仕事の悩み

上司の人間性を疑う時はあるものよね。

上司の人間性を疑う瞬間って部下として働いていれば、きっとあると思うんですよね。私、今は独立したのですが、昔はサラリーマンとして働いていました。

 

上司の下で働いていたこともあるんですよね。だからこそ、上司の下で働いていれば、「この人は一体何を考えているのだろうか?おかしいのだろうか?」みたいなことを考える時があった。

 

今日はそんな話をしていこうと思う。上司の人間性が疑う毎日だったような気がする。

 

 

上司はやや遅刻してくるのに

 

部下は基本的に早く出社しなければいけない、という不文律のようなものがうちの会社にはありました。まあ、古い会社でしたからね。

当然と言えば当然です。

 

でも、何が許せないのか?って上司は遅刻してくるのに、早く来ている私の挨拶を「小さい」と怒るからだったのです。

私も反抗したりしました。「ちゃんと言っていますけど」とかね。

 

本当に言っていましたから。まあ、でもその上司のことが嫌いだったので、それもあって自然と声が小さくなっていたのかな?

でも、上司は遅刻しているわけですよ。そんな人に部下を叱るような資格はないと思いませんか?確かに、何もかもが真面目で完璧な人だったら怒られても、

 

自分が悪かったのかな?もう少しちゃんと声を出そうかな」と思えるのですが、上司の場合、「俺は上司だから遅刻しても良いけど、お前は部下だから大きな声を出せ」みたいなところがあってね、

 

それがもう何とも言えずにイライラしたような覚えがあります。「どの口が言っているんだ?」となっていました。そりゃそうですよ。

 

上司は遅刻しているのですから。上司の人間性を疑ってしまう……。

 

どんな神経で私に注意しているのだろうか?なんて思っていました。まあ、実際その会社は辞めているんですけどね。

会社の気質的にも私にはあっていなかったのです。ずる賢い感じというか、何というか……。

 

いま思い出しても、何だかイライラしてきてしまう。

関連記事:上司に罵倒されたら傷つくし、成長なんてしないよ。

 

行き過ぎた指導をしてしまいました

 

ある時「行き過ぎた指導をしてしまいました」と言われたことがあったんですよね。それは何か?というと、神経質な上司がいるなら退職しましょうの登場人物でもある「神経質先輩」なのですが、

 

ビジネス文書の細かすぎる指摘をしてきたものの、その指摘が実際には間違っていて、他の上司から直属の上司が怒られる、という流れになった時でした。

この時にね、思ったのです。「この人は上司としての威厳を保ちたいだけなのではないか?」とね。

 

上司というものは部下に尊敬されたい、と思っているものです。なめられたくない、と思っている人もたくさんいます。

だからこそ、行き過ぎた指導をすることがある。でも、上司の人間性を疑うよね、普通に。間違っていることを教えられたし、

 

自分で「行き過ぎた指導でした」と認めているのですから。たしかに業界的には「厳しい指導」が求められるような環境だったと思う。

だから、ある程度は「仕方ないな」と思ってきたのですが、実際に辞めてみると、「上司の人間性を疑う。なんであの人の下で我慢していたのだろうか?」と思った。

 

 

働いている時にはわからないものです。上司がどれだけ理不尽なことを言ってきたとしても、「これが普通なんだ」と思ってしまうものだと思う。

でも、上司の人間性を疑うレベルでおかしなことをされたら、やっぱりきちんと反抗した方が良いと思うんです。

 

私のように、反抗が裏目に出てしまうこともあるだろうけど、やっぱり言いたいことは言うべきだよ。部下だったとしてもね。

 

おかしい、と思ったものはやっぱりおかしいのだから。上司の人間性を疑うのは、「後から」ではなく「」でなければならない。

関連記事:上司に反論出来ない会社はどこか歪んでいる。

 

尊敬できる人間の下で働いた方が良いに決まっている

 

上司の人間性を疑うような毎日だったとしても、多くの人は我慢してしまう。「こんなものか」と思い、我慢するのです。

私も最初は我慢していました。いや、抵抗はするけどね。抵抗はするけど、我慢はしていた。

 

この人はイライラしているんだ」とか「最初だけかな」なんて思っていました。でも、「人間性」の問題ですから。

そう簡単には変わりませんよ。上司の人間性を疑うくらい嫌いなら、その上司が変わることはないはず。少なくとも私が所属していた音楽系の会社の上司は変わらなかった。

 

変わったのは、むしろ私の方。だんだんストレスで太っていって、金曜日とか土曜日になると、たくさんのお酒を飲むようになっていたのです。

 

ああいう大人にだけはなりたくないな」と思ってしまうような大人になりかけていたと思う。ダサい。とんでもなくダサい人間になりかけていた。

 

だからこそ、今は思う。「尊敬できる人の下で働くべきだ」と。

 

上司の人間性を疑うような状況で働いていても、ただ自分が疲弊してしまうだけで、何の意味もない。

私は独立したけれど、独立だけが選択肢ではない。もっと良い上司がいるような会社に転職しても良いしね。

 

良い上司の下で働いてみればわかるよ。「働くってこんなに楽しいんだ」と。

素敵な上司に巡り会えると良いね。人生が少しだけ明るくなったら良いよね。

関連記事:上司の根性論に付き合ってあげるのはやめました。

ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。