仕事って真面目に取り組まなければいけないものだと思っている人が多いし、実際、世の中には「仕事に真面目に取り組むべきだ」という論調の記事がたくさんありますよね。
でも、仕事なんて適当なくらいがちょうど良かったりするんですよね。みんなちょっと頭を冷やして欲しい。笑
「仕事が適当な人間はくだらない!」と言われようが、私は自分のためにも仕事って適当なくらいがちょうど良いと思うのです。
え?違う?いつからみんなそんなに真面目になったん?
何も言われなくても頑張ってしまうのがサラリーマン
これは私がサラリーマン時代に感じた事なのですが、
仕事となると、どんなに性格の悪い人でもかなり几帳面に取り組む傾向があると思うんですよね。
「仕事はきちんとこなしていかないといけない」という意識が非常に強いのです。
誰がそんな素晴らしい教育をしたのでしょう。すごいですよね……。ちなみに戦後の復興期の経済成長時には「エコノミックアニマル」と日本人は呼ばれていたんですよね。
それだけ貪欲に経済成長を求めていたということですね。
そんな時代もあったということです。でもね、今¥だからこそ、仕事なんて適当くらいがちょうど良いのですよ。私たちは何を言われなくても、地道に頑張って努力をしてしまう真面目な生物です。
仕事ができない=人間としての魅力がない、という認識を持っている。だから、私たちは仕事だけはきちんとこなそうとするものなんですよね。
非常に真面目なのです。他人からの評価も気にしてしまう……。
でも、「仕事は適当で良いや」と思って取り組めば、精神的にも身体的にもちょうど良い具合に働く事が出来るんですよね。
確かに、生真面目な上司は皆さんが適当に仕事をしていると、「もっとちゃんとやりなさい」とか「もっと真面目にやれ!」とかって言ってくると思いますが、
そんな言葉を気にする必要なんてないのです。私がサラリーマンの時なんて、本当に手を抜いていました。上司に何と言われようとも、
「ちゃんとやってます」というフリだけしといて、仕事は適当にこなしていたんですよね。NHKプロフェッショナルのような「かっこいい大人」になりたいとは思っていたけれど、
もしも、皆さんがサラリーマンだったらそんな必要はないと思う。私は不動産業とか、ブログとか、自分で自分自身のビジネスに取り組んでいるからこそ、頑張るのですが、
サラリーマンだったら、別にそこまで頑張らなくても良いと思うんですよね。仕事は適当なくらいがちょうど良いんですよ。
手を抜いて、自分の心が楽になる程度に働いていれば良い。命を大事にした方が良いよ、本当に……。
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適当な人の方が長く続くよ
私は周りを見ていて思うのですが、仕事をある意味で適当にこなしている人の方が、仕事が長続きする傾向があると思うんですよね。
細く長く……というか。千切りのように、というか……。
真面目な人って最初は良いのですが、だんだんと精神的に辛くなってきてしまい、結果的には辞めてしまう事が非常に多いのです。
真面目な人は社内で評価されるよね。特に直属の上司からすれば、「可愛い部下」になりうつ存在。でも、辞めてしまうことも多いのよ。
上司が求める「可愛い部下」なんてものは本当は存在しないのだから。笑
確かに、真面目に取り組む事は大切な事だと思います。
そして、真面目に取り組んだ人は、上司から「君は本当は真面目だね。期待しているよ!」と言われる事だってあるでしょう。
しかし、そういう人に限って、「あの、辞めます」と突然退職してしまう事が多いのです。
真面目じゃないですよ。本来は。だから、頑張らない方が良い。頑張っても疲れてしまうだけですから……。
私だって、いつもちょっとだけ真面目な文章を書いていたりもするけど、基本はダメ人間です。何も出来ません……。朝は起きられないし、意志を貫くこともできない。
良い意味で手を抜いている人っていうのは、どこかで精神的なバランスを取るのがうまくて、自分をきちんとコントロールしていると思うのです。
だからこそ、多少大変な会社だったとしても辞める事が少ないんですよね。
仕事を適当にこなす、なんて言うと、だらしない感じがしてしまうと思います。でも、それで良いのですよ。仕事は適当なくらいがちょうど良くて、
長く続いている人ほど、どこかで適当なところを持っているものなのです。上司から「出張の時のホテル取っておいて」と言われた時も、
「はい!」と言っておきながら、実は忘れている。それくらいで良いんだよ。あ、これ私のことですよ。笑
気が利かない部下にイライラする上司が嫌いだ。でも書いているけど、上司に気を使うと疲れちゃうし、面倒だし。笑
いつまでも「失念しておりました」と言っていれば良い。
私もある程度「適当にこなしている」からこそ、あらゆる事に関してストレスを感じていないと思っています。
何事も完璧にこなしていく事なんて出来ません。ある意味で人間らしく、だらしない部分があっても良いのです。
真面目だけでは、生きづらいですよ。適度に楽をしましょう。手を抜きましょう。
一生懸命仕事をするために、あえて、あえてね?手を抜いちゃいなよ。笑
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相手に求めるものも小さくなる
仕事をある程度適当にこなしていると、部下等の他者に対しても優しくなる事が出来ると思うのです。
自分が完璧に仕事をしていればいるほど、相手に求めるものだって大きくなってしまいます。
「俺は完璧に仕事をしているのに、なぜお前は出来ないんだ?」
そう思ってしまうのです。
そうなってくると、会社の中での人間関係が悪くなってしまうし、部下が辞めていってしまう事だってあるんですよ。
職人的な組織においては、仕事を適当にこなす事が許されないのかもしれないけれど、サラリーマンの多くは「職人的な仕事」ではないはず。
だからこそ、仕事は適当なくらいでちょうど良かったりするのです。
私にも仕事を適当にこなす事が出来ない時期がありましたが、あの頃にはきっとたくさんの人を傷つけていたと思うし、自分の精神にもあまり余裕がなかったんじゃないかな。
「自分は頑張っているんだ!!」という気持ちが強ければ強いほど、相手に対して多くのものを求めてしまうものなのです。
あの頃のみんな、ごめんね……。何か謎の努力を強要していたような気がするよ。
だからこそ、今のようにゆったりと、ほのぼのと仕事をしていた方が良いのですよ。肩肘張って頑張る事で得られるものももちろんあります。
努力をする事だってそれなりに大切な事だと思います。でも、たまには仕事なんて適当に済ませてしまえば良いじゃないですか。
たまには「風邪引きました」と嘘をついてディズニーランドに行けば良い。
もっと楽になっても良いじゃないですか。
仕事って適当なくらいがちょうど良かったりするものですよ。
私なんてのび太くんに負けず劣らずの弱さですから。あ〜、記事も書いたし、休もっかな。笑
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