転職

不動産業界の離職率が高いのはなぜだろうか?と考えてみた。

不動産投資家として投資をしている「まりも」です。さて、今回は不動産投資家である私が最近感じていることなのですよ。

不動産業界って離職率高くない?」ということ。

なぜだろうか。私は不動産投資家として多くの不動産営業マン、管理マンと仕事をしています。良い人もいるし、もちろん悪い人もいる。そして、いなくなってしまう人もいるのです。

あれ?あの人、この前までいたのに、どうしたのかな?」という人がいる。それもそのはず。不動産の世界は基本的に離職率が非常に高い。

だからこそ辞めていくのは当然のことだったりする。

でも、なぜ?そんなことを第三者の目線から見ている私が考えていこうと思います。

 

昭和的な努力主義

 

不動産の世界は効率的な社会ではありません。

いや、コミッションとかを考えれば効率的な社会だと思いますが、基本的な精神性で言えば「昭和的な価値観」が色濃く残っているのが不動産業界だと思うのですよ。

部下は必死になって営業をする。営業成績をあげるためにどんな努力でもするべきだ、と思われている。今の若い人たちはそんなに熱くなれない。

どこかで冷めている。ドライ。

だからこそ、昭和的な努力主義な社会である「不動産業界」においては駆逐されてしまうのです。

昭和的な努力主義が悪い、とは思っていません。実際、そういった方法で業績を伸ばしている会社も多く、どこぞのケンタクとか、パレスとか、そういったところは精神論をかざして業績を伸ばしていると思う。

最近だと、ナントカハウスもすごいよね。

だからこそ、別に完全に悪いことだとは言えない。

どこの企業でも「努力は大事だ」とか「必死になって頑張れ」という言葉くらいはかけるでしょう。

でも、その度合いがね。不動産業界はちょっと強いような気がしてしまう。だから、離職率が高いのですよ。昭和的な努力主義の中では、涼しい顔で頑張っていても、あまり良い顔はされない。

険しい顔をしながら、必死になっている姿こそが善だったりする。

そんな価値観の中で生きていくことができる人もいるのだけれど、そういう人は得てして「サイコパス的な人」だったりするんですよね。常人には理解することができないくらいに強く、精神的にも安定している。

そんな人たちだけが残るのです。

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休日でもかかってくる電話

 

不動産業界の営業マンには休みがあります。どこの企業でも休みがある。でも、休みの定義が少しだけ違うのです。

休み」と言っても、本当に休みなわけではない。会社に行かないだけで、お客さんからは電話がかかってくる。お風呂に入っている時にも「コールセンター」みたいなところから電話がかかってくる。

○○様から以下のようなお問い合わせがありました」とかもそうだし、直接お客さんからかかってくることだってある。

そうなると、気持ち的には全く休まらないのですよ。緊急性のある要件であれば、自宅から現場まで出向くことだってあります。特に不動産管理部門に配属された人とかはこの傾向が強いね。

  • トイレが壊れた
  • 水が出ない

そういう何でもないようなことで呼び出されてしまうのです。行ってみると、入居者側のうっかりだった、みたいなことも多いからつらいよね。

出勤している人が対応すれば良い、と思いますか?もちろんその通りなのですが、それだけだと回らないこともあるのです。

休みという休みが取れないからこそ、不動産の世界は離職率が高い。特に結婚している人なんかだと、奥さんからも嫌味を言われたりする。

そのうち精神的にもきつくなってきてしまい、30代前半くらいになってくると、「この仕事は長く続けるものじゃないな」と思ってくる。

そうやって、30代前半くらいで転職するのです。

30代で辞めていく人も多いし、中には数週間で辞めてしまう人とかもいたなあ。そういう人がザラにいるのですよ。

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ノルマが厳しい

 

不動産業界が厳しく、離職率が高いのは「ノルマが厳しいから」でもあるんですよね。どこの仲介会社でも、ノルマが厳しいところが多いと思うのですが、

これを「つらい」と感じる人だって当然いるものです。営業成績が良く、同期や上司よりも稼いでいるような人だっています。

 

ただ、仕事ができない人だと、ノルマの達成そのものが厳しくなってしまうものなんですよね。そうなってくると、「ああ、もう俺はこの仕事に向いていないのかな」と思うようになり、

辞めてしまう。こうやって離職率が高くなってしまうのです。

 

そして、なぜか周りの人間からも「俺が稼いだ分であいつの給料が出ているんじゃないか?」みたいに考える人も出てきたりして、

 

余計に居辛くなってしまうもの。プレッシャーや責任を感じ、辞めてしまう人だっているのです。売上を立てなければ、会社にとってはお荷物になってしまいますからね。

そう考えると、会社側が「ノルマ」を設定するのは当然のこと。当然のことではありますが、それがつらかったりするんですよね。

仕事ができない人とか当然いるし、私もどちらかというとそっちなので、辞めるのも仕方ないよなあ……。不動産業界の離職率が高いのは仕方ないことでもあるのかな、とも思う。

不動産投資家としては、長く続けて欲しいけどね。そうなんだけれど、何かつらそうな顔をしている人を見ると、かわいそうになることがあるよ。

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水瀬まりも
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月間30万人が読む「テトラエトラ」というメディアブログ運営/4つの会社の経営者、役員(人材会社、広告代理店、映像、不動産)/大学生の頃に父を亡くしビジネスの世界へ/前向きに生きることができる言葉を綴っていくよ。「ぼくのとらべる。」というYouTube旅チャンネルもやってるよ。