子供の自分はどんな子供でしたか?きっと覚えていない人もいると思うんですよね。
歳を重ねる度に、私たちは「大人にならなければいけない」と思うようになります。でも、本当に大人になる必要はあるのかな?なんて思うのです。
子供の頃の自分を思い出してみたら、実は子供の頃の自分の方が自由に生きていたと思いませんか?
良いんですよ。子供のままで。ずっと子供でいても良いのです。
砂場で遊んでいたあの頃
皆さんは子供の頃にどんな遊びをしていましたか。きっと多くの子供は砂場で遊んでいたんじゃないですかね。
子供の時の自分は、学校から帰ってきたらすぐに公園に向かい、友達と一緒にドッジボールをしたりとか、
公園の遊具で遊んだりとか、砂場で遊んでいたんですよね。
そんな毎日に何か意味があるのかと言うと、そういうわけでもないのですが、なぜだか楽しい毎日だったと思うんですよ。
皆さんが子供の時もきっと同じように公園で遊んでいたんじゃないかな。夕暮れ時のチャイムが鳴ったら、
「お母さんに怒られるからもう帰らなくちゃ」なんて思っていましたよね。
来る日も来る日も公園で遊んで、服とかも汚れたりしたけれど何も気にせず遊んでいて、あの頃は本当に楽しかったなと思います。
最近皆さんはいつ砂場で遊びましたか?ちょっと大人になってからは砂場で遊ぶことなんて全くなくなってしまったことでしょう。
飲み会に行ったりだとか、ボーリングやカラオケに行くことはあっても、「今日は砂場で遊ぼうぜ」なんてことにはなりませんよね。
砂場で遊んでいたあの時の記憶を覚えていながらも、私たちは今の年齢にあった遊びを楽しんでいるんじゃないかなと思います。
でも、子供の頃の楽しかった記憶とか、子供の頃にワクワクした感覚とか、そんなものが今の大人達にも必要なんじゃないかなと思うのです。
夢しかなかった
子供の時の自分は夢しかなかった。砂場で遊んでいるときも、明日は何をして遊ぼうか?とひたすら考えていた子供だったように思います。
きっと皆さんも同じです。
子供の時の自分は、大人になった後の自分と違って打算的ではありません。
大人になってしまうと、生活のことを考えたり結婚のことを考えたりして、自分の意思とは違う行動をとってしまうことだってあるんですよ。
でも、昔はみんな子供だったわけで夢しかなかったような時代だってあるんですよね。
明日という日が来るのが待ち遠しくて、ただひたすらに未来が楽しみにしていたと思うのです。
今のみなさんはどうでしょうか?子供の頃は楽しかった週の始まりである月曜日がいつのまにか楽しくない日になっていて、
「今日からまた一週間が始まるのか」と暗い気持ちになることだってあるんじゃないですかね。
だからこそ、もう一度思い出して欲しい。私たちは子供の頃何も持っていなかった。
地位だって名誉だって何もなかった。子供の頃に友達と集まって年収の話をすることなんてありましたか?
ないですよね。子供の頃の私たちは何も持っていないからこそ、何かを失う怖さを持っていなくて、
子供の時の自分は、未来だけを考えて、楽観的に生きていたと思うんです。
大人になれば考えなければいけないことが多いのかもしれない。大人になったら色んなしがらみがあるのかもしれない。
でも、子供の時の自分を少しだけ思い出してみるのも悪くはないんじゃないかな。あの時の自分がどんな子供だったのか?
どんな生き方をしていたのか?何を楽しんでいたのか?
そんなことに思いを馳せてみたら、きっと見えてくるものだってあると思うんです。
子供のままで良いんだよ
大人になってからも実は人間って何も変わっていなくて、子供のままの心を持っている人が多いように思うんですよね。
子供の頃はわがままだったけど、大人になってからは変わったなんてことはなくて、
人間は大人になれば理性によって自分を押さえ込んでいるだけなんですよ。自分の生活のことを考えたり、親のことや結婚を考えたりして自分の行動を制限しているのです。
でも、そんなに急いで大人になる必要なんてあるのかなって思ってしまいます。
大人になれないんだったらそれでもいいじゃない。大人になりたくないならそれでもいいじゃない。
私たちは大人にならなければいけないわけではないんですよね。社会は「大人になりなさい」と求めてくるけど、それに従う必要はないのです。
子供の時の自分はもっと純粋に何もかもを楽しんでいた。それで良いじゃないか、と思うのですよ。
私は同じです。ずっと大人になれない。でも、だからといって困る事はない。人生を自分なりに楽しんでいる方だと思う。
子供の時の自分が好きなら、それで良い。
大人にならなくても良いんだよ。
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