人生に悩む君へ

与える人になる事が大切なんじゃない?

与える人になる事、出来ていますか?世の中には与える人と与えられる人がいると思うんですよね。

愛情だったりとか、物だったりとか、知識だったりとか、与えるモノに関しては様々な種類があると思う。そのどれもが受け取ったら嬉しいものではある。

 

ただ、私たちは「与える人」なのか「与えられる人」なのか、自分で理解する事ができていない場合も多いと思うんですよね。

 

でも、どうせ生きるなら与える人になる方が良いんじゃないかな。そう思うんだ。

 

 

与えられるモノで人は満足しないよ

 

与えられる事で幸せになると私たちは思っているはず。私だってそう思っていました。他人から愛されたりとか、モノをもらったりとか、

与える人から与えられる人である私が「何かをもらう事」によって、幸せを感じる事ができると思っていたのです。

嬉しいは嬉しいよね。例えば、女性だったらシャネルのバッグをもらったりしたら、「おお!得をした!」くらいに思うじゃないですか。

男性だったらそうだな……。単純に100万円とか1000万円とかね、例えばもらえたら嬉しいじゃないですか。

でも、それは違った。与えられると、確かに「幸せな気持ち」にはなる。でも、その幸せには天井がないのです。

 

Aというものをもらったとする。すると、次回は「A+」くらいのものでないと、満足する事ができなくなってしまうものなんですよ。

 

A+のものをもらってしまったら、今度は「A++」のものをもらう事でしか満足する事ができないのです。与える人になるよりも、

与えられる側になる方が、何となく幸せになれるような気がしていました。でも、それは違ったのです。

 

いくら与えられても、私たちが満足する事はない。私たちの欲望が尽きる事はないのです。

モノなり、愛情なり、何かをもらうことができれば、その時には嬉しいよね。その一瞬だけは嬉しい。

そうなってしまうと、与えられただけでは満足する事ができない。

 

むしろ、何も与えられない状態が続くと、それだけでストレスになってしまうのです。与える人になる事の方が大変だと思っていました。

与える人の方が、ずっと苦労をするものだと思っていた。でも、与えられる人になったところで、私たちの心が幸せになるわけではないんですよね。

 

私たちの心は与える側にいる時の方が、幸福な状態を保つ事ができるのですよ。

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全てを捧げよう

 

与える人になった方がきっと私たちは幸せに生きる事ができると思う。別にどんな事でも良い。彼氏や彼女に「好き」という気持ちを伝える。

友達の誕生日にプレゼントを持っていく。

 

モノでも気持ちでも何でも良い。与える人になる事によって、私たちは幸せになる事ができるのです。

 

与えられる人の方が一見幸せには見えるのだけれど、そんな事はない。だってさ、例えば宝石を誰かにプレゼントしたとしても、自分は目に見える「何か」を得てはいないじゃないですか。

物理的に損得勘定で考えると、何ももらっていないからむしろ損をしている。そう思いますよね。

でもね、そうじゃないんですよね。本当は与える人になる事で、私たちは幸せになる事ができるのです。

 

相手に尽くす時には、特に「この時に尽くさなければいけない」というわけではありません。自分が尽くしたいと思った時に相手に尽くせば良いのですから。

 

楽なんですよね。そして、与える人になる事で私たちは「相手に喜んでもらえた」と思う事ができるのです。最悪、喜んでもらえなくても良い。

 

私たちは自分のために何かを頑張る事よりも、他人のために頑張る事の方が楽しいものなのです。与えられる人だって最初は幸せを感じる事ができると思う。

 

でも、「愛されたい」と思う事で疲れてしまうのも自分自身だと思う。与える人になるのであれば、相手の感情なんて関係ない。

 

自分が相手の事を好きだから、何かをしてあげたいと思うのであって、相手には何も求めていない。

 

そんな状態の方が楽だと思うし、生きていて楽しいと思うんですよね。与える人になる事は難しい事のように思える。

 

与える人になると、損をしてしまうような気さえしてしまう事だってあるよね。でも、そんな事はないのです。

 

与えられる人ではなく、与える人になる事によって、私たちは今よりずっと生きやすくなるのですよ。

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少しずつで良いから与えられる人へ

 

少しずつで良い。少しずつで良いから与えられる人から与える人になろう。与える人として生きていった方が生きていく事自体が楽しくなると思う。

 

確かに、私は与えられた事によって幸せを感じた事がある。自分がつらい時に助けてくれた人たちだってたくさんいる。

今生きている人にも生きていない人にもたくさんの愛情をもらって生きてきたように思う。

 

でも、だからこそ今度は与える人になる事が大切だと思うのです。私はもう私の人生でたくさんの人たちから愛情をもらってきた。

だからもういらない。今度は私が誰かに愛情をあげる番だと思うのです。

 

中には愛情を受けてこなかったと思っている人もいるだろうけど、私たちは生きているだけでたくさんの愛情をもらっているはず。

 

電車で席を譲ってもらった時、友達に誕生日を祝ってもらった時。些細な事かもしれないけど、私たちは日常生活の中でたくさんの愛情を受け取っているものなのですよ。

 

誰もが愛情の中で育ってきたのです。では、次はどうするのか?

 

次は私たち自身が与える人になるべきだと思うのです。与える人になった方が本当に気持ちが楽になる。自分の事だって好きになる。

 

そんな生き方をしてみれば良いんじゃないかな。

誰かから愛情をもらったり、誰かからモノをもらったり、誰かからお金をもらったりする度に私たちは少しだけ「幸せのようなもの」を感じる。

でも、それはね、長くは続かない。その時だけのものなんだよね。

だからね、本当は与えた方が良いのよ。もしも「幸せな気持ちになりたいな〜」なんて思うなら、逆に与えてみたら良いと思います。

与えられることだけが幸せじゃないんよね。そんなことを思ったよ。

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ABOUT ME
まりも
まりもだよ(o'ー'o)ワーキングホリデービザでウィーン在住(2022年〜)の29歳。中高6年間男子校で生活。海外をふらふらしながらなんだかんだ生きています。応援は「アマゾン欲しいものリスト」からお願いします。