恋愛と私

私は海を泳ぐ熱帯魚のように、恋をする。

自分の恋愛感について考えることってそんなに多くはないですよね。他人の恋愛をとやかく言うことはあるけれど、自分の恋愛について深く考えることは多くはない。

 

でね、振り返ってみたんですよ。私の恋愛を。

 

考えてみたら、自分の恋愛って熱帯魚のようだな、と思った。海を泳ぐ熱帯魚のような恋愛をしてきたのが私なんじゃないかな?と思うんだ。

 

近付きすぎるのは怖い

 

私の恋愛を思い返すと、臆病な自分が出てきてしまう部分が多かったように思う。私は友達でも、友人でもそうなのだけれど、

あまりベタベタした関係をはじめから好む方ではないと思っている。むしろ距離をとって、「このくらいの距離なら大丈夫かな?」と考えながら歩み寄る。

 

特に恋愛なんて、こわいよね。裏切られたらと思うとこわいし、やっぱり恋人と言っても他人だからある程度の距離感を保っていた方が楽だと思う。

 

でも、ものすごく離れたところから見ているのか?というと、そうではない。相手に安心すると、近づいていく。

この距離感なら大丈夫かな、と考えながら慎重に慎重に近づいていくのです。

 

熱帯魚のようにね。自分が傷つかないような距離感を保ちながら、近づいていくのです。でも、逆に何かが起こってしまうと、

 

人間が水槽に手を触れた時の熱帯魚のように逃げてしまうのです。そんなものなんじゃないかな。違う?

 

近づきすぎると、傷ついてしまうことだってある。もちろん、誰かを好きになって、愛するからには傷つく覚悟をしていなければならない、ということは理解しているつもりです。

 

でも、やっぱりこわいじゃないか。人間だからさ。

 

熱帯魚のように臆病になってしまう時もやっぱりあって、「もう一緒にいない方が良いのかな」なんて思ってしまう時だってあるのですよ。

 

1人でいるだけなら、傷つくことはありませんからね。1人で過ごしていれば、寂しいかもしれないけれど、傷つくことはないから。

 

そういう意味では、楽なんですよ。

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弱い生き物だから誰かを求める

 

恋愛というものは、概して自分にないものを持っている人を好きになるものです。私も含め、きっと誰しもそんなに強くはない。

 

たとえば、地球上で自分だけしか人類がいなかったらどうだろうか。すごく寂しくないだろうか。どんなに豪華な家があっても、どんなに豪華な食事が出ても、

きっと楽しくないんじゃないかな、と思う。

 

やっぱり人間は1人では生きていくことができなくて、きっと誰かを求めているのです。精神的にね。

 

怖いよ。裏切られたりとか、悲しい気持ちにさせられることもあるのが恋愛だと思うからね。でも、それでも私たちは1人では生きていくことができない。

 

だから、やっぱり人を求めてしまうのです。

 

私は熱帯魚のように、危機察知をしたら逃げてしまう。サンゴの間に隠れてしまう、そんな臆病な魚のような恋愛ばかりしているような気がする。

 

そして、これはずっと続くのかな?とも思っている。情けないけどね。何となく恋愛になると臆病になってしまうような気がするのですよ。

 

でも、仕方ないじゃない。

それが本当の自分だと思うからね。

 

男同士で話していると、たまに「俺は心配もしないし、何も怖くないよ」みたいなことを言う人がいるのだけれど、そういう人ってだいたい浮気していたりする。

 

だから、どっちが良いのかな、とは思うんですよね。女性からしたらそっちの方が良いのかな……。

 

表面的には楽だしね。恋愛って難しいものですよ。本当に。

 

悩むだけ時間の無駄ですけどね。私は恋愛が全てだ、とは思っていないから、何となく面倒臭さもあるしね。

 

恋愛なんてものがなかったら、もっと楽なのかな?と思ったり、でもやっぱり寂しいのかな、なんて思ったり。

人間は面倒な生物だな、と思う。コンビニで特大プリンを買ってきて、家で食べる。それだけで十分な幸せを感じる人間になりたい……。

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近付いて離れての繰り返しだけれど

 

近付いて、離れて、また怖くなって。そんなことの繰り返しのようだけれど、いつかはそういう気持ちがなくなっていくのかな、とも思う。

 

いまは熱帯魚のように恋をして、人を愛して、というなんだかとても幼稚なことをしているのだけれど、きっと年齢と共に、人の愛し方も変わってくるのかな、なんて思うよ。

 

学生の時と社会人ではまた違うしね。社会人になると、変に「結婚」というものを意識する人が多くて、逆にうまくいかなかったりする。

 

はじめて人を好きになった時はさ、嫉妬とか、お金とか全く考えなかったのにね。何だか切ないな、とも思う。

 

近付いて離れて、もしかしたらそのままいなくなってしまうかもしれない。でも、それならそれは運命の1つで、仕方のないことなんですよ。

 

でも、もしも一緒にいることができたら素敵だよね。

 

多くの恋愛は、「経験」になってしまうけれど、それが「」に変わったら素敵だと思うんだ。

 

あと、何年この人と一緒にいることができるだろう?なんて考えながら、今日も私は海を泳ぐ。

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。