友達と飲み会を開くと、必ず話題にあがるのが、「上司の悪口」なんですよね。飲み会は楽しい場であって欲しい、と思っているのですが、
飲み会をストレス発散の場だと思っている人もいるので、上司の悪口ばかりの飲み会になってしまう事も多いんですよね。
でも、何だか私はそんな飲み会が「つまらないな」と思ってしまって……。
上司の悪口ばかり言っている人たちと飲んでも面白くないんですよね。
上司の悪口を聞いて得るものがない
上司の悪口ばかりの人と飲んでも、なぜ面白くないのか?というとね、これは何も得るものがないからなんですよ。
駅前に集まって、集合したらお店に向かう。居酒屋特有の薄暗いお店に入る。注文は「ビール4つ」と頼み、ビールが来る。
乾杯。
ここまでは良いのです。ここまではいつも楽しく過ごせるのですが、「上司の悪口ばかり」になってしまうのです、この後。
ビールが入ってきた時は「あああ、美味しい」と思うのに、ビールの泡と同じくらいの速度でつまらなくなってくる。
上司の悪口ばかりになると、結構その場にいる人が聞いてあげるんですよね。「大丈夫?どうしたの?」と。
確かに慰めてあげる事も大切だと思う。でも、上司の悪口ばかり言っている人って結局解決する気持ちはなくて、いつも悪口を言っているんですよね。
「攻撃する対象」を常に探している人だったりするのです。上司の悪口ばかり言っていても、仕方がないじゃないですか。
それよりも楽しい飲み会にした方が良くないですか?帰る時には「ああ、今日も悪口たくさん言えて気持ちよかった」と思うより、
「今日、この日から頑張ろう」と思えるような飲み会の方が素敵じゃないですか。その方が楽しいじゃないですか。上司の愚痴ばかり言っていても、
何も成長しない。明るい気持ちにもならない。ただ、「スッキリ」するだけ。それだけで良いのかな?そういうコミュニティも必要なのかな、と思ってしまう。
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じゃあ辞めれば良いじゃない?
友達とか、知り合いが上司の愚痴ばかりすると、こう思ってしまうのです。
「じゃあ辞めれば?」と。でも、そういう人って辞める事はできないんですよね。いや、そもそも本心では辞めたくないと思っているんじゃないかな。
本当に辞めたい、と思っている人は上司の悪口ばかり言う人ではなくて、電気をつけずに家の中で孤独に悩んでいる人だと思う。
だから、辞めたいわけではないと思うのだけれど、「上司の悪口」ばかり聞いていると、どうしても「さっさと辞めれば良いじゃん」と思ってしまうのです。
つらい事があったり、嫌だったら普通は逃げるじゃないですか。飲み会の場で「会社のここがいけない。あの上司がいるから悪いんだ」みたいな話をしていたって何も変わらない。
本当に嫌で、自分に能力があるなら、今の環境から抜けてしまえば良いだけ。それだけの話だと思うのです。
違うか……?
実際、私は辞めていますし、そういう人に出会ったら、言ってしまうんですけどね。「辞めれば良いじゃん。面倒臭い」と。
だってそう思ってしまうから。事情が色々あるのはわかるけど、つらいなら辞めるでしょ?嫌な逃げるでしょ?普通の事じゃない?と思うから、
親しい友人には特に厳しく言ってしまうかも。まあ、実際は辞めずに続けるんですけどね。上司の悪口ばかりを言っている日々がそのまま続いて、
何となく凌いで、定年を迎える、というのが一般的な流れじゃないかね。そんな感じなんですよ。
ああ……。上司の悪口ばかりの飲み会って考えれば考えるほどつまらない。もっと自由になれば良いのに。もっと生きたいように生きれば良いのに。
楽しい話をする人たちと一緒にいたいよね
上司の悪口ばかり言っていても、何の生産性もない。もちろん、飲み会に「生産性」なんて求める方がおかしいのかもしれないけれど、
せめて明るい気持ちで楽しい時間を過ごしたいじゃない?お酒が入ったら暗い話になる人があまり好きではなくて、
できれば楽しい話をして、楽しい時間を精一杯過ごしたい、と思うのです。
金曜日になると、少し早めに会社を抜け出し繁華街へ。気心の知れた友人と駅前で合流し、飲みにいく。そこで上司の悪口を言う。
何だか気分が晴れた。「どうにか次の週も頑張ろう」と思う。そんな日々の繰り返しだよね。
でも、それで楽しい?本当にそれで良い?
上司の愚痴ばかり言っている時点でさ、その仕事を続ける意味はないと思うのよ。誰にでも上司に対してイライラする瞬間はあると思う。
ただ、いつもいつも上司の悪口ばかり言っているようなら、根本的な解決をしないと意味がない。
そう思うのです。
楽しい飲み会の方が良いじゃない?笑っていられる話をする方が楽しいじゃない?
上司の悪口ばかり言っている人と飲みにいくのは何だか好きになれない。
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