人間なんていつ死ぬかわからないんだよね。100年後かもしれない。10年後かもしれない。
もしかしたら長い時間、この世界にいる事になるかもしれないのだけれど、もしかしたら明日死ぬかもしれないんですよね。
何でもない日常を過ごして目を閉じる。でも、明日にはもう死んでいるかもしれない。
目が覚めたら「あれ?ここはどこ?」なんて言って、天国にいるかもしれないんだ。
だからこそ、私は明日死ぬかもしれないと思って、今を生きている。
当たり前にやってくる明日という日
明日という日は誰もが「来たるもの」だと思っている。でも、これは正しくはない。もしかしたら、明日死ぬかもしれないから。
交通事故に巻き込まれてしまうかもしれないし、突然病気になって死んでしまうかもしれない。
私たちの運命なんて誰も知らなくて、いつかある瞬間、この世界からいなくなってしまう。
そんな日がいつかはやってくるんですよね。明日死ぬかもしれない、なんて思いながら生きている人は少ないのかもしれない。
でも、本当は「明日ご飯でも食べよう」と約束したとしても、会えないかもしれないんだ。
「明日暇?」なんて聞かれたら、「なんも予定ないよ!会おう!」となる。もちろん、何もなかったら会えるわけですよ。
楽しくお酒でも飲みながら語り合う。
ただ、もしかしたら、明日にはもういないかもしれない。「ごめん。明日死ぬかもしれないんだ。」なんて言ってくる人はいないけど、
私たちの人生には「死」が常に内包されている。それくらい当たり前にやってくる日常は当たり前のものではないんですよね。
だから、私は明日死ぬかもしれないと思って生きているのです。明日死ぬ事になっても、何も後悔する事がないように、
精一杯今を生きている。そんな気がしているのです。
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明日死ぬと思ったら不思議と力が出た
いつまでも生きていられたら、それはそれで幸せなのだけれど、それではどうにも力が出なかったんですよね。
命が永遠に続くと思っていると、私が接するあらゆるものは新鮮なものではなくなってきてしまう。「またいつかできるから良いや」と思ってしまう。
何でもそうだ。「この土地には来るのは最後かもしれない」と思えば、不思議と大切なもののように思えて来る。
でも、そんな事を思いながら生きていたら疲れてしまうから、きっと私たちは「永遠は存在する」と思って、生きているような気がするんですよね。
ただ、私はそんな事なかったのです。「明日死ぬかもしれない」と思えたら、不思議と力が湧いてくる。本当に好きなものは何なのか?
本当にやるべきこ事は何なのか?
そんな事が簡単に見えるようになるのです。明日という日が当たり前のものではない。そう思ったら、皆さんは何をしてますか?
会いたくもない人に会うのかな?会社に行くのかな?
そんな事はないよね。明日死ぬのだとわかっていたら、自分が心からやりたい事をやると思うのです。私は私の気持ちをこのブログで伝えたい。
きっと、明日死ぬとしても、何かを伝えようとしているでしょう。
それくらい好きな事をやるべきなのです。もしも明日死ぬとしたら、どう生きる?どんな顔をする?
考えてみてください。明日死ぬと思えたら、きっと大きな力が湧いてくると思うから。何でもやってみたいと思えるようになるから。
だって、私がそうだったから。
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本当の自分で生きよう
私たちは生きていると、「世間的に正しい自分」や「周りが期待する自分」になろうとする。でも、私たちにはそんなに時間が残されていないのではないでしょうか。
明日死ぬとしても、他人が期待したような自分になるのでしょうか。なりませんよね。本来はなりたくないはず。
でも、社会で生きていく上で、自然と「誰かにとっての自分」を作り出し、違う自分。いや、アバターのようなもので生きているように思うのです。
本当に正しいのかな。それで良いのかな、と思ってしまうんですよね。もっと自由で良いじゃないですか。
明日死ぬと思う事ができれば、他人からの評価とか、嫌いな人の小言とか、そんなものはどうでも良くなる。「死」を前にして、私たちは「生」を感じるのです。
生きるって本当はとても楽しい事。毎日が楽しくあるべき。でも、そんな毎日にするためには、有限の命を意識する必要があるのです。
何をしたいの?人生でどんな事をやってみたいの?どんな国に行ってみたいの?
きっと、やってみたい事や行ってみたいところはたくさんあるはずです。そんな夢の1つ1つを実現するために頑張れば良いのです。
明日死ぬと思えば、何も怖くない。命の砂時計が消える前に、私たちは自分の意志を持って、前に進んでいく必要があるのですよ。
人生、1度だけです。本当に1度だけ。そんな人生を君はどう生きる?
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