実は妖怪の故郷、と言われている岩手県の遠野。
昔話の伝説などは多くが遠野で生まれたと言われており、実際に現地に行ってみたら、「確かに何か出そう…」という雰囲気がむんむんに漂っていました。
ま、まさか

遠野にはカッパ淵というかっぱがいるかもしれない(!?)場所があって、
そこでは許可証を持っていればかっぱを捕獲することができる、とされています笑
実際に遠野駅から、カッパ淵にかっぱ探しに行ってみました!
遠野へのアクセス
遠野は盛岡駅からだと電車で2時間くらいかかります。
かっぱを見るには2時間もかかるんですね
盛岡からまずはJR東北本線に乗り、花巻へ、約40分。
さらに花巻から釜石線に乗り、遠野まで約1時間です。

この東北本線から釜石線への乗り換えですが、直通のものが何本かあるので、
直通電車の時間を調べてから行ったほうが良いでしょう。
直通じゃない場合、運が悪いと乗り換えで2時間ほど待たなくてはいけないこともありますので要注意です。
遠野の観光協会で自転車をレンタル!
遠野についたら、駅の目の前に観光協会があります。
ここでお土産なども結構買うことができますし、
レンタルサイクルをすることができます。
私が行った時は3時間以内であれば620円で借りることができました。
編集部は誰も運転ができないので、今回はここで自転車を借りて、カッパ淵に向かってみました!
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のどかな田園風景に癒される
カッパ淵までは自転車で30〜40分くらいです。
ぎりぎり自転車でも行くことができる距離、という感じですね。
東京では絶対に見ることができないような田園風景が広がっていました。


こんな田園風景を走ることなんて東京ではまずないので、感動しました。
トンボもびっくりするほどたくさん飛んでいて、都会では見られない風景でしたねー。
目が良くなった気がします笑
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カッパ淵に到着!
カッパ淵がある道の入り口にはなんだか恐ろしい人形が置かれていました。

最初は人間かと思ってびっくりしましたが
人型のモニュメントのようなものです。
この人もかっぱを釣っているんだろうか…
だとしたらすごい執念!
小道を歩いていくと、突然林のような区画が現れて、そこにカッパ淵があります。

カッパ淵ではキュウリがつけられた釣竿が置かれていて、
それがずっとこの川を流れてゆらゆらとしています。

この近くにはこんな表示もありました。

カッパ捕獲許可証、なんていうものがあるんですね。
子供は喜びそうだ…

きゅうりがついた竿もたくさん置いてありました。
きゅうりは偽物でしたが…笑

濁った川は川の中の様子が全くわからないからこそ「ここにかっぱがいる」と言われれば
確かにそうかもしれない、と思ってしまう雰囲気が漂っています。
一度はぜひ訪れてほしい場所ですね。
自転車での道は結構大変でしたが笑
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近くに伝承園もあるよ
カッパ淵までわざわざ行ったのであれば、ついでに伝承園を観光してみるのも良いと思います。

民族伝承を目的に作られた屋外博物館で、
古い農家の家を見たり、実際に中に入ってみることができるようになっています。
なかなか都会では見られないものばかりなので、ぜひ岩手を観光する際はカッパ淵の方へ出向いてみてください。
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では今日はこのあたりで。