職場は仕事の場なので、もっとクリーンなものなのだと私は思っていました。就職するまではね。
でも、意外とそんな事もなくて、職場には人間臭い「妬み」とかもあったりするんですよね。皆さんの職場にも妬まれている人っていると思うし、
もしかしたら自分が相手の事を妬んでいるかもしれない。でも、職場での妬みなんて必要なのかな?と思うんですよね。
職場の人同士で妬みを持っていても、何の意味もないと思うのですよ。
あの人は上司に好かれている
この手の話は多いんですよね。上司だって人間ですから、好き嫌いがあるわけですよね。
「この部下は好き」だけれど「あの部下は嫌い」と言った感じで優劣をつけてしまうのです。本来は正しい事ではないはず。
でも、上司だって普通の人間ですから、嫌いな人と好きな人はいるものなんですよね。ただ、周りの同僚が好かれていると、
職場で妬みを持ってしまう人だっているもの。
「あの人は〇〇部長から好かれているから。」という言葉を言う人が出て来てしまうものです。優劣をつけていないつもりでも、
人間は自然と好きな人にはそれなりの態度をしてしまうし、嫌いな人には「嫌いです」という態度を取ってしまうもの。
これは仕方のない事なのだけれど、職場だとこれが妬みに繋がってしまうものなのです。たとえば昇進したとしても、
「あの人は好かれているから上がる事ができたんだよ。仕事はできないのにね。」と言った感じで陰口を言われてしまう事だってあるのです。
怖いものですよね。でも、これが現実。人間というものはそんなに綺麗な心を持っていない事が多い。特に「会社」という競争社会の中では、
どうしても妬みの感情を持ってしまう人はいるものなのです。
上司に好かれる事は良い事なのですが、それが裏目にでて辛い目にあっている人もいるんですよね。なんですかね、面倒臭いですよね。
昇進するだけで妬み人たちもいる
職場には昇進するだけで妬むような人だって当然いるんですよね。サラリーマンをやっていた事がある人ならわかると思いますが、
社長と違って、社員は物凄く役職を気にするんですよね。
課長なのか?部長なのか?という事だけでも物凄く気になってしまうものなんですよね。それがサラリーマンの楽しみでもありますから。
ただ、同期の中で1人だけ昇進が早かったりすると、職場で妬みの対象になってしまう事があるのです。
同期と言っても、仕事ができる人とか、上司に好かれるような人は他の人よりも上に上がっていくのが早い場合があるんですよね。
「あいつもうマネージャーなの?」とか「あいつもう課長補佐になったの?」みたいな感じで、周りには抜きん出た人たちが出てくるのです。
もちろん、これは嬉しい事でもある。だから、「良かったねえ」なんて祝福してくれる人もいるのだけれど、昇進する事自体を良く思わない人だっているんですよね。
「なんてあいつだけ昇進するんだよ」と内心では疑問を感じてしまうような人だっているのです。
紐を解いてみると、これは職場の妬み以外の何物でもなく、単純に相手の事が羨ましくなってしまっただけ。そんな事がよくあるのです。
職場での妬みは昇進時に増幅されるものじゃないかな。結婚した人とか、妊娠した女性に対して妬みを持つような人もいるけど、
会社全体で考えた時には、昇進に関する事で妬みを持つ人が多いような気がしています。
自分のために働く事ができれば良いね
職場で妬みを持ってしまう人っているけど、妬みを持ってしまうのは自分自身のために働く事ができていないからじゃないかな?と思う。
同僚とか上司と自分を比べる必要なんて本当はどこにもないはず。自分がどう思うのか?で動けば、別に他人なんて関係ないわけだから。
職場で誰かが好かれているとか、嫌われているとか、昇進したとか、どうでも良いじゃないですか。誰もが心から楽しいと思える仕事を自分のためにしているなら、
職場で妬みを持つ事なんて自然となくなってくるものですよ。会社は競争社会になっている。だから、無意識の内に「見えない誰か」と競ってしまうのかもない。
でも、職場で妬みを持ったまま働いていても、何も楽しくない。「自分」という個人感覚の完結する事ができれば、何も思わないのです。
もっと自分のために働いて欲しい。そしたら、もっと平和になるんじゃないかな。職場での妬みって怖いし、妬まれた方は会社に行く事でさえも嫌になってしまうものですよ。
妬んだからって何かが変わるわけでもない。足を引っ張ったからって自分に良い事が起こるわけではない。
だったら、もっと自分の中で完結した方が良いのです。
もっと働きやすい世の中になるように、もっともっと誰もが素敵な働き方ができるように。
そう思って書いてみた。