君の悩みも、君のつらさも、宇宙から見たらどうでも良いことなんですよ。
私たちの世界が平和な世の中だったら良いよね。親が死ななくて、ミサイルなんてどこにもなくて、いじめなんて存在しない世界だったら良い。
でも、そんなことはないじゃないですか。私も親が大学生の時に死んだり、数億の借金があったり。
「え?人生ってこんなにハードモードだったん?」と思うくらい、私という生命体にはつらいことが酸性雨のように降り注いだ。
もうやめてよ、と思った。つらかった。
でもさ、思ったんですよね。私たちが経験している全てのこと、悲しいことも、苦しいことも、宇宙から見たらどうでも良いことなんだな、って。
宇宙から見たら、私たちの存在なんて小さいんだよ。
私たちの存在は豆粒でもない
悲しいことかもしれないけどさ、私たちの存在は豆粒でもないんですよね。
「宇宙から見たら豆粒みたいなものだよ」みたいな言葉を言う人がいるけど、厳密には豆粒でもないじゃないですか。
宇宙に行ったことがないからわからないけど、飛行機なら何度も乗っている。
飛行機が離陸して、空へと飛び立つ。そうすると、車とか家とか、そんなものがどんどん小さくなって、やがては認識することができないレベルまで小さくなる。
「え?東京ってこんな感じ?」となってしまうくらい、何もかもが小さくなるんですよ。
だから、私たちなんてさ、宇宙から見たらどうでもいいくらい小さくて、認識されないような存在なんです。
私たちの身体は大きい人でも、せいぜい2m程度。そこらへんの木よりも小さいわけよ。
人間には「考える力」があるから、まるで自分が大きなものであるかのように誤認してしまう。
でも、実際はさ、宇宙から見るとどうでも良い存在で、豆粒でもないんですよね。
宇宙人がUFOで地球に到達する時にも、降り立つまでは「人間がどこにいるのか」なんてわからない。
それくらい小さな、小さな存在なんです。
でね、小さな存在であることは、人間からしたら悲しいことでもあるけどね、実は嬉しいことでもあるのかな、って。
宇宙から見たら私たちなんて豆粒にもなれない。そんな小さな存在なわけだけどさ、実は嬉しいことなんじゃないかな?と思う。
私たちには豆粒ゆえの幸せがあるんですよ。きっと。
見えない世界で暴れれば良い
私たちがどれだけ悩んでいても、周りの目線を気にしていても、宇宙から見ればどうでも良いくらい小さな存在なんです。
だから、そう考えるとね、どれだけ暴れても宇宙から見ればわからないのだから、好きに生きれば良いじゃん、と思えるような気がするんです。
たとえば、無職になってしまい、周りからの目線が痛くてつらい思いをしている人も、宇宙単位で見ればどうでも良い存在で、悩みはおろか、人間の身体でさえも宇宙からは見えないわけ。
だからさ、そう考えると、「どうせ何やっても見えないし、小さな存在なんだから好きに生きれば良いじゃないか」と思えるような気がするのです。
私たち人間は頭が良いから、色々なことを考えてしまう。他人からの評価とか、相対的な自分の地位とか。
細々と考えてしまうものなんですよ。
でも、本当はそんなものはどうでも良くて、私たち人間の存在なんて「豆粒」でもなくてさ。
そんな広い世界で生きているわけじゃないですか。
「宇宙から見ればどうでも良い存在なんだ」と悲しくも嬉しい発見をすれば、私たちはもっと楽に生きていくことができるような気がするのです。
裸になっても、バカをやっても、私たちの存在なんて見えないのです。
宇宙から見たら私たちなんてどうでも良い存在なんですよ。私たちは大きな悩みを抱えた時、この世界で不幸なのは「自分だけ」だと思ってしまう。
でも、そんな人は無数にいるし、私たち自身の身体だって小さいじゃないですか。宇宙から見たら何でもないことなんだよ。きっと。
宇宙からは見たらどうでも良い。そんな世界で暴れてやれば良いじゃないか。
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私という存在はNONAMEの身体でしかない
私なんて、ブログをやっているからまだ名前を知ってもらえているけど、そうは言っても、私のことなんて宇宙から見ればどうでも良い存在。
私のことを知っている神様はいないし、私のことを知っている海外の人なんて全然いない。宇宙から見たら本当にしょうもない存在なんです。
1mmにも満たない小さな、小さな存在なんです。名前だってないんです。だから、私もあなたも宇宙から見たらどうでも良い「NO NAME」の身体。
だからね、どんな悩みを抱えていても、どんな悲しみを抱えていても、あんまり重たく考えないで欲しい。
私もつらかった。そんな時に支えてくれたのは、「頑張ってやろう」という気持ちじゃなくて、「まあ、俺の悩みなんて大したことないじゃん!」という気楽な考え方だった。
「頑張れ」なんて言葉はさ、何も意味もないんだよ。つらい時にはもう頑張っているからね……。
「はい?もう頑張ってますけど?」という感じです。
宇宙から見たらどうでも良いんです。私たちの命とか、悩みとか、悲しみとか。
そう思えたら、少しは楽になるよ。私は当時つらかった。ひたすらつらかった。そんな時に助けてくれたのがこの考え方だったんです。
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