普段から高いものを食べているわけではないのですが、今回は贅沢にも麻布にある「幸村」さんにお邪魔してしまいました。
たまの贅沢のために頑張っております!笑
三つ星レストランである麻布「幸村」さんですが、非常にわかりにくいところにあります。普通のお店のように、「ここです」という主張が全くない。
場所的には南北線麻布十番駅から徒歩5分以内の場所にあります。
訪問は2回目になるのですが、今でも迷ってしまいます。
麻布「幸村」さんは予約が取れない
という事で、麻布「幸村」さんに来訪させていただいたわけですが、予約が取れないお店なんですよね。私も1ヶ月前から予約していました。
佇まいからして「高級感が凄い」ので、入るのは少し勇気がいるかもしれません。予約する時には、メニュー等を伝える必要はありません。
そこからして高級感がしゅごい〜笑
その季節で美味しい「旬のもの」を出してくれます。
- 春は丹波(兵庫)の花山椒と牛肉のしゃぶしゃぶ
- 夏は美山(京都)の鮎
- 秋は松茸を鱧で包んだ炭火焼
- 冬は丹後(京都)の間人蟹
と行った四季折々のものを提供していただきます。
アンジャッシュの渡部さんも定期的に食べに来ているみたいですね。芸能人関係の人とか、経営者とかも結構多いお店なので、
誰かしらに会う可能性もあります。私もテレビに出ている方をお見かけした事があります。
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この日は花山椒のコースでした
というわけで、麻布「幸村」さんに入ってみたわけですが、この日は「花山椒の季節」です。前回の来訪時も花山椒の季節だったので、
また食べられるのか、と思うと、高まる。海外ではジャパニーズペッパーとも呼ばれている調味料。
順不同ですが、
個人的に好きなのが、「カラスミ(ボラ等の卵巣)の蕎麦」ですね。カラスミの蕎麦は前回も出していただいたのですが、やはり美味しいです。
カラスミを少しだけ残して、お皿に日本酒をついでもらいます。日本酒をついでもらって、カラスミと日本酒を一緒に飲む、という何とも乙なお料理。私、すごくお酒弱いんですけどねw
このカラスミの蕎麦は幸村さんから独立された「おかもと」さん(岡本さんが独立する際は引き止めがあったとか)でも出てきます。伝統の味ですよね。
見た目的にもすごく美味しそうで美しい!
穴子巻きも美味しいですね。麻布幸村さんのお料理では、お魚系のお料理も美味しいです。野菜に関しても、食材そのものの味を活かしていて、
何とも奥深い味。シンプルではありますが、どこか豪快さと斬新さがあり、何とも言えず美味しいのが「幸村」さんの凄いところです。
稚鮎は味がぎゅっと詰まっていて美味しかったです。
次は今回のメインである「花山椒のしゃぶしゃぶ」ですね。花山椒の時期はもう終わっているのかな?と思っていたのですが、
今年は入荷した量が多かったみたいで、私は来訪した6月にはまだやっていました。美味しいですねえ。
こんな感じのメニューでした。美味しい。美味しすぎる。
この花山椒の香りを嗅ぐだけで泣いちゃいそう!
料理長の幸村さんは京都の和久傳で修行された方です。お人柄も素晴らしく、「職人の世界って素敵だなあ」といつも思ってしまいます。
キャビアを仕入れているらしい
麻布の幸村さんは2つのフロアがあり、今回は上の階でディナーをしていたのですが、幸村さんは途中から上に上がって来てくださるんですよね。
お話ししていると、「モナコでキャビアを仕入れて来た」とおっしゃっていました。
モナコでキャビアって相当なパワーフレーズ。笑
モナコでキャビアを仕入れてきたとか、何か現実味がないけれど、面白そう。今回の麻布「幸村」さんは花山椒だったけれど、
次は、いや、いつかはキャビアも食べてみたい。キャビアというと、洋食に使うイメージだったのですが、和食にも使えるのですね。
どんなお料理になるのか、見てみたいです。
あ、あとね、最近はお皿にもこだわっていて「エルコーレモレッティ」というヴェネツィアムラーノ島(→ベネチアからムラーノ島へ行って、ガラス工芸を堪能してきたよ)のブランドを使っていました。
で、私も実際にムラーノ島に行ってモレッティさんとお話してきました。工房まで見せてくれて優しかったなあ。日本人でほとんど英語なんて話せないのになんか仲良くなりました。
こういう雰囲気のガラス製皿を幸村さんで使っていました。
このお皿はモレッティさんが作ったものですね。綺麗ですよねえ。うにが最高に引き立っている。
幸村さんに行く時には、お皿も見てください。素敵ですから。わざわざイタリアから買ってきていますから……。
食べきれなかった分はお弁当にしてもらいました。また、来訪させていただきたいです。では。
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