起業と経営

会社を崩壊させないために心がけている事を経営者が語るよ。

会社は崩壊しないものだと思っている人はたくさんいるかもしれませんが、会社なんて結構簡単に崩壊してしまうものです。

東芝やJALでも同じですが、たとえ大企業であったとしても、会社が崩壊してしまう可能性はゼロではないわけです。

 

どんな会社にもリスクがあっても、その中で行きているのが私たち経営者だと思う。でも、だからこそ会社を崩壊させないために日々努力しているんですよね。

 

どんな事を心がけているのか、そんな事について書いていこうと思う。

 

 

安定した収入源を確保する

 

安定した収入源って非常に重要になってくるんですよね。私は会社を経営する上で、「安定性」というものを重視しています。

 

例えば、100万円の物を仕入れて、300万円で売るようなビジネスがあったとします。確かに大きな利益になりますよね。

月に10件取れば、200万円の利益になります。しかし、会社を崩壊させないためには、こういったリスクのある事業よりも、月々安定的に入ってくる売上を重視しているのです。

 

例えば、月会費で入ってくるようなストック収入ですね。「この月はダメでこの月は良かった」という波が少ないビジネスを選択するようにしています。

売れたか?売れないか?で売上が変わってくるようなビジネス、変動の激しいビジネスにだって良い面はありますが、もしもそこで稼げなくなってしまったら、

後に残るのは社員の給料だけ。支払いだけが残ってしまうのです。そうすると、売上が上がらない中で支払っていく必要性が出てきますから、会社が崩壊する可能性が高くなると思っているのです。

 

会社を崩壊させないために、安定的な収益基盤を築いていく事が大切だと思うのです。

 

会社を大きくする事なんて実は難しい事ではありません。しかし、会社を安定化させるためにはきちんとした、安定した収益源が必要なのです。

 

ストック収入である事も大切な事ですが、取引先が大手である事も大切な要素ですね。大手だと、支払い期限をきちんと守ってくれるところが多いのですが、

中小企業だと、支払いが遅かったり、支払われないリスクだってあります。そういった点から考えると、大手と取引した方が安定するんですよね。

会社を崩壊させないためには大切な事なのよ。

関連記事:小規模企業共済のメリット・デメリットを実際に使っている私が解説。

 

お金を資産に変えていく

 

会社を崩壊させないためには、本業を安定させるのも1つの手段です。ただ、本業がもしもダメになったとしても、会社が崩壊しないようにしておくためには、

 

お金を資産に変えていく事が大切だと思っています。私の場合だと、稼いだお金を不動産に変えたり、ETFに変える事が多いです。

不動産に投資をすれば、減価償却費を計上する事ができるので、数字上では赤字にする事ができます。つまり、節税になるんですよね。

 

マクドナルドでもそうじゃないですか。マクドナルドもハンバーガーを売って得たお金で一等地を買っている。お金を本当の意味での資産に変えていく事が安定的な経営には重要なのです。

 

会社が崩壊しないために、「お金にお金を稼いでもらう仕組み」を作る事が大切。会社で稼いだお金で豪遊するような経営者もいると思います。

会議費とか接待交際費として計上する事ができるからね。でも、会社を崩壊させないためには、会社で稼いだお金を資産に変えていく必要がある。

 

私もコツコツと資産に変えていっていますよ。経営歴が長くなればなるほど、経営が安定するように、運用していけば良いと思うのです。

私の会社では、現金を資産に変えていっているからこそ、ここまで自由にやっているのだろうな、と思う。金銭的な余裕がなくなってきてしまうと、

会社自体も長期的な視野を持てなくなってしまいます。短期的に「どうすれば儲けられるのか?」を考えるようになるのです。

関連記事:コトラーの競争地位戦略から経営を考える。

 

未来への種を蒔いておく

 

会社を崩壊させないためには、目の前の事だけではなく、未来の事も考える必要がある。もしも私が従業員であれば、目の前の事をやっていれば良い。

例えば私が55歳だったとすれば、「あと10年持ってくれれば良いや」と思うでしょう。しかし、その考え方で経営すると、会社は崩壊する。

 

経営者なら、10年後、20年後、30年後、100年後を考えて会社を経営していく必要があるのです。時代のせいや、景気のせいしたからといって、

「じゃあしょうがないね」とはならない。どんな時代でも生き残る事ができる企業を作り出す事が大切なのです。

 

そのためには今のうちから種を蒔いておく必要がある。「将来はVRで会議をするような時代になるな」と思ったら、VR関連の事業に投資をしたりとか、

コンビニ店員はこれからいなくなる」と思えば、無店舗型のコンビニに必要とされるシステムに投資をするでしょう。

 

未来が現実になる前に、私たち経営者は種を蒔く必要があるのです。

会社を崩壊させないためには、未来への投資だって必要。「何の意味があるの?」と従業員からは言われるかもしれない。

周りの役員からも反対される事だってある。でも、必要な事なんですよ。

未来を想像し、投資していく。会社が存続するため、崩壊させないためには重要な事です。

 

これからも、面白いと思った分野には投資していこうと思います。日本だと下火だけれど、これからはe-sportsの分野も面白いな、と思っています。

余談でした。

では。

ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。