みなさんは子供の頃駄菓子屋に通っていた経験はありますか?
なかなか都会に住んでいると駄菓子屋ってなくなってきてしまっていると思うんですが、
私は駄菓子屋に小学生のころよく通っていました。
駄菓子屋って20年で7割も減ってしまったんですよね
確か小学校3年生くらいの時が一番行ったんじゃないかなぁ。
たった数十円だけでも色々なお菓子が買えて、まだまだ自分のお金で買い物をするということに慣れない中
勇気を出して行った駄菓子屋が本当に懐かしい。
観光名所の塩釜にまさかの駄菓子屋
実は観光目的で仙台から電車で約30分のところにある本塩釜駅を訪れました。
「塩釜神社」や「浦霞 酒ギャラリー」を見て、お寿司を食べようと思って本塩釜で下車したのですが
その途中で出会ったのが駄菓子屋さん、「やまだ屋」です。
通りでもひときわ懐かしい雰囲気を放っている駄菓子屋さんは、
昼過ぎに訪れたら子供たちで賑わっていました。
今の子供たちも駄菓子屋に行ってくれているんですね〜
ちょうど通学路なのか、道には学生がぽつぽつと歩いています。
なんとモヤさまでさまぁ〜ずのお二人が訪れていたり、宮城県出身のサンドウィッチマンのお二人のサインなどもありましたよ。
地元で愛されている名店なのかもしれませんね。
昔懐かしい駄菓子がいっぱい
もう20代で大人になってしまいましたが、駄菓子屋さんにはテンションが上がりました。
遠いあの日、友達と自転車にまたがり出かけた駄菓子屋さんの記憶が一気に込み上げてきます。
消費税とかが入って11円とか22円とかになっちゃってるんだな〜
改めて見直してみると、この金額でお菓子が買えるって本当にすごいことですよね。
「あと何個買えるかな?どれ買えるかな?」って必死に計算しながら駄菓子を買ったなぁ〜
なんとも言えない昔の懐かしい香りがする気がします。
このチョコドーナッツのやつとかさ、一個で結構満足感あるのに13円ですよ。
思わずいくつか駄菓子を買ってしまいました。
ちっちゃい頃の記憶ってぼやっとしてるけど
あの時の記憶忘れたくないし、こうして思い出してみるとなんだかあったかくて大切だなぁなんて思いました。
店先にはおもちゃも売られていますが結構煩雑な感じでなんだか友達の家みたい。
よくよく観察してみると「なんだこれ?」っていうのも結構あって楽しいです笑
おばあちゃんのやさしさにほっこり。
駄菓子を売っていたのはお店のおばあちゃん。
子供達が数名お菓子を頑張って買っていましたが
買い物に慣れていない子供達は自由奔放で
おばあちゃんが「今計算してあげるからちょっとまってね」「お財布忘れないようにしないと!ここに置きっ放しだよ〜!」と面倒を見てあげていて
なんだか都会でいつも見慣れている「店員とお客」とは全く違う関係性に
心が温かくなりました。
なかなか今の日本では子供を育てにくい時代。
きっと昭和の頃は、近所の駄菓子屋のおばあちゃんや、周りの色々な人が一緒に子供を育ててくれていたんだろうな。
忘れかけていた大事なものを見つめ直すきっかけになった気がしました。
観光に行った際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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では今日はこのあたりで。