台湾に訪れた際に訪れてみたいのが故宮博物館。
現地ではとても有名な観光スポットです。
フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュに並ぶ世界四大博物館の一つです。
故宮博物館へのアクセス
最寄り駅は士林駅で、そこから路線バスを乗りついで行くような形になります。
電車の駅から少し離れているのが難点ですね。
そのため実際に故宮博物館を訪れている人たちもほとんどが車でした。
台湾ではタクシーも安くて安全に乗ることができるので、
もしかしたらバスに乗るよりもタクシーの方が楽かもしれません。
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有名な作品
約69万点以上の至宝を収蔵しており、展示も常時2万点以上されていて、
それが3〜6ヶ月ごとに入れ替えられているそうです。
すさまじい作品数ですね
全ての作品を見るためには10年以上もかかるそうですよ。
その中でも有名な作品が、翡翠に彫刻を施して作られた「翠玉白菜」と「肉形石」です。
本物の白菜が置いてあるだけのように見えるのですが、
翡翠の石を削り出して作られたのが「翠玉白菜」で、故宮博物館のシンボル的な至宝です。
清廉潔白、という意味の白菜の上に、子孫繁栄と多産を意味するキリギリスとイナゴがかたどられています。
意味を聞くとなんとなく理解できますが、白菜の上にキリギリスとイナゴ…なんだかちょっとあまり良い気分ではないですね笑
芸術って不思議だぁ笑
翡翠の石は緑が濃いほど値段が張るそうなので、実はこの翠玉白菜に使われている部分の翡翠の石はそこまで高価じゃない部分なんだそうです。
ただこの彫刻の技巧に、価値があるんでしょうね。
さらにこちらが「肉形石」
こちらも石でできているのですが、結構近づいて見てみても美味しそうな角煮に見えます笑
よくよく近づいてみると豚肉の皮の部分に当たるところには毛穴まで表現されているんです。
これはすごい。
なによりも石を白菜と角煮に見立てて作品にしようと思ったそのアイデアが面白いですよね。
私なんかはなんとなく原宿のカワイイ文化にちょっと近いような気がしてしまいます笑
目玉焼き柄とかハリボーピアスとかあるじゃないですか。
そういう感じと方向性が似ている気がしてきちゃったんですよね笑
比べものにならないくらい価値のあるお宝なわけですが笑
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館内写真撮影OK
館内はフラッシュ撮影と自撮り棒の持ち込みが禁止になっていますが
写真撮影はOKになっています。
白菜も角煮も、ちゃんと自分のカメラにおさめることができますよ。
綺麗だなと思う作品がたくさんあって、全て写真撮影OKなのは嬉しいですね。
やはり彫刻を施してある石の展示が多いなと感じました。
動物や幻の生物をかたどったものが多く、どれも本当に細かいです。
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めちゃくちゃ混んでいる
四大博物館ともあって、館内はめちゃくちゃ混んでます。
とくにやはり外国人観光客の方が多いな、と感じましたね。
ヨーロッパ系の外国人の方も大勢いたので、台湾はやっぱり観光するにも良い国だよな、と改めて思わされました。
しかし本当に混雑がすごいので、なかなかじっくり見て回ることができないどころか
一緒に行く人とはぐれないようにするのも大変です。
全てをじっくり回ろうと思ったら2〜3時間ほどは時間を見ておいた方が良さそうです。
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館内に休憩スペースあります
館内には
- 本館(第一展覧エリア)1階東側に閒居賦
- 図書文献ビル(第二展覧エリア)1階に富春居
- 至善園入り口の左側に至善園
とカフェやレストランがいくつかあります。
ちょっと休憩して飲み物を飲みたいだけだったので閒居賦に立ち寄ってみました。
入りやすいカフェで飲み物もリーズナブルでした。
ずっと飲みたかったタピオカドリンクを注文してみました。
故宮博物館ですが、確かに有名な博物館ではあると思いますし、お宝好きな方は行って楽しいと思います。
ただ私はもともと集中力もない方で、人混みも苦手なので結構疲れてしまいました笑
ベネチアのアカデミア美術館に行ったんだけどちんぷんかんぷんだった話。で書いたアカデミア美術館なんかにも行きましたが、すごく疲れた記憶があります笑
博物館好き、という方は台湾を訪れた際に覗いてみると面白いかもしれませんね。
では今日はこのあたりで。