自分を信じるって難しい事なのかもしれない。自分を信じる練習を私たちはしてきていない。先生に「今日は自分を信じる授業をやりますよ」なんて言われて教わったわけではない。
だから、苦手な人もいる。仕方ない。
でも、大人になればなるほど、自分を信じる事って重要になってくると思うのです。
何かを始める時、自分を信じる事ができるのか?できないのか?それだけでも人生は大きく変わるものだよ。
人生の岐路に立った時
人生の岐路に立った時、私たちは選択を迫られる。大きくわけると、「人と同じ道へ進む」のか、それとも「人と違う道へ進む」のか、という選択をする。
そんな時、私たちは何を持って判断すれば良いのでしょうか。例えば、絵描きになりたかったとする。周りはみなサラリーマンとして働くために就活を始めた。
そうすると言わずもがな不安になってしまう。「俺はどうすれば良いのか」と自問する。しかし、成功するのかどうか、なんて誰にもわからない。
夢は叶う、と思いたいけれど、絶対に成功するとは限らない。そうすると、もはや私たちの判断基準は、自分の「自信」しかないのです。
自分を信じる事ができていれば、自分の思った道へ進む事ができる。でも、もしも自分を信じる事ができなかったとしたら、
私たちはより一般的な選択をする事になる。この話の中だと、サラリーマンになる、という選択をするわけ。
自分を信じる事ができている人とできていない人とでは、大きな差が出て来てしまうのです。人間は基本的に臆病者。
私も臆病です。失敗が怖いと思ってしまうもの。
でも、だからこそ、そんな時に自分を信じる事ができるのか?という点が大切になってくるのですよ。いくら論理的に説明しようと思っても、人生には「変数」が多い。
変わってしまうものがたくさんある。つまり、不確実性の中で私たちは生きているのです。
そんな中、最終的に頼りになるものは「自分を信じる気持ち」なんじゃないかな?と思うのです。感情的な議論はあまり好きではないけれど、
自分を信じる事で、他人と違う道へ進む事ができるのです。
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私は自分を信じてBETした
私はサラリーマンを辞めました。最近は「サラリーマンを辞めてブロガーになった」みたいな人も多いからもうこんな話には価値がないのだけれど、
私は元々大学生の時に経営を始めて、1度就職した。そして、そこからまた退職し、またスタートしたのです。
でも、その当時、自分のやっている事業が軌道に乗るとは思っていませんでしたし、確信のようなものはありませんでした。
ただ、それでも、「自分ならできる」という自分を信じる気持ちだけは持っていたのです。自分を信じる事で私たちは不安な状況に打ち克つ事ができるんじゃないかな?と思うんですよね。
サラリーマンを辞めるという選択をする時には、やっぱり不安でいっぱいでした。不安な分、仕事も一生懸命やったけれど、それでも不安だった。
でも、自分を信じる気持ちだけはずっと持っていた。だから続けてこれたのかな?と思うのです。
思えば、これまでの人生で大きな脱線をする事はなかった。無難に中高一貫校に行って、無難に幸せな人生を送ってきた。
いや、人よりものほほんと生きてきたのかもしれない。だから、レールから外れた人生を歩む事に抵抗があったのかもしれない。
まあ、普通は抵抗を持つよね。でも、今では毎日が楽しいし、自分の生きたいように生きている自信があるのですよ。
自分を信じる事ができたから、今こうやってステージの上にいる。そんな感覚を持っているのです。
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自分の事くらい信じて、前に進もうよ
自分の事を信じるのは難しい事なのかもしれない。でも、自分くらい信じてあげたら良いと思うんです。別に成功しなくても良いじゃない。
もしかしたら失敗してしまうかもしれない。他人から笑われてしまうかもしれない。でも、それでもやりたい事だってあるでしょう?
本当に叶えたいものだってあるでしょう。
大切にしているもののために、自分を信じて向かっていく。これこそが人生じゃないかな?と思う。生まれてからこれまで自分と向き合ってきたわけじゃない。
そして、今はこうやって生きているわけじゃない。だったらそれだけで自信を持って良いと思う。自分を信じる事で恐怖がなくなっていく。
今までは「こうなったらどうしようか」と暗い未来を想像する事だってあったと思うけど、自分を信じる事ができるようになれば変わるのです。
1度切りじゃない?人生って。1人しかいないじゃない?自分って。だから、自信がなくても、怖くても、自分を信じる事が大切だと思う。
これまで何もうまくいかなかった人たちも、今日から自分の事を信じてみよう。何かを始める時、何かを決断する時くらいさ、
自分を信じてあげようよ。
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