プライドが高い人は落ち込み易い

自分のプライドってどれくらい高いのか？って考えたことはありますか？これって意外とないと思うんですよね。

結構、プライドなんてない！って思っているひとがたくさんいると思うんですよ。でも、人間ってデフォルトでプライドを持っているものなんです。そのプライドが良い方向にいけば良いのですが、なかなかそういうわけにもいきません。

私の周りで感じたことなんですけど、プライドが高い人ほど落ち込み易いって傾向があると思うんです。

なぜでしょうか？

今回はプライドの高さと気分の落ち込みについて書いていきたいと思います。

プライドが高いと傷つき易い？

自分に対する自信があるということはいいことです。でも、自信とプライドって似ているようで全然違うものなんですよ。

前者は自分の中のこと、後者は他人との事なんです。

プライドが高いひとってどこにでもいるものです。それは自分の趣味ついてかもしれないし、自分の容姿、精神についてかもしれません。

でも、これって結構危ないです。友達とかと飲んでいて馬鹿にされることってありませんか？きっとありますよね！そんな時にあなたならどんな反応をするでしょうか？

きっとそれは「内容による」んだと思います。では、どうして内容によるのでしょうか？

それは、馬鹿にされた内容が図星の時は怒るし、そうではないことは怒らないからです。人間って「私はこんな人間だ！」って自分で思ってしまっているものなんです。そして理想の人間になろうとします。

でも、自分のなかにはもう一人の本来の自分というものがいますよね！恥ずかしがりやだったり、暗かったり色々あると思うんですけど…

そういった部分を指摘されると人間って怒ってしまうんですよ！つまり、怒るということは自分の弱点を見抜かれてしまったということ。そうなってくると、人間はかなり気分が害してしまうものなんです。

これは別に男女関わらずなんですけど、私たちは自分の評価を間違えてしまっている時があるんです。誰でも「◯◯な人間になれたらいいな！」って思っているものです。

そしてこれが自分のプライドになっていってしまっているんですよ。でも、そんなプライドを持つ必要なんてないんです。

無駄なところに自分の高いプライドを持ってきてしまうなんて本当に馬鹿げていると思うんですよね！プライドがない！っていうとなんか男らしくないような気がしてしまうひとも多いと思います。しかし、そんなことはありません！

むしろ、プライドがなくなっていくととても生き易いんですよ。自分の中のプライドが高い人ってすぐに傷ついてしまいます。（だって、自分が誇っていたプライドが傷つけられる機会なんてたくさんありますからね！）

そして、いつまでもそれを引きずってしまうひとって結構いるんですよ。だったらそんなプライド持たなくてもいいですよね。必要のないプライドで自分を傷つけてはいませんか？

私の友達にもそういうひとっています。傷つき易くてすぐにすねてしまうひと。

病んでしまいますよ？もっと自分なんてちっぽけな存在であること認めてしまえばいいじゃないですか。そこまで凄い人間なんてあんまりいませんよ。

他人からの評価なんてどうでもいいじゃありませんか？最近は特にそう思います。

若い時なんて馬鹿にされまくればいいと思うんですよね。まあそれが先輩によるパワハラとかだったらイヤですけど、それ以外だったら別に馬鹿にされまくってもいいと思います。

そうすることによって人間って強くなるんですよ！
自分の変な高いプライドがある時って人間は弱いです。だって、いつもいつも他人からの目線を気にしてしまっていますからね！笑

そんなもの気にしなくていいんですよ。そういう高いプライドを持っていたところで何にも役にたつことはありません。これを私はここ数年で気がつきました。

だからこそ、皆さんにも是非やってみてほしいんです。自分のプライドを捨てるということを。まあもともと凄いプライドが高かったのか？って言われるとそうでもないような気はしますが、さらになくなったことで凄く強くなったと思います。

自分に対する他人からの評価なんて人によって全然違いますからね。気にしないことが一番なんですよ。

自分を振り返ってみると意外と変なプライドを持ってしまっていることに気がつくひとも多いのではないでしょうか？

高いプライドなんて何の役にも立ちませんよ！良いプライドならもちろんいいんだと思うんです。

でも、高いプライドは変な方向にいってしまいますからね。これは絶対に気をつけたほうがいいと思います。

もしもいまそういったものを持ってしまっているのであれば、削ぎ落とす訓練をしたほうがいいと思います。

結構簡単にプライドってなくなるものですよ！そしてそれが出来た時、もっともっと生き易く、強くなるんです。

どうせ生きるなら、楽に生きていたい。楽に生きたいならプライドの高さは足枷になってしまうものなのです。

プライドが高くて良い事なんてないのですから、捨てられるプライドは捨ててしまった方が良いのです。自分のために、あえてプライドを捨てるのも生きる術ですよ。