私、よく言われるんですよ。
「お前って何に関しても、なんで根拠のない自信を持っているの?」って。私は特別な事ではないと思っていたのですが、
どうやら世間の人たちは自信がない人が多いらしい。別に私だって自信があるわけではない。容姿に自信があるわけでも、性格に自信があるわけでもない。
でも、「自分なら出来る」という根拠のない自信はあるんですよね。ただ、根拠のない自信を持って、誰かと話していると、
「根拠のない自信だけじゃダメだよ」とかって言われる事があるんですよね。きちんとした根拠を持って何事もm取り組まないといけない、とか。
なんだそれ?って私は思うのです。
起業する時に根拠なんてなかった
私は根拠のない自信を持つ事は良い事だと思っているんですよね。それはなぜか?
「新しい事に挑戦する限り、説明出来る自信を持つ事は出来ないから」なんですよ。起業する時に「根拠があるから起業する」という人がどれだけいるのでしょうか?
もしもそんな事を言っている人がいたら、ほとんど嘘だと思う。
本当は根拠のない自信だけを持って起業した、という人がほとんどじゃないかな?と思うんですよね。根拠のない自信をバカにする人ってたくさんいるんですけど、
そういう人って、きっと挑戦した事がないんですよ。いつも何かのコミュニティに属していたり、何かを保証されていたり?
でも、起業する時には、新しい事を始める時には「根拠」なんて何もないのです。
根拠のような事はあるかもしれないけど、そんなものはすぐに崩れ去る。結局は勇気を持って、自分を信じ続ける事が出来るのか?というところなのです。
だから、根拠のない自信を持っていない人はいつまで経っても挑戦しないのです。安全地帯にいるだけで、ステージには決して上がってこない。
そういう存在だと思うのです。
根拠のない自信って実はとても大切な事なんですよ。
安全地帯から何を言っても、ダメなんです。何かに挑戦する時には、根拠のない自信だけを海図にして進んでいくしかないのです。
根拠がないから努力する
根拠のない自信を持つ事は大切だと思いますが、別に根拠のない自信を持っているからといって、「努力をしない」というわけではありません。
「俺は成功すると思うんだよね!」と言いながらも、何も努力をしないのであれば、成功するわけがありませんからね。
でも、根拠のない自信から起業したりして、何かに挑戦した人であれば、努力をしていると思うのです。
「お前って根拠のない自信だけはあるよなあ」と言ってくる人たちはただの傍観者であって、彼らが何か頑張る事の方が少ないのです。
「根拠のない自信を持たない自分たちの方が偉いんだ!まともだ!」と思いたいのでしょうが、彼らが成功する事はありません。
だって、いつまでも「これは危険だからとりあえずここで頑張る」と言って、行動を起こさないのですから。大人になってみればわかります。
学生時代「起業する!」と言っていた人たちのほとんどが「サラリーマン」になってしまうという事を。根拠のない自信を持っているって実はとても重要な事なのです。
根拠のない自信があるからこそ、私たちは挑戦する事が出来るのです。根拠のない自信がなければ、私たちは未来に怯え、将来の家計を考え、何も出来なくなってしまうものなのです。
皆さんが所属しているような会社も「根拠のない自信を持った社長が作った会社」かもしれませんよ。実は、皆さんの「根拠のない自信号」のクルーだったりするんですね。はい。
自分たちがバカにしていた「根拠のない自信を持った人たち」によって作られた会社から給料をもらって、生活をしているのです。
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生きている間はステージに立とうよ
周りから「根拠のない自信だけはあるな!あはは!」なんて言われる事ってあると思う。でも、そんなひどい事を言われた時がチャンスなのです。
世の中で成功するような人は世間的には常に「少数派」です。世の中の人たちから「あの人はおかしい」と思われているくらいが丁度よかったりするんですよ。
だからこそ、根拠のない自信を持っている人はステージに立ち続けてください。そして、根拠のない自信を実績に変えてください。
私も根拠のない自信を持っていたからこそ、今こうやって企業経営を続けてこれているような気がするんですよね。
もしも私が「自分に出来る事なんて何もない。くだらない人間だ。」と感じていたとしたら、私は会社なんてやっていなかったでしょう。
もしかしたら死んでいたかもしれない。でも、私を含めて根拠のない自信を持ち、実際に挑戦している人たちは、ステージに立ち、
1つずつ自分の目的を実現していっていると思うのです。生きている間のほんの少しの間だけ、私たちは精一杯輝いていれば良い。
根拠のない自信しかなかったとしても、それでもステージに立ち続ければ良い。挑戦する事が人生の醍醐味だと思うから。
生きている限り、誰にも見えない心炎が燃え続けている限り、私たちはステージに立つのです。