとても有名なところですよね。

有名なため息の橋です

夕暮れ時にこのため息の橋の下をゴンドラでくぐり、キスをしたカップルは永遠に結ばれる、なんていう言い伝えがあり

今ではゴンドラの定番ルートになっているようですが、

そんなロマンチックな歴史とは正反対の重たい歴史が詰まっています…

このため息の橋はドゥカーレ宮殿と牢獄を結ぶ橋なのですが

今はドゥカーレ宮殿も牢獄も、そしてこのため息の橋の中も見ることができるようになっているので

その詳細をレポートしていきたいと思いますよ〜!

ドゥカーレ宮殿へ!

ベネチアの観光名所であるサンマルコ広場にドゥカーレ宮殿はあります。

ドゥカーレ宮殿前の様子

ヴァポレットでもサンマルコ広場の駅で降りればすぐですね。

早速入ってみましょう。入るのにかかるのは20ユーロくらいでした。ちなみに現地のお金はこんな感じ。

後から調べたら「秘密のルート付きツアー」なんていうのがあって、英語ガイドと拷問部屋みたいなところにも行けるツアーがあるようでした。(イタリア語、フランス語ガイドもあり)

まんぼう

怖すぎますけどね……笑

興味がある方は公式サイト(英語)を見てみた方がいいかも。

英語ですがグーグル翻訳を使えばなんとかなるでしょう笑

でもツアーは1時間15分もかかるやつらしくて、

ちょっとそういうのは疲れちゃうから嫌なので結局フリーで回ってよかったです笑

とにかく集団行動が苦手なのでね笑

関連記事:海外旅行にツアーで行くメリットもあるけどしんどい事が多い。

ドゥカーレ宮殿って?

ドゥカーレ宮殿は8世紀に建設され、

  • 国会議事堂
  • 裁判所
  • 迎賓館
  • 刑務所

などの役割を担ったベネチアを代表するゴシック様式の建築物です。

だいたいゴシック様式の建物は街の中心部にあります(ロマネスクはその逆)
尖頭アーチ型になっていますね

こんな感じで中に入って行くことができます。

ベネチアの権力を見せつけるためにも豪華絢爛に作られたと言われていて

確かに入ってみると内装もすごい。

荘厳な雰囲気です

これは大評議会の間でヨーロッパで一番広い部屋とも言われてるそうです。

多い時で2000人も入っていたのだとか。

内装の中でも特に天井まで凝って作られているのがすごいと思いますね。

部屋が変わる度に天井を見上げてしまいます。

天井から何かが落ちてきそうなくらい装飾がすごい

国会が開かれた場所ということですが

ちょっとお尻が痛そうな椅子

この席にえらい人たちが座っていたのかな〜

道なりに進んで行くと武器の間にも行けるようになっており、

ベネチア共和国の部隊が使っていた武器の展示も見られるようになっています。

映画とかドラクエとかそういう世界だよね

まるで映画の世界って感じ。FF(ファイナルファンタジー)だと、途中でもらえる武器みたいな笑

さて、その先はいよいよ牢獄へと繋がるため息の橋です。

関連記事:サンジョルジョマッジョーレ教会に行ってきたジョ。

ため息の橋を中から渡れるよ

重たい空気が流れている気がします笑

これがため息の橋の窓

実際に見ると、本当に小さな小窓です

窓から見えるベネチアの景色。

これから投獄される囚人は、「ここからの景色がベネチア最後の景色」と思ってため息をついたことから

この橋はため息の橋、と言われるようになったそうです。

ですが実際にはこの橋ができた頃には、刑務所は短期囚人のための場所になっていて

かなりこの話にも脚色があるとのことでした笑

とはいえ、道も狭く、脱獄防止のためか複雑な道順で、ものすごく閉鎖的な空間。

閉所恐怖症の人は注意した方がいいですね

気持ちがどんどん重たくなっていきます。

ぐぅっと心が何かに圧迫される感じで、実際にものすごく嫌な感じがしました。

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牢獄の雰囲気が辛すぎる

冷たい上に迷路になっていて怖い

石で作られている牢獄はひんやりと冷たい空気が流れていて、気温も少し下がっている気がします。

ワンピースの「インペルダウン」みたい

全てが同じ部屋というわけではなく、大きさもそれぞれですが

簡素で冷たい作りなので、結局どれがどれだかよくわからなくなり、迷路のよう。

実際の牢獄の中にも入れるようになっています。

なんだろう、と思って近づいてみたのは

トイレ?かな。

ここでトイレを済まさないといけないのつらみ

お風呂として使われていたような場所もあります。

ちゃんとした湯船が欲しい

歩いていると牢獄の中庭のようなところに出ました。

結構錆び付いていますね

うわぁ牢獄って感じ…

ベネチアのプレイボーイで有名な作家カサノバはこの牢獄から唯一脱獄に成功してパリに逃亡したとされていて

なんと脱獄直後にサンマルコ広場のカフェ「フローリアン(→サンマルコ広場にある世界最古のカフェ「フローリアン」がバリバリ観光地化されてた)」で、

一杯コーヒーを飲んで一息ついてからパリへ向かったらしいですよ。

カフェラテ発祥のお店

心臓つえぇ〜笑

実はもう少しじっくり回ろうと思ってたんですけどね、

牢獄を見てたら息が詰まって来て「早く出よう」という気持ちになって

すぐ出ました。笑

でも出るにも道がわからなくなって結構ぐるぐるしちゃいました。

これも脱獄しないように作られているからなのかなぁ。

見ているだけで息がつまる牢獄。

でもそこには長い長い歴史と、そこにいた人たちの気持ちが眠っています。

勇気を出して覗きに行って見る価値がある場所だと言えるでしょう。

出て来てからしばらく放心状態でベンチに座りながら

おやつに持っていたチョコをむさぼってしまいました笑

ベネチアを訪れたらぜひ一度見て欲しい場所ですね。

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では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。