上司とサシ飲みに行った事がある人っている?どのくらいいるのだろうか。これはきっと男性か、女性かでも違うと思うのだけれど、
私にはあります。上司とのサシ飲み。
きっと、勤続年数がある程度長くなってくると、サシ飲みを経験した事がある人もいると思うんですよね。それか新人の時とかね。
あると思うんですよね。でもね、それでも私は上司とのサシ飲みなんてNo, Thank You。
世代が違うからそもそも話が合わない
上司と部下ってそもそも年代が違うわけですよね。大きなジェネレーションギャップがある事が多いわけ。例えば、22歳の新卒と60歳の役員は何の話をすれば良い?
え?プリチャンの話でもすれば良いの?そんな事はないでしょ?プリチャンすらわからないだろうな。
バブルの時の話とか、後は何だろうな。その当時流行った漫画の話とか?そんな話をする事になると思うんですよ。
でも、そんな話をしても若い世代としてはつまらないわけですよ。もちろん、上の世代の人たちもつまらないよね。
上司とサシ飲みをするって基本的に難しいと思うわけ。上司とサシ飲みなんてもはや昭和的な価値観、風習だと思うんですよね。
今の人たちは「仕事が終わったら早く帰りたい」と思っている事が多い。職場の人たちとの関係性があまり良くなかったとしても、
そんな事は関係ない。とにかく職場の人たちとは距離を置いて、自分だけの時間を作りたい。アイドルを追っている人だったら、推しの動画を見ていたいと思う。
ゲームが好きならゲームをやっていたと思う。バンドが好きならスタジオに通いたい。
世代が違う上司とサシ飲みをして、むやみに疲れるなんて非効率的だと思ってしまうものなのですよ。昔の話とかされても困るわけだし、
上司と飲むならサシ飲みじゃなくて、普通に全体で飲めば良いだけじゃないかな、と思うわけ。わざわざ2人にならなければいけない事なんて基本的にはないから。
あるとしたら行きたくないしね。
最終的には説教になる事が多いのよ
女性社員を呼ぶ時には、説教なんてせずに「どんな人が好きなの?」とか「会社どう?」なんて事を聞いている上司たちも同性の部下とサシ飲みをする時には決まって説教になる。
これはどこの会社でも同じじゃないの?
下心がないと普通の会話ができないのかね。上司とサシ飲みに行くと、確かに最初は何でもない話になると思いますよ。
何だろうね。私の場合は釣りが趣味だったりするので、釣りについて聞いてきたりとか、後は何だろうな。フットサルとか?
そんな話になるわけ。でも、話題がなくなってきて、それと同時に上司も酔っ払ってくると、上司が「私の仕事論」みたいなものを話し出す。
これが何とも面倒臭い。
人は誰でも自分の仕事を「素晴らしい」と思っている。そしてそれを誰かに語りたいと思っているんですよね。
そんな時に最も良い標的が部下。できたらサシが良いよね。こんな感じで上司とのサシ飲みでは上司の自慢話から始まり、
最終的には説教になってしまうのです。
そんな飲み会誰が行きたいと思うのだろうか。新手のSMだと思えば多少は楽しめるのだろうけど、そんな余裕もない。
やっぱり上司とのサシ飲みなんてNo, Thank You.
説教をしないならまだ楽しい飲み会になるのだけれどね。むしろ説教をするなら酔っていない時にするべきであってですね。
はい。気の弱い上司ほど、酔った勢いで言いたい事を言うからねえ。私にはもう関係ない事だけれど、上司とのサシ飲みっぽい人を居酒屋で見たりすると、
「うわ、お疲れ様です」という気持ちになる。
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1人の時間を作ってあげた方が良いのよ
上司とサシ飲みするよりも、1人で過ごす夜の方が好きな人が多いんですよね……。私がそうだったから。
会社終わりの夕暮れ時に都心に出てみる。そこで場末感のあるカフェでのんびりと過ごしていたり、ブログを書いていました。
あの頃は上司とサシ飲みをする時間はただ苦痛だったし、「1人になりたい」という気持ちが強かったなあ、という気がする。
上司とサシで飲んで、「お前もつらいだろうけど、頑張れよ」みたいな事を言われて、「うう……。これからは頑張ります」みたいになる人もいるけれど、
私はそんなに素直にはなれなくて、ただただ1人になって、自分の作業をしたかったんですよね。わかってくれよ、当時の上司……。
上司とサシ飲みなんてしたくないし、1人で自分の時間を過ごす方が、今の世代にとっては大切な事なのです。上司とサシ飲みがしたい人だけすれば良いじゃない?
「上司に可愛がられたい」なんて思っている部下と飲んだら、きっと上司はもっと幸せになるよ。そうやって、達観してしまっていたんですよね。
蚊帳の外にいる自分、という感じだった。
今の世代には上司とサシ飲みしたい、なんて人はいないのです。どれだけ良い先輩でも、気を遣うから。
やっぱりね、上司とのサシ飲みなんてNo, Thank You.なのよ。
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