起業と経営

カフェを開業しても失敗することの方が多いという現実を理解した方が良いよ。

カフェを開業したい、なんて思っている人は世の中に腐るほどいるんですよ。めちゃくちゃ多い。

私もむかしは思っていたしね。「自分だけのカフェを持つことができたら良いな」なんて真剣に思っていました。

私は無類のカフェ好きで、普通のカフェだけではなく、1950年代くらいに流行っていた「名曲喫茶」にも行っていた。

ほら、むかしはレコードが高価で買えなかったからね。代わりにカフェに行って聴くのです。

いまはほとんどないけどね。渋谷の「名曲喫茶ライオン」が有名かな。渋谷です。

カフェが好きだから、カフェを開業してみたいな、なんて思っていたけど、実際に計算してみると失敗することの方が多い、ということに気がついた。

実際他の事業で経営してみてわかったんです。

カフェを開業しても失敗する原因

小さな店の利益率の低さ

カフェって基本的に単価が低いんですよね。そうなってくると、どうすれば良いのか?それは原価を抑えるしかないんですね。

珍しいコーヒー豆とかも置いて、顧客を満足させるカフェを開きたい」なんて思っても、種類を増やせば増やすほど、仕入れ単価は上がる。

つまり、利益が圧迫されてしまうのです。だから、カフェを開業しても、多くの人が失敗する。

こだわりの豆とかを各地から取り寄せきたら、たしかに顧客は喜ぶ。しかし、儲かることはないのです。

さらに規模の経済で「小さな店」だと、仕入れがそもそも高い。単価が高く、

回転率が悪い

回転率が悪いのも私がカフェを開業したら失敗するな、と思う原因ですよ。外資系大手のカフェだと、「どうすれば回転率を上げることができるのか」ということを真剣に考えています。

もはや数学ですよね。でも、個人がカフェを開業したところで、大手外資系がやっているような回転率を実現することはできないのです。

たしかに「居心地の良いカフェ」みたいなものがあれば、通いたいものですよね……。

でも、そんなものができてしまったら、お客さんの回転率が悪くなってしまい、結果的にはお店の売上が落ちてしまう。

カフェを開業しても失敗する理由なんです。

差別化が難しい

カフェって差別化が難しいんですよ。「ハリーポッターの世界を再現したい」とか「海外の図書館のようなカフェを作りたい」という人はいる。

こんなカフェがあったら絶対に行くのにな」と思うよね。私も思っていた。

私も「常に雨が降っているカフェ」を作りたいと思っていた時期がありましたよ……。

でも、じゃあなぜできないのか?

それはね、「お金がかかるから」なんですよ。すごい単純明快ですよ。お金がかかるからできないわけ。

たとえば、ものすごくこだわったお店を作って3000万円を内装にかけたとしよう。これを10年で返済しようと思ったら、年間に300万円以上のお金を返していく必要があるんです。

利益から家賃を払い、税金も払った上で借金を返すわけですからね。実際には600万円程度のお金を用意する必要があるんです。

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カフェは誰にでもできてしまう

カフェを開業したい、という人は世の中にたくさんいる。

でも、カフェって誰にでもできてしまうんですよね。

ないそうにこだわった店とか、味にこだわった店、それぞれに特徴はあると思うけど、誰にでも開業できてしまうものなのです。

「こんなカフェがあったら絶対流行る」と思い、開業する。でも、だいたい自分が考えたことって「全国の誰か」も考えていることなんですよ。

  • 類似した店を知らない
  • 存在したが潰れた

ということがほとんどだと思う。だからカフェを開業しても失敗してしまうのです。

たとえば「誰も思いついていないカフェ」を開業したとしよう。売上も良い。お客さんも喜んでくれている。

でも、そんな「優秀なカフェ」でも存続は難しい。なぜなら「真似されるから」なんですよ。

真似されるから失敗してしまうのです。

カフェというものは「特別な技術」を持つ必要がない。いや、これは語弊がある。

特別な技術は必要かもしれないが、「特別な技術」を持つ人はたくさんいる。

だから、誰にでも簡単に真似されてしまうのです。

新規に開業したカフェの半数程度は3年以内に倒産する。思った以上に売上が立たないから。

それくらい厳しい業界なんです。

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自分で店舗を買えるくらいの余裕が欲しい

 

私がカフェを開くなら、完全に「趣味」でやるかな、という感じですね。老後の楽しみという感じでやった方が結果的には楽しく終われると思うから。

自分で店舗を持つことができれば、大きな地代家賃がかかることはない。だから、まだ倒産リスクは減少するんじゃないかな、と思う。

フルローン状態でお店を開業して、ローンを返済しながら、自分たちの役員報酬と従業員の給料を支払っていくのは至難の技なんですよ。

カフェを開業して失敗するのは当然のことなんですよね……。

 

カフェを開業すること自体は悪いことではない。面白いカフェとか、美味しいカフェが世の中に増えたら楽しいよね。私もカフェ好きですから……。

 

でも、思っている以上にカフェで成功するのって難しい、ということを理解しておく必要があるのです。

3店舗目からようやく儲かるのが「カフェ事業」ですから。カフェを開業してから失敗したくないのであれば、

ある程度の資金的余裕がある上で開業した方が良いんじゃないかな、と思うよ。あとはクラウドファンディングで始めるとかね。

それも1つの手だと思う。

カフェの開業は基本的には失敗すると思うけど、カフェの開業をやってみたい、と思うなら挑戦してみれば良い。

結局は「やりたいか」だよね。

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まりも
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まりもだよ(o'ー'o)「ぼくのとらべる。」というYouTube旅チャンネルやったりブログ書いたり。のんびりびりびり。チョコとヨーグルトが好きです。