仕事

個人クリニックで働く看護師のデメリットを実体験をもとに語ってみる

家族が個人クリニックで看護師として働いています。

 

看護師の資格を持っていると、色々な科で働く選択肢がありますが、

大きく分けて

  • 大きな病院
  • 個人クリニック

どちらで働くか、という選択肢があると思うんですね。

 

大きな病院は救急外来や夜勤があったり、とても忙しいイメージがあって

女性の多い看護師業界では「個人クリニックの方が気持ちに余裕を持ちながら働くことができる」というメリットもあるでしょう。

やはり家事、育児もしなくてはいけない、という人が多いですからね。

 

ただ、個人クリニックで働くデメリットもあるものです。

 

実際に家族が働いているので、体験談をもとに、

個人クリニックで看護師が働くデメリットについて書いていきたいと思います。

 

福利厚生がしっかりしてない

 

個人クリニックというのは事業規模が小さいので、どうしても福利厚生がしっかりしていない、というところが多いんですよね。

 

家族が看護師として働いているところは「厚生年金」がありませんでした。

一般的な企業に就職すれば厚生年金は強制加入みたいになって、半額企業側が出してくれるものなんだけど

個人クリニックだとこれができるところが少ないみたいです。

 

家族の働いている個人クリニックは常勤が全部で3人しかいなくて

一応常勤が5人以上いなければ、厚生年金に入らなくてもいい、というルールになっているようです。

 

家族はもう勤続10年以上になってしまっていて、その間お給料は多少いいものの

厚生年金を払えていないからどうしよう…という感じになってきちゃってるんですよね。

 

でも若い時って目先のお給料に目がいきがちで、福利厚生がどれくらいしっかりしているか、というような基準で勤め先を選んだりしないものじゃないですか。

 

ただ家族もそろそろ老後を考える年齢になってきて、それでやっと「厚生年金のない個人クリニックで働く恐ろしさ」に気づいたみたいです。

 

基礎年金は自分で払っていても、やっぱり厚生年金払ってるかどうかで

老後にもらえる年金額って大きく変わってきてしまいますからね…

これはかなりのデメリットだよなぁと思います。

 

個人クリニックでも従業員数が多いところなら厚生年金入っているとは思うんですけどね。

そういう条件はちゃんと見た方がいいよなぁと思います。

 

もちろんまだ若い世代なのであれば、年金をそこまで頼りにできなくなってくるでしょうから

厚生年金を指標に勤め先を決めるのもリスクだとは思いますけどね〜。

関連記事:自分で年金を作る時代になっていくんだろうな。

 

ドクターと合うことが少ない

 

個人クリニックだとドクターが経営者、というパターンがほとんどですが

そうなってくるとドクターと気が合う、っていうのはなかなか難しいんですよね。

 

やっぱりお医者さんってとても合理的な人が多いし、

看護師からすると「冷たいな」と感じる人も多いみたいです。

 

大きな病院だったらドクターもたくさんいますが、個人クリニックだと一人のドクターとやっていかなきゃいけない、ということも多いですから

個人クリニックに勤めてもなかなか仕事が続かない、という人は多いです。

関連記事:看護師はセクハラを受けることも多い仕事だと思う

 

人間関係が濃密になりがち

 

個人クリニックだと毎日顔を合わせるメンバーは同じになります。

人間関係の輪が狭く、濃密になりがち、というのはありますよね。

 

私みたいな人付き合いが苦手なタイプにはこういう環境は地獄です笑

 

嫌いな人がいてもその人とも仲良くしていかなきゃいけないし、

昼休みの時間もみんな一緒、って感じなんですよね〜

 

私の家族も個人クリニックで働いているメンバーとご飯をいつも一緒に食べたり、一緒に旅行に行ったりなんかもしてて

女性の多い職場だし大変そうだな〜と感じてしまいます。

 

同僚と適度な距離感でいたい、という人には個人クリニックは向かないと思いますね。

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経営が安定していない

 

どうしても個人クリニックだと、経営が安定していない、というのはあると思います。

 

国が負担している医療費もかなりの額ですから、最近はジェネリック医薬品などでなるべく薬局で薬を買えるようにして

個人が病院を診療しなくても済むように、みたいな流れを作ろうという風潮になってきてしまっていますしね。

 

多くの個人クリニックが売上が下がっているような傾向があるそうです。

 

大きな病院に比べると、個人クリニックは廃業の可能性もあるのがデメリットと言えるでしょう。

関連記事:看護師がゆったり働ける職場はどんな基準で選ぶ?

 

休めない

 

個人クリニックで働いてしまうと働いている従業員も少ないので、なかなか休みをとることができない、というデメリットもあります。

 

私の家族も勤続10年ですが、風邪を引いてもとりあえず仕事には行くんですよね。

ちょっと仕事をして、午後少し暇そうなら早退する、という感じがほとんどで

「風邪を引いたので1日お休みさせてください」なんて言ってるところは見たことがありません。

 

大きな病院でたくさん人材がいれば多少は融通がきくとおもうのですが

どうしても個人クリニックだと一人一人の担っている仕事量が多すぎて

急に休む、というのは難しいです。

関連記事:看護師に向いてない人はどんな人?

 

退職金制度がない

 

そんなこんなで個人クリニックはなかなかにデメリットが多いので

退職して別のところで働こう、ということになっても

いざ退職するとなったら退職金制度もなかった!なんてこともよくあること。

 

幸い家族が働いているクリニックでは退職金制度があるようですが、それでも額はそんなに大きくなく

一般的な企業で働く場合と比べると本当に少ないです。

 

確かに個人クリニックの方が、大きい病院に比べると働きやすい面もあると思います。

仕事内容に対しての給料も高いと思えるところが多いでしょう。

 

しかし福利厚生や退職金制度がない、などの面においてデメリットがたくさんあります。

 

自分にあった働き方をなるべく探した方がいいですね。

 

何を優先するか、によっても変わってきそうですが、

私個人的にはやっぱり厚生年金はちゃんとあるところに勤めた方がいいと思います。

 

看護のお仕事などに登録しておいて、常に看護師の市場がどう動いているのかチェックしておくのもいいと思います。

資格さえあれば働き口にこまることはないですしね。

関連記事:看護師が円満に退職するための方法

 

では今日はこのあたりで。

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佐藤まんぼう
佐藤まんぼう
職業:稼ぐニート(♀)。ごく小さなストレスでも与えてはいけない。ストレスに弱すぎて会社もバイトも辞めて稼げるニートになりました。