アラブ首長国連邦の一つであるドバイ、
日本からは直航便も出ていて、少し遠出の旅行がしたい、という旅行好きには人気の観光地ともなっています。
そんなドバイですが、中東の国ですから、かなり文化が日本とは違います。
イスラム教徒の多いドバイでは、旅行に行く際に注意しておきたいことが結構あるんですね。
イチャイチャしちゃいけません
例えカップルであっても、公共の場でキスをしたりハグをしたり、というイチャイチャはイスラム圏では違法になります。
私自身、実際に現地に行ってみて感じたことですが、
現地のカップルは日本人よりも距離感がある感じがするような気がしました。
これは観光客でも例外ではなく、日本人のカップルがドバイの公共の場でキスをしたことで逮捕されてしまった、ということも過去にあるそうなので
現地の文化をきちんと理解した上で旅行に行った方がいいでしょう。
手をつなぐ、くらいならいいのですが
基本的にイスラム圏では婚前交渉が禁止されており、イスラム圏の女性はヒジャブと呼ばれる布で顔周りを隠しているほどです。
ニカーブと呼ばれる、両目以外を全て布でおおう格好をしている人もいて、同じ女性だけど近くを通る時はなんとなく緊張感を感じます。
観光客の多いドバイでは、観光客が現地の文化に合わせて布を巻く…というところまではありませんでした。
ヨーロッパ系の観光客の方は結構露出度も高かったです。
とはいえモスクなどの伝統的な場所の場合は、露出が激しすぎると入館を断られることもあるそうです。
また、ドバイは治安が良いとはいえ、イスラム教徒の女性が頑ななのもあって、逆にイスラム教徒でない女性には何をしてもいい、という考えが出てきてしまい
観光客の女性を狙った性犯罪も多いので、女性の一人歩きは人気のないところや夜遅い時間には控えるようにしましょう。
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夏は外の観光はできない
日本には四季がありますが、ドバイには夏と冬の二つの季節しか存在しません。
とても暑い国なので、観光におすすめなのは冬の時期です。
特に7月8月は平均気温が40度超え、という恐ろしい日々が続きます。
日によっては最高気温が60度を超えるのだとか。
でも今回私は7月にドバイを訪れてしまったんですよねぇ笑
怖いもの見たさです。
休み休みなら観光はできるだろう〜くらいにたかをくくっていたのですが
とんでもない。
外を5分も歩いていられませんでした。
ちょっとした観光でさえ、真夏のドバイではできないと考えた方がいいです。
そのためにもホテル選びはかなり重要になってきます。
ホテル滞在時間が必然的に長くなりますからね。
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女性の写真を撮らないように
イスラム教の女性は他人に顔を見られたり、肌を露出することを嫌がりますが、
これは写真も同じで、ドバイでは基本的に写真NGだと思った方がいいです。
間違って女性の写真を撮ってしまうと、一緒にいる男性に怒られてしまったりすることもあります。
無断で写真を撮るのは失礼に当たるんですね。
問題を起こしたくなかったら無闇に写真を撮らないこと。
また写真を撮る時は許可を求めた方がいいでしょう。
ブロガーとしては写真をいっぱい撮ることができなかったのはとても辛かったです…
今までの海外旅行で一番写真が少ない旅になってしまいました。
文化が大きく違うドバイは写真におさめておきたい風景がたくさんあるんですけどねぇ。
お酒が手に入りにくい
日本のようにコンビニにいけばお酒が変える、という感じではありません。
イスラム教ではお酒は禁止されています。
なので公共の場でお酒を飲むのも禁止なんですね。
ドバイでお酒を飲もうと思ったら、空港で買うか、もしくはホテルのバーなどで飲むか、のどちらかになります。
休日は金・土
イスラム教では休日は金曜日と土曜日です。
銀行は金曜日にお休みになります。
木曜日の夜が日本でいう花金のような感じで、私はたまたま今回木曜日の夜にドバイに到着するように行ったのですが
空港がものすごく混んでました。
というのも、休みだけ家族に会いにドバイにくる人が結構いるのです。
ドバイには他の国から出稼ぎにきている人がとても多く、むしろ働き盛りの年齢の男性のほとんどはドバイではなく他の国からきて、ドバイで働いている人たちなんですね。
なので木曜日の夜は空港がとっても混雑していました。
休みの日はスークなども休みになることが多く、
観光するとしたらショッピングモールなどがおすすめです。
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レディーファースト
ドバイではレディーファーストの風潮があります。
タクシーにもヘッドがピンクになっている車体の女性専用車がありますし、バスや電車にも女性専用シートがあります。
何をするにも女性優先なので、周りから見咎められないように、
レディーファーストの精神を忘れない旅行しましょう。
ドアやエレベーターなどでは要注意ですね。
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文化の大きく違うドバイ。
その文化を少し勉強して、注意するべきことを頭に入れてから楽しく観光しましょう。
では今日はこのあたりで。