転職したいと思っているけど、何がしたいかわからない人っているんじゃないかな。転職をしたいと思っている人は世の中にはたくさんいる。
理由は色々ありますよね。
上司との関係性だったり、何となく合わないという漠然とした理由だったり。ただ、転職したいと思っている人が多い一方で、
転職はしたいけど、何がしたいかわからないという状態になってしまう事が多い。だから、結局は転職をしないまま、ずるずると時が経過してしまう事だってあるのです。
「転職したいんだけどなあ。もう5年も経ってしまった」みたいな事はよくある。
じゃあ、何を考えれば良いのだろうか。今回は会社を辞めた経験を持つ私が書いていきたいと思う。
自分が1ヶ月の間、何をしていたのか?を考える
自分が1ヶ月何をして生きて来たのか、皆さんは意外と覚えていないものなんですよね。飲み会に行っていたりする人もいれば、
ゲームをやっていた人もいるでしょう。でも、転職したいけど、何がしたいかわからないのであれば、1度考えてみて欲しいのです。
1ヶ月の間、何をしていたのか?を考えると、自分の好きなものって見えてくるんですよね。写真が好きな人は写真を撮りに行っているだろうし、
旅行が好きなら旅行に行っている。
ご飯が好きなら、自分で評判のレストランを探している。つまり、私たちは無意識の内に「好きな事」を日常の中に取り入れているのです。
何も「食べる事が好き」だから「飲食店」というわけではありません。飲食店のコンサルをするような、ぐるなびのような会社でも良いし、
飲食店の内装を考えるディスプレイ会社でも良いでしょう。転職したいけど、何がしたいかわからないのであれば、
自分はどんなものに日常の時間を使っているのか?投資しているのか?を考えるべきなのですよ。
私の場合、学生の頃からとにかくブログを書いていました。当時はバンドをやっていたので、バンドのブログを更新していました。
そして、今はブログで生活しているのです。好きと時間は比例する。だからこそ、転職したいけど、何がしたいかわからない人は、自分自身の生活を振り返ってみれば良い。
関連記事:転職したい理由を考える時に大切な事とは?
バイト時代、何をしていたのか?を考える
バイト時代も大切ですよね。大学生の時には、誰しもアルバイトをするものだと思います。飲食店でアルバイトをする人もいれば、
個別指導塾で先生として授業をしている人だっているでしょう。
その時代を思い出せば良いのです。
バイトを選ぶ時には、自分で意識していなくても、「こんな仕事は嫌だな」と思って、様々な仕事を避けてきたはず。
同じように、バイト先を選ぶ時には「このバイトはここが自分に合っている!」と思って、選んだはず。
だからこそ、昔のバイト時代の事を考えてみれば良い。なぜ飲食店のバイトを選んだのか?なぜ個別指導塾の先生のバイトを選んだのか?
なぜ本屋のバイトを選んだのか?全てに理由があるものなんですよ。
「楽そうに見えただけだよ。」なんて人もいるかもしれませんが、「楽そうに見えたから応募した」のであれば、「楽」を基準に転職先を選べば良い。
私たちの行動というものは、常に私たちが選択したものです。たとえ過去の記憶であったとしても、そこには「個々人の意思」が内包されている。
それを1つ1つ紐解いていけば、転職したいけど、何がしたいかわからない状態からは解放されると思うんですよね。
転職したいけど、何がしたいかわからないと思っているかもしれない。でも、過去の自分を振り返ってみると、意外と簡単に答えが見つかる事があるんですよね。
考えれば答えが出る事は多いのですよ。
最後の瞬間、何をしていたら嬉しいのか?
私たちは、生きていると、「最後の瞬間が来る」という事を忘れてしまいがち。でも、私たちは生物として生まれてきたわけで、
いつかは消えてしまう存在なんですよ。
では、最後の瞬間、何をしていたら楽しいのか?それは世間が言う「仕事」のようなものではないかもしれない。
旅行をしていたい、家族と過ごしていたい。
様々な思いがあるはず。だからこそ、そんな思いを大切にすれば良いと思うんですよね。
転職したいけど、何がしたいかわからないなら、自分にとっての「最後の瞬間」から逆算していけば良いのです。
何をしていたら後悔しませんか?何をしている自分が好きですか?
そうやって考えていくと、答えが出ると思うのです。
私は、最後の瞬間も「自分の気持ち」を誰かに伝えたい。だからこそ、こうやってブログを書いているんですよね。
それが今では仕事になっている。でも、私にとっての「答え」が誰かにとっての「答え」ではない。
それぞれになりたい自分や、やりたい事がある。それで良いのです。
いつかは終わってしまう人生の中で、どんな人生を想像しますか?