夢はありますか?
みんなには、「これは叶えたい」ってものがある?どうなんだろう。大人でも子供でもそうだけど、実は夢を持っている人って少ないような気がしているんですよね。
何だか現実的なことばかりを考える人が増えてきてしまったような気がするのです。
たしかに夢なんて必要ない、と言う人もいるよ。きっとその人にとってはそれが幸せなのだと思う。
でも、私は私の周りの人には夢を持っていて欲しい。みんな、どうだろう?夢はありますか?
夢を追っている時の感覚が忘れられない
夢を追っている時の感覚って明確にあると思う。
あの何とも言えぬ青臭さと、ドキドキ感。
私は小学生の時に「歌手になろう」と決意したけど、何だか気恥ずかしくて親には言えずにいた。
自分の夢を語ったり、自分という人間を表現することがきっと苦手だったのだと思う。
「夢はありますか?」なんて言ったけど、当時の私が同じことを聞かれたら、「いや、普通に生きるよ」なんて答えていたと思う。
だって恥ずかしかったから。でも、恥ずかしい、と思いながら自分の気持ちを隠していても、1人暗い部屋に帰ると、将来のことを考えてワクワクする。
「歌手にならない人生なんていらない。死んだ方がマシだ」と思っていた。
無論、家出をする覚悟も100%持っていました。当時の私の覚悟は凄まじかったんですね。
それくらい、夢を追っている時の「あの感覚」は中毒性が強い。家にいる時、友人と遊んでいる時、学校にいる時。
夢があることによって、私が地球で刻む全ての時間が愛おしくなった。つらいことや嫌なことも「夢のためだ」と思えたから、全てが宝石みたいにキラキラしていた。
そんな感覚が今でも忘れられないんですよね。
みんなにはさ、夢はありますか?希望はありますか?未来を想像して赤面したことはありますか?
未来とは、希望とは、夢とは、心をキラキラさせる大きな力を持っているんですよね。
夢を見たことがない人もいるだろう、と思う。
夢なんてくだらない、と思っている人もいるでしょう。
でも、社会的な成功だけが私たちの人生を彩るわけじゃない。
心だよ。命だよ。ワクワクする感覚がなければ、私たちの人生は輝かない。
こんな時代に夢を見ろよな
いまの時代は少し難しいな、と思うよ。バブルの時みたいに景気が良いわけではない。
若い人たちは少ない給料の中で何とか暮らしているような感じですよね。
20万くらいからスタートした給料だって、昔みたいに右肩上がりで増えていくわけじゃない。
年金だってもらえるのかわからない。
だからさ、何というか、今の時代は「自己防衛の時代」って感じでさ、自分で自分の身を徹底的に守らないといけない時代なんですよね。たぶんね。
そんなどうしようもない時代に「夢はありますか?」と子供たち、いや、大人たちにも聞いたらどうなるだろう。
多くの人は「いや、安全な道を…安定した企業を…」と言うのではないだろうか。
当然のことですよ。だって、心配だもの。未来が怖いもん。そうだよね。
でも、そんな時代だからこそ、私は夢を持っていたし、夢を持つ人たちがいなくなって欲しくないんだ。
世の中を見渡せば、生活費を捻出するだけでも苦労している人たちがいる。テレビのニュースを見れば、生活保護者を扱ったニュースを見ることになる。
そんなものばかりを見てしまうと、未来に希望なんて抱けなくなってしまうかもしれないし、やっぱり未来は怖いものなんだな、と思うでしょう。
でも、夢は誰でも見ることができるじゃないですか。私だって数億、数千万円の借金があっても、自分のやりたいことを見つけることができた。
こうやってブログで自分の気持ちを世の中に発信することができたんです。
だからさ、夢を持って欲しい。こんな時代だけど、情熱的な夢を見て欲しい。
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夢はありますか?と聞かれて、どう思う?
みんなはさ、夢はありますか?と聞かれてどう思うのだろうか。夢はありますか?なんて聞かれると、随分と長い間夢を見ていなかった自分と出会うのではないでしょうか。
子供の頃には「野球選手になりたい」とか「パティシエになりたい」とか、夢を見るものじゃないですか。
でも、大人になると、いつのまにか現実ばかりを見てしまって、夢を見ることができなくなってしまうのです。
だから、夢はありますか?と聞かれても、困ってしまうかもしれない。いまの現実で精一杯で、夢なんて見ることができない。
そう思っている人がたくさんいる。
でも、そんな人にこそ、やっぱり夢を見て欲しい。「夢なんていらない」なんて言う人がいるけど、私は反対だな。
押し付けになってしまったら嫌だけど、やっぱり夢を見ることには意味があると思う。だから、夢を持って欲しいのです。
夢はありますか?夢が叶わないなら、命さえも捨ててしまいそうになる、そんな儚くても強い夢を持っていますか?
私たちは私たちの命を使って、何を叶えるのだろう。どんな夢を追うのだろう。
長くも短い人生の中でさ、どう生きる?
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