仕事の悩み

部下を殴るのが当たり前だった時代を生きた人の話。

部下を殴るのが当たり前だった人たちって昔はいたんですよね。何か悪いことをすれば、学校でも職場でも殴られたり、殴ることは当然のことで、

 

それがスタンダードだった時代もあったのですよ。

そんな時代を生きた人と話してみてね、やっぱり思ったことがあったわけ。だから記事にしてみようかな、と。

 

ブロガーは「これ記事になるかな?」なんて思いながら他人の聞いているからね。

 

疑問に思ったら、こうやって記事にしていくわけよ。

 

部下を殴るのが当たり前な時代って不思議だな、と思った。

 

灰皿が飛んでくる職場で働いていた

 

部下を殴るような会社で働いていた彼と飲んでいました。何でもない居酒屋で聞くにはもったいない話だったけれど、

何だかいまを生きる私にとっては衝撃的だったんですよね。

 

だって、「灰皿を投げるのなんて日常茶飯事ですよ」と言っていたのだから。

 

みなさんもこういう話を聞くと、「どうせ小さな会社がやっているんでしょ?」と思うかもしれませんが、小さな会社ではありませんでした。

 

誰でも知っているような会社で昔は「部下を殴る」などのパワハラが横行していた。私たちは昔のことなんて知らないし、ブラック企業が厳しく罰せられる時代を生きているから実感しないだろうけど、

 

昔は何でもありだったんですよね。部下を殴るのは当たり前だし、灰皿が飛んでくるのも当たり前。

そんな状況の中で働いてくのは大変だな、と思った。

 

彼は元々チーマーをやっていた経験がある人です。いまはもう何もやっていないけれど、昔はそういう人間でした。

でも、その彼に対しても暴力を振るうわけですから、すごいですよね。部下を選ばずに殴るのです。

 

今は職場のいじめって「いじめやすい人」がいじめられるだけだと思いますが、その当時は違ったんですよね、きっと。

標的になりやすい人」とかではなく、誰もがいじめの対象だったのです。

 

まあでも、いまでも灰皿が飛んでくるような会社はあるみたいなんですけどね。仕事の話になると、

 

あそこはやばいよ」みたいな情報が入ってくるので、わかってしまうのです。不動産業界とかはいまだにそういう会社もありますね……。

 

今後は変わると思うけど。

関連記事:まだ上司に好かれる方法、なんて検索してるんですか?

 

反抗する人が生き残っていく

 

私も見ていて、思ったのですが、彼は反抗するタイプの人間でした。上司からパワハラを受けた時には、ある程度耐えるのですが、

それでも「もう我慢の限界だ」と思ったら、相手に対して暴力なり、言葉をぶつけるんですよね。

 

でも、だからこそ、彼はいま、生きているのかな?と思ったのですよ。これがもしも大人しい子羊ちゃんのような人物だったらどうなっていたのでしょうか。

この世界にはいない人間になっていたんじゃないかな、と思ってしまった。世間的には、大人しい人たちが優遇されるじゃないですか。

 

大人しくて、何でも言うことを聞くような人が評価されるような社会だと思っています。ただ、大人しいだけではちょっと厳しい部分もあるんじゃないかな、と。

 

反抗しても良いと思うんですよ。部下を殴るような上司がいなくてもね。

 

反抗して、発散した方が良い。上司は上司で精神的に余裕がないからこそ、部下に対して暴力をふるってくるわけですから。

言葉でも、手でも同じです。

 

相手だけがストレス発散をするくらいだったら、もっと反抗してしまえば良いと思う。

私だって過去には面倒な上司にピザを投げようとしたり、まあ、色々と闘っていましたから……。

 

そうでもしないと、自分の精神衛生がね……。

関連記事:君が思うより、上司は幼稚なんですよ。

 

「俺はあの時代を生き抜いた」という正義

 

大変な時代を生きたんだな」と思う一方で、私は「あれ?でもこの人は何だか嬉しそうだ」と思ったんですよね。

 

あの時代を生き抜いた」という自信が彼の中の「正義」になってしまっているような気がしたのです。

ブラック企業で働いた人って、なぜか下の人にも同じものを求めてしまう傾向があると思うんですよね。

 

「俺もあの時代を生き抜いたんだから、こんなことでへこたれるな」みたいな根性論を振りかざすのです。

 

でも、無理でしょう?普通は。

部下を殴るのが当たり前。そんな職場で働いていた人にはわからないかもしれないけれど、やっぱりいまの時代は「根性論」だけで頑張ることができない時代。

 

昔といまは違うのですよ。まあ、昔も本当は嫌だったと思うんですけどね。結局は生活があるから、どうにか頑張っていたのですよ。

 

部下を殴るのが当たり前の時代を生きた人にとって、「あの時代を生き抜いた」という自信が「正義」になってしまっていたら怖いな。

そうならないように、社会は変わっていかないといけないよね。

 

上司と「吉野家」で飲みにいけるくらい、仲良くなって、もっと良い関係性の下で働くことができたら良いよね、と思うんだ。

結局は人間関係が何よりも大切だからね。そうでしょ?

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。