人生に悩む君へ

人に優しくする人間も美しいな、と思った。

人に優しくする」なんて別に必要のないことだと思っていた。いや、正確に言えば、「自分は人に優しくしている」と思っていたのです。

でも、何だかそれは形だけの優しさで、本当の意味での優しさではなかったような気がした。

 

私が友人と遊んでいる時に思ったのです。何でもないことではあるのだけれど、何だか「人に優しくする人間は美しいな」と思ったのです。

何でもない話だけど、お付き合いください。

 

3人でスタジオに行った帰りのこと

 

私も私の友人も楽器を弾く。私の場合、今回はキーボードを弾いていました。友人Aはギター、彼はエフェクターというギターの音を変える機械まで持って来ていて、

本格的にギターをやっている。あとはボーカルとしてBがいた。今回優しすぎる行動を起こしたのはBのボーカル君。

この3人で池袋にある「ノア」というスタジオに行きました。都内では有名なところで、チェーン店的なスタジオですね。

そこに行って、楽器を弾いてきた。2時間演奏してきた。帰りは夏空の下、歩いてきた。池袋駅まで。

 

時間は夕方の17時くらい。このあと、中高の友人が合流して、19時から飲むことになっていた。そうなってくると、19時までの時間が余ってしまう。

すると、ギターのAが「俺のエフェクター重いからきつい」と言い出したんですよね。そんな時、私は「ロッカーに預けようよ」ということを言ったのだけれど、

 

そこで人に優しくするB君はこういったのです。「俺のリュックデカいから、いれてやるよ」と。

驚きました。ギターをやっている人ならわかると思うのだけれど、エフェクターってめちゃくちゃ重いんですよ。

しかも、マルチエフェクターですからね……。

 

実際、ボーカルのB君は涼しい顔でリュックにエフェクターを入れてあげてずっと持ってあげていたのです。

人に優しくすることは当たり前だと思っていたし、私は自分自身を優しい人間だ、と思っていました。でも、彼の方が何だか無償の愛を渡していて、

何だか、優しさに泣きそうになったのです。

 

私はただただ驚いて、2人の前を歩いて、「なぜあんなにも優しくなれるのだろうか?」と考えてしまった。それくらい衝撃だったのです。

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見返りを求めてしまう優しさ

 

私は今まで、優しさの見返りを本当に求めていなかったのだろうか?と、不安になった。私は優しい人間だと思っていたし、

困っている人がいたら、助けてあげたい、と思っていた。でも、どうしてだろうか?

あの時は「持ってあげようか?」というシンプルな言葉が出てこなかったのです。効率だけを考えてしまって、「お金を払って預ければ良いじゃない?」としか思っていなかったのです。

 

ただ、本当に優しさって、「見返り」とか「効率」じゃないのかな?とも思った。私たちは優しくしてあげた相手から「見返りが欲しい」と思ってしまう生物ではないでしょうか。

 

「そんなことを思っていない」と回答する人たちを嘘発見器にかけたらどうなってしまうのだろう?きっと、「見返りを求める自分」が存在しているのではないだろうか?

 

そう思ってしまったのです。人に優しくすることってなかなかできることではない。でも、だからこそ私たちはもっと人に優しくしても良いのかな?と思った。

人に優しくする人は、一見弱そうに見える。でも、本当に強い人は誰にでも優しくて、いつだって相手のために優しくいると思う。

 

人に優しくするって難しいけど、やっぱり人間として生まれたからには大切にしなければいけないものなんだ、と思った。

他人の重い荷物を何も考えずに持ってあげられるような精神的な余裕があったら、自分も幸せだよね。世界はもっと平和になるよね。

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人に優しくする世界だったら良いね

 

人に優しくすると損をしてしまう、みたいな考え方が世の中には少しだけあるような気がしてしまう。テレビで「他人の連帯保証人になってしまった優しい人」がとりあげられて、

それがなぜだか「優しい人のロールモデル」になってしまったような気がする。だから、「優しい人は損をする」と思ってしまった。

 

でも、本来は違うじゃない?人に優しくするのは当然のことだし、そこには損得勘定は必要ないもの。

人に優しい方が、きっと周りの人たちも幸せだし、自分だって幸せなんですよね。

 

こんなシンプルで単純なことに気が付けない人もきっと多いと思う。だから、今日からは周りの人に優しく接してみようよ。

 

命がずっと続くわけではない。怒り狂っている人も、自分が嫌いな人も、大好きな人も、やがては命の炎が尽きてしまう。

 

だったら、生きている間くらい優しい世界にしたいじゃない?

人に優しくする人が集まって、「この世界は優しいね」なんて言いながら、真夜中に焚き火でも囲んでいたいじゃない?

そんな世界が訪れるように、そんな優しい世界がずっと続くために、私は人に優しくしたいな。

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水瀬まりも
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